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本書の内容

『全國神職會會報』総目次　テキストデータ

本総目次データは、『『全國神職會會報』総目次』（神社本庁教学研究所　編集・発行　平成19年6月30日）を底本として、テキストデータ化したものである。
『全國神職會會報』（明治32年8月～大正6年12月、全265号）を研究用史料として、より広く深く使うためのツールとして利用されることを願い製作した。
本テキストデータ作成をお許し頂いた神社本庁総合研究所様に御礼申し上げます。、

令和3年4月20日　ゆまに書房

底本「解説」】・・・・・・・・・・

『全國神職會會報』総目次
（解説）　
本目次は、神社本庁所蔵の『全國神職會會報』（以下『神職會會報』と略す）の各号の目次を『神社本庁教学研究所紀要』第九号~第十二号の四号にわたり掲載したものを一括してあらためて冊子化したものである。
戦前期の神社や神職の活動、思想や言説、神祇制度など、当時の神社神道の実状を窺ふことのできる代表のな雑誌としては、『神職會會報』、『神社協会雑誌』（以下「協会雑誌』と略す）の二誌が挙げられよう。神職主体の組織であった全国神職会が機関誌として発行した『神職會會報』は、明治三十二年八月から大正九年十二月まで（翌年から『皇國』と改称、その後『皇國時報』と再改称）、内務省神社局の主導により発足した神社協会が機関紙として発行した『協会雑誌』は、明治三十五年三月から昭和十三年八月まで刊行された誌面の内容に神社局の意向が強く働いてゐたとされる『協会雑誌』に対し、『神職會會報』は現場の神職の声を中心として広範な意見や論説を掲載してをり、両誌を併読することで戦前の神社神道の実状をより正確に理解することができるものである。
両誌はともに復刻版が刊行され（『神職會會報』については（株）ゆまに書房より神社本庁所蔵本を用ゐて復刻、『協会雑誌』についても（株）国書刊行会より神宮文庫所蔵本を用ゐて復刻されてゐる）、現在、内外の研究者をはじめとして学生に至るまで、近代神社神道史を研究する上での基礎のな資料として広く活用されてゐる。
しかしながら『神職會會報』については、復刻版の発行元である（株）　ゆまに書房より、当初、別巻として作成予定であつた総目次・総索引が諸般の事情により、刊行されてゐなかった。そこで、本研究所では、（株）ゆまに書房にも了解を得た上で、『神職會會報』の総目次を作成し、研究者、学生等の利便に供するものとする。

【底本「凡例」】・・・・・・・・・・　　　
（凡例）　
一、本総目次においては創刊号となる明治三十二年八月から大正九年十二月まで（一号~二百六十五号）の総目次を掲載するものとする。
一、使用漢字については、原則として新字体を使用したが、一部固有名詞には正字体を用ゐた。また、各項目の下に記載の数字は『全國神職會會報』各巻各号の頁数を示したものである。
一、本目次の体裁は各号にそれぞれ掲載されてゐる目次に倣つたが、目次内には記載が無いもので、本文中に項目を立てて掲載されてゐる記事についてはなるべくこれを取りあげ、本目次に掲記することとした。
一、筆者名については、原本には出身県名（地方・地区名）が記載されてゐるが、本目次においてはこれを省略した。
一、明らかな誤植についてはこれを訂した。
一、本目次作成にあたっては神社本庁所蔵本を使用した。
尚、本総目次作成については、教学研究部教学課松本丘（現、皇學館大学准教授）、藤本頼生両録事が担当し、これにあたった。