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DVD版 21世紀の福祉のまちづくり 全2枚 指導書マニュアル付

DVD版 21世紀の福祉のまちづくり 全2枚 指導書マニュアル付
中学校~高校向け(一般)

[監修] 一番ヶ瀬康子

定価53,900円(本体49,000円) 
ISBN 978-4-8433-3708-0 C8830 NDC:369
刊行年月 2012年02月

関連情報

本書の内容

誰もが住みやすい理想的なまちづくりへの提案 ~バリアフリーからユニバーサルデザインまで~

●世界一暮らしてみたい街といわれる、アメリカのポートランド市など、各地の事例を紹介。 

●家、交通、街、道具のテーマ別に分類、それぞれの試験的取り組みや、成功例、そして提案などを満載。

●これからの都市開発に必要な環境や設備などを実際例で紹介。関係諸機関必見の映像資料です。

※このDVDは、2002年2月に弊社より発売されたビデオ『21世紀の福祉のまちづくり』をDVD化したものです。

各平均約42分  著作権補償処理済

監修のことば                       一番ヶ瀬康子
 少子高齢化が進んでいる現在の日本社会のもとで、お互いに健康でしかも自立しながら長寿をまっとうするためには、何といっても身近な環境が大切です。ことに日常的な生活そのものにおいて、またいざという災害などの時においても、事故なく無事にしかも快適にすごせるようにあればと願います。そのためには、ことに、自らの住まいとその周辺、さらに“道”や“まち”そして日々の暮しのための用具そのものが、便利で安らかに暮らせるようになっていなければ、お互いに不便で不安です。また自立や共同生活、仲間づくりにも、つまり福祉自体にも自ら限界が生じるのではないでしょうか。
 従来の産業中心のハードな都市計画に対して、生活者中心のソフトな在り方を念頭においた“福祉のまちづくり”が提案されてきた理由は、まさに以上の点にあるといえましょう。
 諸外国においてもバリアフリー、ユニバーサルデザインなどが念頭におかれたまちづくりや生活が、すでに進んでいる国が少なくありません。日本は、その点において、かなりのおくれをとったといっても、言い過ぎではないでしょう。それだけに生活者である住民自ら、また自治体その他の関係者とともに、新しい21世紀の私たちの福祉にふさわしい“まちづくり”を目指していきたいと思います。
 “福祉のまちづくり”は決して他人事ではありません。私たち自身がその意味をしっかりととらえ、意見を述べ、また参画しながら行政とともにつくりあげていくものであるといえましょう。ことに当事者であり自治体の主人公である自らが、声や意見を出さなければ、バリアフリーもユニバーサルデザインも、適確に進まないといっても言い過ぎではありません。
 私たちは以上のことを考えて、このビデオを作成いたしました。何よりも住民自ら、あるいは教育の機関で、さらに自治体の学習会などで、“福祉のまちづくり”の意味を理解して、それぞれの生活を、よりよいものにしていこうではありませんか。それによって、日本の少子高齢社会が共倒れ、あるいは閉じこもりに終わる暗黒社会ではなく、自立と共生の長寿を寿げる明るい社会に変わっていくことを願います。




NDC:369
中学校~高校向け

DVD版 21世紀の福祉のまちづくり 1 「人にやさしい家づくり」 「人にやさしい道づくり」

刊行年月 2012年02月 定価26,400円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3709-7 C8830

[監修解説]阿部祥子 [監修解説]秋山哲男

「人にやさしい家づくり」 [監修解説]阿部祥子
▼全ての人にとって暮らしやすい住宅について考えます。アメリカのシアトル市や、日暮里カンカン森プロジェクトなど、様々な助け合いによって暮らしの豊かさを求める「コウハウジング」、痴呆性高齢者の生活の向上と家族の負担の軽減を目的とした痴呆性高齢者グループホーム「ちとせ」(横浜市)などの実例を紹介します。
「人にやさしい道づくり」 [監修解説]秋山哲男
▼移動のバリアフリー。その事例と将来のあるべき姿を展望します。アメリカのポートランド市の各種交通システム、金沢市のコミュニティバス、都営大江戸線の駅や車輌の先進事例、都営バスの超低床車など、さまざまな取り組みとそれぞれの特色を紹介します。電動スクーター「ショップモビリティ」の日本での利用例を金沢市で取材しました。
約45分

DVD版 21世紀の福祉のまちづくり 2 「人にやさしい街づくり」 「誰もが使いやすい道具」

刊行年月 2012年02月 定価26,400円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3710-3 C8830

[監修解説]高橋儀平 [監修解説]川内美彦

「人にやさしい街づくり」 [監修解説]高橋儀平
▼全ての人にとって暮らしやすい街とはどのようなものなのか、「世界一暮らしてみたい街」といわれているアメリカのポートランド市の例を紹介します。また、日本の事例では、市民と共に計画してきた都市公団「おゆみ野地区モデル街区プロジェクト」の現状を紹介。住民参加による街づくりの大切さをレポートします。
「誰もが使いやすい道具」 [監修解説]川内美彦
▼自動車や衣料、日用品など、ユニバーサルデザインの考え方に基づいたものづくりに取り組んでいる企業を紹介。関係者のインタビューを交え、「福祉のまちづくり」に必要なユニバーサルデザインについて考え、その理想的な姿を提案。また、情報のユニバーサルデザイン、誰もが使いやすいホームページ「粋生きネット」(金沢市)を紹介。
約40分

DVD版 21世紀の福祉のまちづくり 指導用マニュアル

刊行年月 2012年02月 定価1,100円 (本体1,000円) ISBN978-4-8433-3719-6 C8830

[総監修]一番ヶ瀬康子