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ぷろふいる 全12巻

ぷろふいる 全12巻

[解説] 吉田司雄

揃定価311,040円(揃本体288,000円) 
ISBN 978-4-8433-3213-9 C3393
A5判上製/函入
刊行年月 2010年01月

関連情報

本書の内容

『新青年』のライヴァルであった幻の探偵小説雑誌「ぷろふいる」、待望の復刻。

ミステリ・マガジン2009年10月号(早川書房刊)において、「ミステリ・サイドウェイ ミステリの基礎研究に欠かせない本」の中で取り上げられました。

「ぷろふいる」

探偵小説雑誌『ぷろふいる』は、昭和八(一九三三)年五月、京都のぷろふいる社より創刊された。経営者の熊谷晃一は、京都の老舗呉服商の若主人で、百貨店藤井大丸の分家筋にあたる。創刊当初は、京都の山下平八郎、神戸の山本禾太郎・西田政治・九鬼澹(紫郎)・戸田巽らが参加。東京の『新青年』に対抗するものとして、京阪在住の作家の同人誌的性格が強かったが、まもなく東京支局を開設。熊谷家の親戚の堀場慶三郎の尽力で、江戸川乱歩、甲賀三郎・夢野久作・小栗虫太郎・海野十三・森下雨村・大下宇陀児・水谷準・角田喜久雄などが執筆するようになり、全国展開していった。創作・翻訳のほか、井上良夫らによる海外作品を論じた評論や、蒼井雄・西尾正ら新人作家の発掘にも力を入れた。昭和一一(一九三六)年には、甲賀三郎・木々高太郎の探偵小説と芸術をめぐる論争の場ともなった。経営者・熊谷晃一の株式売買の失敗により、昭和一二(一九三七)年四月、全四十八冊をもって廃刊となる。戦前の探偵小説雑誌としては、『新青年』に次いで刊行期間が長い。探偵小説界の動向に関心を示さなかった『新青年』よりも専門性が高く、探偵文壇の中心的な存在というべき雑誌であった。

【本書の特色】

■幻の探偵小説雑誌、待望の全号復刻。
昭和8年5月~昭和12年4月までの全号を収録。

■探偵文壇の中心的存在。
戦前の探偵小説雑誌としては、『新青年』に次いで刊行期間が長く、探偵文壇の中心的存在となった雑誌。

■探偵雑誌としてより高い専門性。
海外作品の紹介評論や甲賀三郎・木々高太郎の「探偵小説芸術論」論争の掲載、新人作家の育成など、日本の探偵小説界の動向に目を配った点において、『新青年』よりも専門性の高い探偵雑誌である。

■乱歩・久作・虫太郎など、錚々たる執筆陣。
主な執筆者は江戸川乱歩・甲賀三郎・夢野久作・小栗虫太郎・海野十三・森下雨村・大下宇陀児・水谷準・角田喜久雄・黒沼健・大阪圭吉・山本禾太郎・西田政治・九鬼澹(紫郎)・井上良夫・蒼井雄など。

ぷろふいる 第1回配本 全6巻

刊行年月 2009年06月 揃定価155,520円 (揃本体144,000円) ISBN978-4-8433-3214-6 C3393
A5判上製/函入

ぷろふいる 第1巻 1巻1号~1巻4号(昭和8年5月~昭和8年8月)

刊行年月 2009年06月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3216-0 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼創刊号(昭和八年五月)
山本禾太郎「二階から降りきた者」/エル、ゼー、ビーストン(西田政治訳)「ビラスキイ公爵の懺悔」/森下雨村・江戸川乱歩ほか「ぷろふいるに寄する言葉」/波多野狂夢「指紋の怪」ジョン、B、ケネディ(青井素人訳)「火あそび」/山下平八郎「横顔はたしか彼奴」(一巻五号.〈昭和八・九〉まで連載)

▼一巻二号(昭和八年六月)
アーネスト・M・ポート(大井正訳)「ブロークンコード」(一巻三号〈昭和八・七〉まで連載)/バートン・E・ロビンソン(伊東利夫訳)「ラヂオ・アリバイ」/H・H・マチソン(土呂八郎訳)「悲しき船路」/九鬼澹「『体温計殺人事件』を読む」/戸田巽「目撃者」/青井素人「銃殺した女」

▼一巻三号(昭和八年七月)
山本禾太郎「一時五十二分」/リチヤード・レノックス(西田政治訳)「毒酒」/九鬼澹「死はかくして美しい」/アルフレツド・トツク「李豊の長煙管」/左頭弦馬「花を踏んだ男」

▼一巻四号(昭和八年八月)
甲賀三郎「漫想漫筆」/英住江「+と?事件」/J・S・フレツチヤー(馬場重次訳)「怪人キッフイン」/九鬼澹「江戸川乱歩を語る」/モーリス・ルブエル(西田政治訳)「医師の場合」/山本禾太郎「車庫」/八重野潮路(西田政治)「電話の声」

ぷろふいる 第2巻 1巻5号~1巻8号(昭和8年9月~昭和8年12月)

刊行年月 2009年06月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3217-7 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼一巻五号(昭和八年九月)
橋本五郎「鍋」/左頭弦馬「踊り子殺しの哀愁」/井上良夫「英米探偵小説のプロフィル」(二巻六号〈昭和九・六〉まで連載)/ウオルタ・エフ・リッパヂァ(土呂八郎訳)「カーン氏の奇怪な殺人」(一巻八号〈昭和八・一二〉まで連載・中絶)/江戸川乱歩「陰獣劇について」/小納戸容(市川小太夫)脚色「陰獣(戯曲)」(一巻七号〈昭和八・一一〉まで連載)

▼一巻六号(昭和八年一〇月)
甲賀三郎「探偵時事」(一巻八号〈昭和八・一二〉まで連載)/山本禾太郎「黒子」/九鬼澹「Q氏との会話」/野島淳介「深夜の患者」

▼一巻七号(昭和八年一一月)
小栗虫太郎「寿命帳」/九鬼澹「神仙境物語」/西田政治「横溝正史を語る」/戸田巽「隣室の殺人」/黒沼健「シャーロック・ホームズの言葉」/伊東鋭太郎「間諜に墜ちた妃殿下」

▼一巻八号(昭和八年一二月)
九鬼澹「幻想夜曲」/水上呂理「犬の芸当」/森下雨村「水谷準を語る」/乾信一郎「薄茶の外套」/夢野久作「猟奇歌 うごく窓」/水谷準「ユーモアやぁい!」/エレリイ・クヰーン(井上良夫訳)「探偵小説批判法」/エゴン・アイス(荻玄雲訳)「焼鳥を食べるナイル」/A・マクアルパイン・ブレア(白金瓮二訳)「お前だつたのか!」

ぷろふいる 第3巻 2巻1号~2巻4号(昭和9年1月~昭和9年4月)

刊行年月 2009年06月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3218-4 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼二巻一号(昭和九年一月)
甲賀三郎「誰が裁いたか」(二巻二号〈昭和九・二〉まで連載)/橋本五郎「樽開かず」/山本禾太郎「黄色の寝衣」/小栗虫太郎「寿命帳 第二話 告げ口幽霊」/青海水平「リングの死」/九鬼澹「幻想夜曲」/森下雨村「夢野久作論」/江戸川乱歩「野口男三郎と吹上佐太郎」/大下宇陀児「探偵小説随想」/水谷準「夢見る記」/海野十三「探偵実演記」/J・S・フレツチヤー(西田政治訳)「燈台守奇談」/サツクス・ローマー(緑川勝訳)「博物館殺人事件」

▼二巻二号(昭和九年二月)
戸田巽「出世殺人」/海野十三「蠅」(二巻三号〈昭和九・三〉まで連載)/黒沼健「ホームズの事件簿」/夢野久作「猟奇歌 うごく窓」/若松秀雄「金曜日殺人事件」/ローレンス・クラーク(白金瓮二訳)「囮」

▼二巻三号(昭和九年三月)
甲賀三郎「探偵小説と批評」/左頭玄馬「戯曲 白林荘の惨劇」/大畠健三郎「河畔の殺人」/J・J・ベル(蘆田謙訳)「弾丸」/九鬼澹「小栗虫太郎論」/山下平八郎「ラヂオ・ドラマ 運ちゃん行状記」

▼二巻四号(昭和九年四月)
大阪圭吉「花束の虫」/九鬼澹「続・小栗虫太郎論」/村田千秋「幽霊アパートの殺人」/夢野久作「猟奇歌 地獄の花」/荻一之介「四つの聴取書」/前田五百枝「吸殻」/山城雨之介「三足の下駄」/緑川勝「八剣荘事件の真相」/エレリイ・クヰーン(伴大矩訳/「ギリシヤ館の秘密」(二巻八号〈昭和九・八〉まで連載・中絶)

ぷろふいる 第4巻 2巻5号~2巻8号(昭和9年5月~昭和9年8月)

刊行年月 2009年06月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3219-1 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼二巻五号(昭和九年五月)
夢野久作「木魂」/九鬼澹「A1号 第一話 密偵往来」/山下平八郎「見えぬ紙片」/甲賀三郎「身辺雑記」/小栗虫太郎「オツカルトな可怖かなくない話」/水谷準「尻馬に乗る」/海野十三「恐怖について」/斗南有吉「爪」

▼二巻六号(昭和九年六月)
甲賀三郎「血液型殺人事件」(二巻七号〈昭和九・七〉まで連載)/山本禾太郎「幽霊写真」/橋本五郎「叮寧左門」/左頭弦馬「A1号 第二話 月の街でわかれた男」/杉並千幹「A1号 第三話 百日紅勘太郎の荷物」/小栗虫太郎「仇討奇聞 合俥夢権妻殺し」/服部元正「殺人遺書」/夢野久作「猟奇歌 死」/アルセニオ・ルナール(野崎一弥訳)「死の小箱」/黒沼健「エルキユール・ポワロ」

▼二巻七号(昭和九年七月)
渡辺啓助「北海道四谷怪談」/黒沼健「師父ブラウンの面影」/夢野久作「猟奇歌 見世物師の夢」/橋本五郎「叮寧左門(第二話)骨碑三千石」/井上良夫「傑作探偵小説吟味」(二巻一〇号〈昭和九・一〇〉まで連載)/戸田巽「A1号 第四回 三つの炎」/西尾正「陳情書」/東風哲之介「冬の事件」

▼二巻八号(昭和九年八月)
戸田巽「幻しのメリーゴーランド」/大庭武年「カジノの殺人事件」/若松秀雄「伊奈邸殺人事件」/山城雨之介「扇遊亭怪死事件」/伊賀英彦「実験犯罪」/山本禾太郎「A1号 第五話 セルを着た人形」/大阪圭吉「塑像」/夢野久作「『金色藻』読後感」

ぷろふいる 第5巻 2巻9号~2巻12号(昭和9年9月~昭和9年12月)

刊行年月 2009年06月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3220-7 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼二巻九号(昭和九年九月)
大阪圭吉「とむらひ機関車」/蒼井雄「狂燥曲殺人事件」/夢野久作「猟奇歌 白骨譜」/九鬼澹「探偵小説に関する諸問題」/伊東利夫「A1号 第六話 急行列車の女」/エラリイ・クヰーン(西田政治訳)「双頭の犬」/西尾正「海よ、罪つくりな奴!」/小笠原正太郎「生き延びた鬼熊」

▼二巻一〇号(昭和九年一〇月)
海野十三「顔」/星田三平「偽視界」/服部元正「復讐奇譚」/九鬼澹「探偵小説の科学性を論ず」/舞木一朗「一○○一四号の癖」/九鬼澹「青い訓の力作拝見」/京都探偵倶楽部「ソル グルクハイマー殺人事件」(リレー小説、二巻一一号〈昭和九・一一〉まで連載)/マイヤース女史(井上良夫訳)「妖紅石」(二巻一二号〈昭和九・一二〉まで連載)

▼二巻一一号(昭和九年一一月)
夢野久作「白くれなゐ」/フエリン・フレイザー(大井正訳)「バーカー教授の推理」/C・J・エヴアンス(荻玄雲訳)「死の罠」/メルヴィル・ポースト(馬場重次訳)「藁人形」/スチュアート・パルマー(西田政治訳)「首吊り殺人事件」/黒瀬阿吉「盗難奇譚」

▼二巻一二号(昭和九年一二月)
本田緒生「波紋」/村田千秋「湯女波江の疑問」/斗南有吉「鐘」/並木来太郎「癇癪の歌」/花園京子「悪魔の声」/蘭郁二郎「幻聴」/大阪圭吉「我もし自殺者なりせば」/九鬼澹「我もし探偵作家なりせば」/夢野久作「我もし我なりせば」

ぷろふいる 第6巻 3巻1号~3巻4号(昭和10年1月~昭和10年4月)

刊行年月 2009年06月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3221-4 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼三巻一号(昭和一〇年一月)
甲賀三郎「探偵小説講話」(三巻一二号〈昭和一〇・一二〉まで連載)/山下平八郎「野呂家の秘密」/井上良夫「探偵小説の研究書」/九鬼澹「外国・日本・探偵作家の素描」/西尾正「土蔵」/石沢十郎「地下の囚人」/江戸川乱歩「『探偵小説の鬼』その他」/エラリイ・クヰーン(西田政治訳)「恋愛四人男」/森下雨村「『軽い文学』の方向へ」/大下宇陀児「探偵小説不自然論」/夢野久作「探偵小説の正体」/小栗虫太郎「絶景万国博覧會」

▼三巻二号(昭和一〇年二月)
城昌幸「面白い話」/酒井嘉七「探偵法第十三号」/井上良夫「日本探偵小説界の為めに!」/光石介太郎「綺譚六三四一」/フエリン・フレイザー(大井正訳)「バーカー教授の法則」/オルチー夫人(馬場重次訳)「ナインスコーアの秘密」/左頭弦馬「探偵劇 仮装舞踏会の殺人」/貝原堺童「探偵喜劇 その夜の事件」

▼三巻三号(昭和一〇年三月)
大阪圭吉「雪解」/金来成「楕円形の鏡」/大畠健三郎「西班牙の楼閣」/夢野久作「スランプ」/九鬼澹「人工怪奇」/オルチー夫人(馬場重次訳)「フレウヰンの縮図」/E・P・オツペンハイム(西田政治訳)「傀儡三人旅」(三巻六号〈昭和一〇・六〉まで連載)

▼三巻四号(昭和一〇年四月)
海野十三「不思議なる空間断層」/若松秀雄「墓穴を掘つた男」/加藤久明「証憑堙滅」/西島亮「秋晴れ」/戸田巽「相沢氏の不思議な宿望工作」/フエリン・フレイザー(大井正訳)「バーカー教授と羊肉」/オルチー夫人(馬場重次訳)「クリスマス悲劇」

ぷろふいる 第2回配本 全6巻

刊行年月 2010年01月 揃定価155,520円 (揃本体144,000円) ISBN978-4-8433-3215-3 C3393
A5判上製/函入

ぷろふいる 第7巻 3巻5号~3巻8号(昭和10年5月~昭和10年8月)

刊行年月 2010年01月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3222-1 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼三巻五号(昭和一〇年五月)
マコ・鬼一「幽霊横行」/前田郁美「吸血鬼」/高田義一郎「透君の自殺」/山本禾太郎「八月十一日の夜」/シー・デーリー・キング(馬場重次訳)「アトリエの惨劇」

▼三巻六号(昭和一〇年六月)
木々高太郎「就眠儀式」/西尾正「打球棒殺人事件」/星庭俊一「棒紅殺人事件」/海野十三「作者の憂鬱」/井上良夫「アガサ・クリスチイの研究」(三巻八号〈昭和一〇・八〉まで連載)/オルチー夫人(馬場重次訳)「ゼレミア卿の遺書」/水谷準「ぷろむなあど・ぷをろんてえる」

▼三巻七号(昭和一〇年七月)
橋本五郎「寝顔」/中村由来人「綺譚倶楽部の終焉」/秋田不泣「花骨牌の秘密」/西尾正「白線の中の道化」/エラリイ・クヰーン(西田政治訳)「黒猫失踪」

▼三巻八号(昭和一〇年八月)
平塚白銀「セントルイス・ブルース」/石沢十郎「幽霊ベル」/井上良夫「『黒死館殺人事件』を読んで」/夢野久作「やつつけられる」/並木東太郎「心中綺談」/山崎猪三武「魔の軌道」/上村源吉「団扇」/瀬古憲「面会に来た男」/相沢和夫「盗人」/峰富美守「参考人調書」/M・T・マーキン(伊藤鋭太郎訳)「コベント・ガーデン殺人事件」

ぷろふいる 第8巻 3巻9号~3巻12号(昭和10年9月~昭和10年12月)

刊行年月 2010年01月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3223-8 C3393
A5判上製/函入


【各号の主要掲載作品】
▼三巻九号(昭和一〇年九月)
江戸川乱歩「鬼の言葉」(四巻五号〈昭和一一・五〉まで連載)/光石介太郎「空間心中の顛末」/青山倭文二「幸運」/酒井嘉七「実験推理学報告書」/光西年「三十二号室の女」/水谷準「月光に乗るハミルトン」/メルビール・D・ポースト(西田政治訳)「シヨウバネーの探検日記」/H・ウォルポール(田中早苗訳)「澗池」

▼三巻一〇号(昭和一〇年一〇月)
戸田巽「南の幻」/宮城哲「龍美夫人事件」/井上良夫「『白蟻』を読む」/A・マーチン(宇治川京訳)「時計」/H・ハモンド(土呂八郎訳)「奇妙な殺人」/夢野久作「甲賀三郎氏に答ふ」/中村美与「火祭」

▼三巻一一号(昭和一〇年一一月)
石沢十郎「鐘楼の怪人」/井上良夫「探偵小説の本格的興味」/ベタ・ヌヴイツク(土呂八郎訳)「ベルツイ男爵の落とした宝石」/山本禾太郎「探偵小説と犯罪事実小説」/大庭武年「復讐綺談」/エス・リイコック(清水青磁訳)「深夜の冒険」

▼三巻一二号(昭和一〇年一二月)
金来成「探偵小説家の殺人」/西尾正「奎子の場合」/小南又一郎「自ら拾った女難」/丸尾長顕「マダダラのマリヤ」/竹村久仁夫「丘の家殺人事件」/井上良夫「昭和十年度の翻訳探偵小説」/水谷準「探偵小説界昭和十年版」/角田喜久雄「蛇男」

ぷろふいる 第9巻 4巻1号~4巻4号(昭和11年1月~昭和11年4月)

刊行年月 2010年01月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3224-5 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼四巻一号(昭和一一年一月)
小栗虫太郎「源内焼六術和尚」/大阪圭吉「闖入者」/夢野久作「髪切虫」/雨宮辰三「骨畸形」/石川一郎「マヂェステック事件」/大下宇陀児「商売打明け話」/渡辺啓助「バルザック蒼白記」/西田政治「蠧魚の譫言」(四巻八号〈昭和一一・八〉まで連載)
F・フレーザー(酒井嘉七訳)「南極探検隊殺人事件」/P・ランドン(田中早苗訳)「終点駅」/木々高太郎「探偵小説二年生」/甲賀三郎「探偵小説とポピウラリテイ」/海野十三「探偵小説論ノート」/森下雨村「木々高太郎君に」/江戸川乱歩ほか「浜尾氏追悼」/エラリイ・クヰーン(番場重次訳)「飾窓の秘密」(四巻六号〈昭和一一・六〉まで連載)

▼四巻二号(昭和一一年二月)
大下宇陀児「ホテル・紅館」(四巻一〇号〈昭和一一・一〇〉まで連載)/木々高太郎「印度大麻」/夏秋潮「集団犯罪」/甲賀三郎「正誤・回答・横槍」/石井舜耳「怪物夢久の解剖」(四巻三号〈昭和一一・三〉まで連載)/ミグノン・エバーハート(西田政治訳)「蜘蛛猿」

▼四巻三号(昭和一一年三月)
戸田巽「ムガチの聖像」/西島亮「鉄も銅も鉛もない国」/中山狂太郎「アジヤンター殺人事件」/カレル・チヤペク(荻玄雲訳)「透視術」/木々高太郎「愈々甲賀三郎氏に論戦」/アレキサンダー・サマルマン(八重野潮路訳)「毒滴」

▼四巻四号(昭和一一年四月)
九鬼澹「R子爵夫人惨殺事件」/酒井嘉七「呪はれた航空路」/チエスタトン(浅野玄府訳)「黄いろい鳥」/エラリー・クイーン(酒井嘉七訳)「宝探し」/大阪圭吉「幻影城の番人」/M・D・ポースト「アンクル・アブナア」/小栗虫太郎「三十分身者の弁」/ピーター・チヤンス(西田政治訳)「手術魔」/井上良夫「木々高太郎氏の長篇その他」/リン・ドイル(九鬼澹訳)「煙草」

ぷろふいる 第10巻 4巻5号~4巻8号(昭和11年5月~昭和11年8月)

刊行年月 2010年01月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3225-2 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼四巻五号(昭和一一年五月)
甲賀三郎「木内家殺人事件」(四巻六号〈昭和一一・六〉まで連載)/マコ・鬼一「若鮎丸殺人事件」/平塚白銀「南風」/南沢十七「人間真珠」/海野十三「探偵小説を萎縮させるな」/西尾正「線路の上」/夢野久作「良心・第一義(遺稿)」/石川一郎「夢野さんの逝った日」

▼四巻六号(昭和一一年六月)
夢野久作「芝居狂冒険(遺稿)」/葛城芳夫「キリストの頭脳」/水谷準「探偵小説の貧乏性」/G・K・チエスタートン(酒井嘉七訳)「消失五人男」/井上良夫「三つの棺その他」

▼四巻七号(昭和一一年七月)
橋本五郎「双眼鏡で聴く」/舞木一朗「支那服」/夏秋潮「尼川少尉の生存」/シャーリイ・ミイルス(坂英二訳)「三角奇談」/ジョン・ベントン(秋野菊作訳)「水泡」/ベネット・ハロン(酒井嘉七訳)「誕生日の贈物」/J・マッカレイ(大畠健三郎訳)「地下鉄サムと映画スター」/ドロシイ・エル・セイアーズ(土呂八郎訳)「ストロング・ポイズン」(四巻一二号〈昭和一一・一二〉まで連載)

▼四巻八号(昭和一一年八月)
木々高太郎「解決編募集探偵小説 盲ひた月」/甲賀三郎「『条件』 附 木々高太郎氏に与ふ」/蒼井雄「瀬戸内海の惨劇」(五巻二号〈昭和一二・五〉まで連載) /N・クローウェル(酒井嘉七訳)「荒野の殺人」/E・ブランド婦人(斗南有吉訳)「幽霊宿屋」/九鬼澹「報酬五千円事件」

ぷろふいる 第11巻 4巻9号~4巻12号(昭和11年9月~昭和11年12月)

刊行年月 2010年01月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3226-9 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼四巻九号(昭和一一年九月)
木々高太郎「批評の基準 甲賀三郎氏への第二矢」/オウエン(妹尾アキ夫訳)「銀器」/ドロシイ・セイヤーズ(黒沼健訳)「香水の戯れ」/ハアデイ・ヴォルム(土呂八郎訳)「真夜中の訪問」/W・マックハーグ(田中早苗訳)「バケツの水」/アーノルド・フレデリックス(大畠健三郎訳)「盗まれた黒祈祷書」/リチャード・カーネル(酒井嘉七訳)「いなづまの閃き」/J・S・フレツチヤー(西田政治訳)「覚醒」/アンドレ・ジイド(伊東鋭太郎抄訳)「十三番目の樹」

▼四巻一〇号(昭和一一年一〇月)
木々高太郎「盲ひた月(解決篇)」/妹尾アキ夫「盲ひた月 解決篇入選作」/五香六実「盲ひた月 解決篇入選作」/セリア・キーガン(九鬼澹訳)「真昼の劇場事件」/小栗虫太郎「『青い鷺』に就いて」

▼四巻一一号(昭和一一年一一月)
小栗虫太郎「青い鷺」(五巻四号〈昭和一一・四〉まで連載)/戸田巽「悲しき絵画」/北町一郎「五万円の接吻」/F・W・クロフツ(江川正雄訳)/ダツドレイ・クラーク(坂英二訳)「市長と探偵」/M・ケネデイ(大友敏訳)「ウヰスキイの壜」

▼四巻一二号(昭和一一年一二月)
酒井嘉七「両面競牡丹」/松本清「啼くメデユサ」/江戸川乱歩「彼」(五巻四号〈昭和一二・四〉まで連載・廃刊により中絶)

ぷろふいる 第12巻 5巻1号~5巻4号(昭和12年1月~昭和12年4月)/解説/総目次

刊行年月 2010年01月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3227-6 C3393
A5判上製/函入

【各号の主要掲載作品】
▼五巻一号(昭和一二年一月)
海野十三「棺桶の花嫁」(五巻三号〈昭和一一・三〉まで連載)/海野十三・江戸川乱歩・小栗虫太郎・木々高太郎「明日の探偵小説を語る(座談会)」/山本禾太郎「抱茗荷の説」/大下宇陀児「作家悲喜」/木々高太郎「探偵小説三年生」/甲賀三郎「勿レ羨レ魚」/井上良夫「探偵小説時評」(五巻四号〈昭和一二・四〉まで連載)/大阪圭吉「連続短篇回顧」/チエスタトン(西田政治訳)「奇樹物語」

▼五巻二号(昭和一二年二月)
十九日会会員「蟹屋敷(合作)」/杉山周「新人・中堅・大家論」/アンナ・カサリン・グリーン(井上良夫訳)「ラファイエット街の殺人」

▼五巻三号(昭和一二年三月)
獅子文六「ユーモア小説と探偵小説」/名古屋探偵倶楽部「弾道(合作)」/大庭武年「歌姫失踪事件」/海野十三「探偵小説の風下に立つ」/角田喜久雄・松野一夫「対談記」/M・ラインハート(大畠健三郎訳)「じやじや馬殺し」

▼五巻四号(昭和一二年四月) 終刊号/木々高太郎「蝸牛の足」/戸田巽「踊る悪魔」/L・J・ビーストン(木戸震平訳)「不知火」/谺翔介「帝王者」/中野実「探偵味」/神戸探偵倶楽部「燃ゆるネオン」(合作)