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近代日本のセクシュアリティ 第2回配本 全6巻 

近代日本のセクシュアリティ 第2回配本 全6巻 
女性の描かれ方にみるセクシュアリティ1

[編] 岩見照代

揃定価88,560円(揃本体82,000円) 
ISBN 978-4-8433-2192-8 C3336
A5判上製/カバー
刊行年月 2007年03月

本書の内容

近代日本のセクシュアリティ 第7巻 異文化性幻想1

刊行年月 2007年03月 定価12,960円 (本体12,000円) IISBN978-4-8433-2193-5 C3336

明治期に刊行された海外における”魔窟“の事情を紹介するテキストを復刻。『西洋娼妓事情』はパリにおいてなされた実地調査と統計的手法による精細なレポート、"La prostitution a Paris au XIXe siecle"を紹介。『加奈陀の魔窟』は、カナダの日本語新聞「大陸日報」記者、長田正平による在カナダの日本人娼婦たちのドキュメンタリーである。
 
『西洋娼妓事情』明治二十年/嘯月楼発行/エム・パレン・ヅーシャッテレー[著]/横山訒[訳]

『加奈陀の魔窟』明治四十三年/大陸日報社発行/長田正平[著]/出版地カナダ
【目次から】魔窟の表裏/探険の方針/場所は何処?/現在の状況/最も古ひ場所/娼婦の日常生活/娼売のやりかた/男との関係/元老株/魔窟開拓の径路/警察当局の態度/娼婦の素性/醜業婦輸入/利害の打算/醜陋なる実例(一)/醜陋なる実例(二)/雑纂/結論

近代日本のセクシュアリティ 第8巻 異文化性幻想2

刊行年月 2007年03月 定価17,280円 (本体16,000円) IISBN978-4-8433-2194-2 C3336

大正前期に刊行されたテキストを復刻。日本人によるロンドン、パリの風俗レポート『倫敦 巴里 魔窟の真相』は”魔窟“のみならず、国際都市の裏側を見事に活写した好資料である。比較参考として、明治期に刊行された東京でのレポート『魔窟の東京』を併録。

『倫敦 巴里 魔窟の真相』大正二年/神田書房発行/依田碧浪(信太郎)[著] 
【目次から】「上の巻 暗黒の倫敦」倫敦の不夜城/ピムリコの魔窟術/百鬼夜行の倫敦/哀れなる街頭の花/仮装舞踏会の醜態/夜半倶楽部の秘密/頓狂倶楽部の午前三時/喫煙倶楽部の日曜の夜/奇席劇場の暗黒面/珈琲店の地下室/街頭の珈琲露店/留置場の啜り泣き/倫敦の港町「下の巻 歓楽の巴里」歓楽世界の巴里/濃艶な巴里の女/活きた裸体画/地下室の恋/日曜の夜の巴里/巴里の酒と女/魔窟の野獣

〔参考:日本編〕
『魔窟の東京』明治三十五年/国民評論社発行/川上峨山[著]
【目次から】広告詐欺/学生社会/桂庵の内幕/見世物娘/乞食の境遇/娘義太夫/博徒社会/俳優の裏面/貧民窟/待合営業/ポン引/私窩子/車夫生活/芸娼妓/公園の妖怪/符牒と隠語/起源と濫膓

近代日本のセクシュアリティ 第9巻 異文化性幻想3

刊行年月 2007年03月 定価17,280円 (本体16,000円) IISBN978-4-8433-2195-9 C3336

石井(渡辺)筆子は近代女子教育者として、なによりも日本における知的障害者福祉の創始者の一人として、今注目を集めている。本巻では、貴重なテキストである、彼女の青春期の留学回想録『過にし日の旅行日記』を復刻。また彼女の創作集である『もしほぐさ』『鐘のひゞき』を併録する。
 
『過ぎにし日の旅行日記 ―明治三十一年米国に使せし折りの顛末―』昭和十一年/澤田廣憲発行/石井筆子[著]
【目次から】米国へ行く迄(渡米問題・出発・上陸・赤毛布)/米国ところどころ(デンバー市・アイダホー行・シカゴ市のさすらひ・社会事業・サンダスキー其他・聖公会及夫人伝道補助会・マウントンヴアノン・渡英問題・ワアナメーカー氏)/帰朝(シカゴより横浜へ・帰朝後の事ども・内謁見のこと・津田梅子女史を憶ふ・追記・付録〈大日本婦人教育集会に於ける米国視察についての講演〉)
 
『鐘のひゞき』大正十一年/滝野川学園後援会刊/石井筆子[著]
【目次から】栴壇の二歯/伏屋のクリスマス/同胞のまこと/縦の若木/ツールーズ城の公主/隠れたる英雄

『もしほぐさ』大正十年/東京堂発行/石井筆子[著]
【目次から】ふしぎな井/お母さまの御誕生日/父心/蛙のおはなし/豆のおはなし/睡眠城

近代日本のセクシュアリティ 第10巻 性と〈悪〉1

刊行年月 2007年03月 定価12,960円 (本体12,000円) IISBN978-4-8433-2196-6 C3336

本テーマでは、婦人犯罪を紹介したテキストを復刻。『花井梅女公判傍聴筆記』は、明治期における貴重な婦人犯罪の裁判傍聴記。併録の『婦人の犯罪に関する研究と行刑上及釈放後に於ける実際的考察』は、昭和初期における膨大な調査とデータに基づいた精密なレポートである。

『花井梅女公判傍聴筆記』明治二十年/精文堂発行/佐藤盈三[編]
【目次から】公訴状/花井うめ宣告
 
『婦人の犯罪に関する研究と行刑上及釈放後に於ける実際的考察』昭和五年/司法省調査課/吉本栄一[著]
【目次から】法律上に於ける婦人の地位/婦人犯罪の法律学的観察/婦人犯罪の生理学的観察/婦人犯罪の心理学的観察/婦人犯罪の環境的観察/婦人犯罪の種々相/婦人犯罪者の処遇/婦人受刑者の行刑上における実際的考察/婦人受刑者の釈放後に於ける実際的考察/釈放者の保護事業

近代日本のセクシュアリティ 第11巻 性と〈悪〉2

刊行年月 2007年03月 定価15,120円 (本体14,000円) IISBN978-4-8433-2197-3 C3336

明治末年に刊行された『性欲の研究』内「性欲禍」では、”性欲“により予想されるさまざまな犯罪のケースを考察。明治末年より興った”カフェー“は大正期の興隆を経て、昭和初期には夜の街を彩る存在となっていた。『女給日記』には夜毎繰り広げられる男達の欲望、女給達の希望と悲哀の日常が綴られた、昭和初期の”カフェー“をめぐる貴重な資料である。 
 
『性欲の研究』(抄)明治四十五年/尚文館発行/勝永徳太郎[著]
【目次から】「性欲の研究付録〈性欲禍〉」声色の禍害/可恐淫乱的自然主義/魔風恋風/春情売買観/咄!芸妓売淫の陋習/吁々貴婦人と俳優/肉体と心霊/可戒美人と淫楽/醜婦の深情/美男子と色魔/女性の堕落/可恐男女学生手淫の害/乳倫的蛮行/強姦及輪姦撲滅策/姦通及姦通の径路/強姦と和姦/少女玩弄の悲惨/妻の強淫=夫の警戒/圧制的交接の害/色欲狂/春画及催春の害毒/真正の快楽は身体の強健にあり/過房の害

『女給日記』昭和五年/金星堂発行/木谷絹子[著]
【目次から】盗まれた唇/家庭荒し/めも…(私の手帳から)/鼻・鼻・鼻

近代日本のセクシュアリティ 第12巻 アンソロジー 変容する女の〈性〉をめぐる言説 ―明治・大正期―

刊行年月 2007年03月 定価12,960円 (本体12,000円) IISBN978-4-8433-2198-0 C3336

アンソロジーである本巻では、女性という〈性〉が、明治・大正・昭和の変動の中で、どのように扱われ、問いかけられてきたかを検証する。”個人“という近代的な観念のもとに成る男女の結婚論(『男女結婚論』村井弦斎)、女性による「女性的なるもの」からの超越の呼びかけ(『女性から人間へ』花園歌子)、変動する国際社会に対して女性のあり方(『世界改造を控へての日本婦人』三谷民子)、など多彩な論文を収録。

【主な収録内容】三十年前洋行の夢(津田梅子)/欧米週遊雑記(鳩山春子)/世界改造を控へての日本婦人(三谷民子)/女から人間へ(花園歌子)/男女結婚論(村井弦斎)/婦人の犯罪(勝水淳行)/ほか