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日本人と動物の歴史 全3巻【new!】

日本人と動物の歴史 全3巻【new!】

[著] 小宮輝之

揃定価9,072円(揃本体8,400円) 
ISBN 978-4-8433-5221-2 C0639
B5判/上製/オールカラー/カバー装
刊行年月 2017年09月(予定)

関連情報

本書の内容

有史以来の動物と人間の関わりがすべてわかる新しい動物図鑑 日本人と動物との独自な関わりの歩みをビジュアルに紹介します。

※カバーデザインは予定です。

イヌやネコ、ウマ、ウシ、ウサギなど私たちの生活に身近に存在する家畜や、タヌキ、イノシシ、クマ、クジラなど人間の生活域と離れて生息している野生動物、さらにはニワトリやスズメ、トキなどの鳥たちはいつごろから日本に生息してどのように私たちと関わってきたのでしょうか。上野動物園元園長が、従来の動物図鑑とは異なり、民俗学的・歴史的観点から日本人の生活と関わりの深い約50種類の動物たちを、文献や昔話、伝説、様々なエピソードを交えて面白く紹介・解説します。昔描かれた図版や写真を豊富に取り入れていますので、小学校高学年から一般の方まで幅広い方々に楽しんでいただけるシリーズです。

著者 小宮輝之 上野動物園元園長

【本書のおもな特色】

●日本人と動物との関わりを、豊富な図版や写真を交え、オールカラーで紹介。
●イヌからクジラまで、およそ50種類の動物たちが登場します。
●主要な3つのテーマで、それぞれの歴史や背景を分かりやすく解説。
●動物との関わりを通して、日本の習俗や風習、文化なども学ぶことができます。
●日本ならではの動物にまつわる面白いエピソードなども紹介します。

<特におすすめします> 小学校高学年から一般の方まで。学校図書館、公共図書館など各種図書館。動物好きの方など。

日本人と動物の歴史① 家畜

刊行年月 2017年09月(予定) 定価3,024円 (本体2,800円) ISBN978-4-8433-5222-9
40頁

 第1巻では、人との関わりが深い家畜について取り上げました。長きにわたり人の生活を支えてきた家畜について、起源や日本への渡来など、歴史をたどります。家畜は身近な存在なので、ふつうの動物と思われがちです。しかし、5,000種近い哺乳類の中で、家畜といわれる動物は10〜20種しかいません。人類の長い歴史の中で、多くの野生動物を家畜にしようと捕まえたり、飼ったりしたはずなのに、家畜になったのは1%にも満たない動物たちなのです。人類のパートナーとなり、食料や衣料を提供してくれる家畜たちは、実はふつうの動物ではなく、例外的で特殊な動物だと思います。私自身が実際に経験したことも交えて、家畜になった動物について触れたいと思います。  
 縄文時代からの日本人のパートナーであった日本犬、古墳時代から約1500年にわたり日本人の生活を支えてきたウマやウシなどの日本在来の家畜たちは、経済性優先の世の中では活躍できず、姿を消しつつあります。日本人と日本の家畜について、今も細々と残っている日本在来の家畜の現状も紹介します。(本書『はじめに』より抜粋)

日本人と動物の歴史② 野生動物

刊行年月 2017年10月(予定) 定価3,024円 (本体2,800円) ISBN978-4-8433-5223-6

 第2巻では、日本人と野生動物のつき合いの歴史をたどります。縄文時代の人々は身近な動植物を利用して、1万年以上の長い期間にわたり生活を持続してきました。野生動物の肉は食料であり、毛や皮は衣料にし、骨や角で道具をつくりました。野生動物は神からの授かりものとしてまつり、感謝の気持ちで利用してきたのです。弥生時代以降も野生動物をはじめとする自然の恵みに対する感謝の気持ちを持ち続け、日本各地でいろいろな行事がおこなわれてきました。  
 日本に生息し、日本人の生活を支えてきた野生動物、とくに哺乳類が中心ですが、昔から未知なる不思議な動物として日本人を熱狂させた外国産の代表的な動物についても触れました。ゾウ、ライオン、キリンの3種は「動物園の三種の神器」といって、動物園になくてはならないスター動物とされていました。1882(明治15)年に上野動物園が開園してから25年後の1907(明治40)年に上野動物園ではこの三種の神器がそろったのです。その後、各地に動物園ができ、多くの動物園でこの3種が飼われ動物園を支えてきました。1972(昭和47)年に上野動物園はジャイアントパンダを迎え、一躍人気者になりました。国民を熱狂させた野生動物としてトラを含めて紹介します。(本書『はじめに』より抜粋)

日本人と動物の歴史③ 鳥

刊行年月 2017年11月(予定) 定価3,024円 (本体2,800円) ISBN978-4-8433-5224-3

 第3巻では、鳥と日本人の歴史をたどります。ニワトリやアヒルなどの家畜化された鳥を家禽とよびます。家禽も第1巻で、家畜として扱うこともできますが、人との関わりの深い鳥の代表として本巻で紹介します。日本の歴史の中で昔から登場する鳥類もたくさん知られています。人の生活が豊かになり余裕ができると、人は動物を飼ったり、植物を栽培したりして楽しむようになります。江戸時代に和鳥とよんだ日本の野生の小鳥や外国から輸入された鳥を飼育する「飼い鳥文化」が花開いたのも、平和な時代だったからではないでしょうか。外国からもたらされた珍しい鳥、美しい鳥、巨大な鳥など、日本人を楽しませ、おどろかせてきた鳥についても紹介します。(本書『はじめに』より抜粋)