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ビジュアル 日本のお金の歴史 全3巻

ビジュアル 日本のお金の歴史 全3巻
小学校高学年~中学校向け

[著] 井上正夫 [著] 岩橋 勝 [著] 草野正裕

揃定価8,250円(揃本体7,500円) 
ISBN 978-4-8433-4793-5 C0633 NDC:337
B5判/上製/カバー装/オールカラー
刊行年月 2015年10月

関連情報

本書の内容

楽しく学べる、お金の歴史と人々の暮らし。

【日本図書館協会選定図書】

各巻の構成と配本予定
●第1回配本● 江戸時代 [著]岩橋 勝 ISBN978-4-8433-4795-9 2015年10月23日刊行済
●第2回配本● 飛鳥時代〜戦国時代 [著]井上正夫 ISBN978-4-8433-4794-2 2015年11月25日刊行済
●第3回配本● 明治時代〜現代 [著]草野正裕 ISBN978-4-8433-4796-6 2016年1月22刊行済

★電子書籍版刊行しました★
価格等は、LibrariE/KinoDen/Maruzen eBook Library/EBSCO eBooks ほか各サービスにお問い合わせ下さい。

楽しく学ぼう! 日本のお金の歴史と人々の暮らし。

私たちが毎日何気なく使用しているお金は、日本ではいつごろ生まれ、どのように使われていたのでしょうか。今から1400年ぐらい前にお金は使われていました。それから現代の「円」にいたるまでの間に、様々なお金が現れたり、消えたりと大変複雑な歴史をたどってきました。本書では、古代から現代にいたるお金の歴史を通して人々の暮らしや経済の仕組みを豊富な写真や図版とともに、解説していきます。

【本書の特色】

●日本のさまざまなお金について、オールカラーで豊富な図版と写真を満載。
●お金の歴史が大きく変わった3つの時代に分けて、それぞれの時代の特性を分かりやすく解説。
●お金を通して、古代から現在にいたる日本経済史を学ぶことができる。
●硬貨や紙幣が時代の変化と共に、どのように変わってきたのかをビジュアルに理解できる。
●ニセ金づくり、悪鋳など、お金にまつわる面白エピソードも紹介。

NDC:337
小学校高学年~中学校向け

ビジュアル 日本のお金の歴史 第1回配本 江戸時代

刊行年月 2015年10月 定価2,750円 (本体2,500円) ISBN978-4-8433-4795-9

[著]岩橋 勝

「戦国時代までにおもに流通したお金は銭貨でしたが、江戸時代に入ると金貨、銀貨、銅貨の3種がともに使われるようになります。金貨は4進法で、1両が4歩(分)、1歩が4朱で、4倍で上の位になる数え方をしました。しかし銀貨は受け取りのたびごとにはかりを用意して、その重さを確認して使用していました。」

<目次から> ※一部予定を含みます。
・お金が不可欠な時代がやってきた
・「金銀銅」の3つのお金がつくられた理由
・いつもはかりが必要な、面倒なお金とは?
・世界の3分の1を掘り出した日本の銀
・初めての改鋳のねらい 
・お金は良質なほどよいのか?
・やむにやまれぬ金銀悪鋳 
目次から ※一部予定を含みます。
・自然に使われ始めた紙のお金
・庶民には便利でも迷惑な藩札
・銀でつくられた「金貨」 
・しだいに消えていった銀貨
・一夜で金貨の価値が3倍に
・明治政府の未熟な紙幣、太政官札 
・円が誕生した! ほか

ビジュアル 日本のお金の歴史 第2回配本 飛鳥時代~戦国時代

刊行年月 2015年11月 定価2,750円 (本体2,500円) ISBN978-4-8433-4794-2

[著]井上正夫

「今から1400年くらい前にお金は使われていました。そのころのお金として使われていたのは、布と銀でした。その布は、麻などの植物からとった糸で編んだ布です。布の大きさは、「ヒロ」という単位であらわされていて、1ヒロは、幅が75センチ、長さが大人の両手を広げたくらいで、約180センチだったようです。」

<目次から> ※一部予定を含みます。
・昔のお金は、布でできていた
・失敗に終わった富本銭 
・和同開珎の誕生!
・人は銅より銀のほうが好き?
・10倍の値打ちのある、新しいお金
・あるのに使えない銅銭
・中国からやってきた銅銭
・外国のお金のほうが安心!
・ニセ金づくりが始まる 
・ニセ金への対策とは
・昔へ逆もどりしてしまった! ほか

ビジュアル 日本のお金の歴史 第3回配本 明治時代~現代

刊行年月 2016年01月 定価2,750円 (本体2,500円) ISBN978-4-8433-4796-6

[著]草野正裕

「明治維新はお金の歴史においても大きな節目になりました。明治新政府は明治4年、通貨は円、銭、厘という単位に統一され、江戸時代の1両を1円とし、1円は100銭、1銭は10厘と定め、江戸時代は4進法だったものが欧米に合わせて10進法が採用されました。ここに円が誕生しました。」

<目次から> ※一部予定を含みます。
・円の誕生 
・円の裏づけは金と銀 
・紙幣を発行できる銀行はいくつもあった 
・松方正義は金銀と交換できない紙幣を整理した 
・日本銀行券の発行
・銀価格が下落して銀を裏づけとする円も下落していた
・清から得た賠償金をもとに円の裏づけを金とした  
・第1次世界大戦後不況 
・円の裏づけを金とする体制を離れる
・軍事費の増大  
・日銀にお金を印刷させる—打ち出の小槌 
・悪性インフレーション 
・1ドル=360円 レートの設定
・円相場はときどきの相場で変動することに 
・貨幣の電子化 ほか