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大阪出版文化資料集 全6巻

書誌書目シリーズ98
大阪出版文化資料集 全6巻

[編集・解題] 宮里立士 [編集・解題] 佐藤哲彦

揃定価108,000円(揃本体100,000円) 
ISBN 978-4-8433-3846-9 C3300
A5判/上製/函入
刊行年月 2012年02月

関連情報

本書の内容

大正から昭和初期の「大大阪」。その時代の古書蒐集活動と歴史研究の水準を明らかにする出版文化資料。
東京に拮抗した戦前大阪文化界の全容に光をあてる資料群の復刻。近世以来の在野アカデミズムの精神を引き継いだ文化人たちによる古典籍、史料考証に関わる随想や、かれらの事績を伝える追悼録を収録。

書誌書目シリーズ98 大阪出版文化資料集 第1巻 碩園先生追悼録 (懐徳堂堂友会編 大正十四年)

刊行年月 2012年02月 定価15,120円 (本体14,000円) ISBN978-4-8433-3847-6 C3300

[編集・解題]宮里立士 [編集]佐藤哲彦

西村天囚(1865-1924)の追悼録。西村は漢学者で、明治大正期の代表的ジャーナリスト。かれは懐徳堂の再興にも尽力したが、本追悼録は懐徳堂堂友会発行雑誌『懐徳』二号として編纂され、懐徳堂関係者のみならず、西村ゆかりの人々が故人の業績を偲ぶ。また、西村の著述目録と西村所蔵の「碩園先生旧蔵楚辞類書目」も掲げ、書誌学的にも興味深い文献。

書誌書目シリーズ98 大阪出版文化資料集 第2巻 高木利太追悼録(高木まさ・川瀬一馬編昭和十年)  高木利太遺書古活字版展観目録(川瀬一馬編昭和八年)

刊行年月 2012年02月 定価29,160円 (本体27,000円) ISBN978-4-8433-3848-3

[編集・解題]宮里立士 [編集]佐藤哲彦

高木利太(1871-1933)は、大阪毎日の記者で、日清戦時の通信で注目され、後に同専務。和本の古活字本収集家で、その古地誌コレクションは特に有名である。本書はかれへの追悼文とかれが集めた「高木文庫古活字版目録」編纂に関する文章や遺文を収め、関係者の追悼文が並ぶ。ジャーナリストにとどまらない、高木の文化活動(事業)が追懐される。

書誌書目シリーズ98 大阪出版文化資料集 第3巻 記憶を辿りて(土屋大夢昭和七年)

刊行年月 2012年02月 定価9,720円 (本体9,000円) ISBN978-4-8433-3849-0 C3300

[編集・解題]宮里立士 [編集]佐藤哲彦

土屋元作(1866-1932)は、明治から大正期の著名なジャーナリストで、大夢と号す。早稲田出身であるが、福沢諭吉の知遇を得て時事新報に入り、大阪毎日、大阪朝日を経て、時事新報主筆。本書は土屋が自らの半生を明治の文芸文化界の動向とともに回顧したもの。その語るところからは明治青年の教養とその成長過程が窺われる。

書誌書目シリーズ98 大阪出版文化資料集 第4巻 百楽荘漫記(福良竹亭昭和十年)

刊行年月 2012年02月 定価15,120円 (本体14,000円) ISBN978-4-8433-3850-6 C3300

[編集・解題]宮里立士 [編集]佐藤哲彦

福良虎雄(1870-1941)は、報知新聞から大阪毎日、東京日日新聞の政治部長、夕刊大阪新聞常務、編集主幹を務める。竹亭と号し、名文家と謳われ、大阪明治文化研究会などを組織し、戦前期の大阪の学芸を在野から牽引する。本書は、夕刊大阪新聞に大正十五年から連載した随筆から選び、古書論から高尚、世俗に渉る逸話を筆者の識見から綴る。

書誌書目シリーズ98 大阪出版文化資料集 第5巻 大大阪と文化 長春庵随想録(伊達俊光昭和十七年)

刊行年月 2012年02月 定価28,080円 (本体26,000円) ISBN978-4-8433-3851-3 C3300

[編集・解題]宮里立士 [編集]佐藤哲彦

伊達俊光(1880-1947)は、大阪毎日記者からNHK大阪放送部長を務めた。歌人・会津八一の親友で早大学生時代、特に親密な交流があった。本書は、大阪を中心とする関西の文芸文化状況を多岐にわたり詳述。東京に偏重する従来の文化論に対抗する意図で執筆された。煩雑を厭わずさまざまな事例を紹介、その膨大な記述から昭和戦前の大阪文化世界の全容が彷彿とする。

書誌書目シリーズ98 大阪出版文化資料集 第6巻 大阪明治文化研究会会報(第一号~第十六号大阪明治文化研究会)

刊行年月 2012年02月 定価10,800円 (本体10,000円) ISBN978-4-8433-3852-0 C3300

[編集・解題]宮里立士 [編集]佐藤哲彦

大阪明治文化研究会は、東京の明治文化研究会に倣い、昭和十一年に福良虎雄など大阪在野の研究家が中心となって結成。会報を翌十二年から昭和十八年まで発行する。大阪だけではなく関西文化人が結集。明治文化研究会関係者も招いて講演を開くなど、東京、名古屋などの学者、文化人とも交流する。現在では忘れられた文化活動の軌跡を伝える資料。