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時代が求めた「女性像」 全14巻

時代が求めた「女性像」 全14巻
―大正・戦中・戦後にみる「女の一生」―

[監修] 岩見照代

揃定価293,544円(揃本体271,800円) 
ISBN 978-4-8433-3488-1 C3336
A5判上製/カバー
刊行年月 2010年10月

関連情報

本書の内容

誕生・生育、教育・労働、恋愛・結婚、妻・主婦・母になる――。 さまざまな女性のライフイベントや服飾・化粧など、これまで個別に扱われてきた側面をトータルにとらえ直し、時代が創り出してきた女性像の全体に迫る。

刊行のことば       岩見照代

 「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」。まだジェンダー概念の無かった時代、シモーヌ・ド・ボーヴォワールが、「女」のつくられかたを『第二の性』(1949年)でみごとに喝破してから、すでに60年余。ここで今一度、原点とも言うべき「女になる」様相をとらえなおしてみたい。これまで教育・政治・文学・歴史……とさまざまな分野で、かなりまとまった女性論が刊行されて久しい。しかし「女の一生」を通して、一堂に見渡すことのできないもどかしさがあった。
 本シリーズでは、誕生・生育、教育・労働、恋愛・結婚、妻・主婦・母になること、といった女性のライフイベント、そして日常生活で欠かすこのできなかった服飾・化粧もふくめ、これまで個別に扱われてきた側面をトータルに捉え直し、時代がつくる女性像の全体に迫ることができるよう編集を試みた。一例を挙げれば、「孝女」「節婦」「烈女」「毒婦」など、つい最近まで語りつがれてきた女性像であるが、もはや古色蒼然の観がある。そして今ここで使っている「女性」ということばさえ、近年になってようやく一般的化してきたのである。
 本シリーズでは、明治末年から大正期初頭の「新しい女」、昭和前期に闊歩したモダンガール、また戦中、戦後の激動期を生きた女性たちのライフイベントに則したカテゴライズを設け、時代の局面に言及した書籍を集成した。どのように「女」が表象され、つくられてきたか、それらを具体的に考え直すことのできるシリーズとして活用していただければ幸いである。

時代が求めた「女性像」 第1回 全6巻

刊行年月 2010年10月 揃定価134,784円 (揃本体124,800円) ISBN978-4-8433-3489-8

時代が求めた「女性像」 第1巻 「新しい女」へのリアクション

刊行年月 2010年10月 定価17,064円 (本体15,800円) ISBN978-4-8433-3491-1

◆青柳有美『女の裏おもて』(昇山堂 1916)
恋の極意指南所/女優髷は風俗壊乱/大正芸者論/女優宇治龍子先生/妖婦本荘幽蘭/「悪魔の曲」のモデルいね子/女と芝居見物/新聞に囚はれたる演劇/戦後の欧洲美術界/妻と娘とに対する僕の態度/東西の女新聞記者/若し僕が女ならば/俊子と時雨との人気/疲れたる森律子さん/伊藤野枝のツラ魂/丹いね子は童貞なりや/問題の宇治龍子先生/女優の不品行を責むる勿れ/女優と通ずる新劇団の頭目/女の欲の皮/「婦人文藝」第四回音楽会/既婚婦人解傭当然論/耶蘇教中毒の女/夢に生死せる名古屋女/感心した女/帝国幹部女優御素顔拝観記/岩野夫婦の別居/口紅の原理/僕の好く女/男女解脱の菩薩境/女子に本来誘惑無し/新しい美人/趣味と知識と古物と/立身出世に早道無し/自己満足は自滅のみ/美を愛せよ/科学的知識の欠乏/霊の結婚と肉の結婚と

時代が求めた「女性像」 第2巻 戦後女性の出発

刊行年月 2010年10月 定価22,680円 (本体21,000円) ISBN978-4-8433-3492-8

◆新日本の女性に贈る(村岡花子編/羽田書店 1946)
情操について(円地文子)/働く女性のために(赤松常子)/恋愛と結婚について(村岡花子)/保健の問題(山本杉)/衣服について(上田柳子)/婦人参政権(市川信枝) 農村の女性へ(住井すゑ子)

◆現代女性十二講(帯刀貞代・櫛田フキほか/ナウカ社 1950)
第1講 婦人解放思想史(三井礼子等著) /第2講 婦人解放運動史(村田静子等著) /第3講 戦後の婦人運動(加生富美子) /第4講 流行と風俗(桑沢洋子) /第5講 街の女(鷲沼登美枝)/ 第6講 未亡人はどう生きるか(櫛田フキ) /第7講 恋愛と結婚(牧瀬菊枝) /第8講 職場の女性(島津千利世) /第9講 農村婦人(児島美都子)/ 第10講 婦人の教育と婦人の解放(川崎七瀬) /第11講 家庭婦人(松田解子) /第12講 戦争はわたしたちからすべてを奪ふ(宮本百合子)

時代が求めた「女性像」 第3巻 妻となる 1

刊行年月 2010年10月 定価17,280円 (本体16,000円) ISBN978-4-8433-3493-5

◆青柳有美『最新結婚学』(実業之世界社 1916)
序/第一章 結婚の利害/第二章 結婚忌避/第三章 試験結婚/第四章 複結婚/第五章 自由恋愛/第六章 女子の偏見/第七章 禁欲の是非/第八章 離婚の自由/第九章 制限的離婚/第十章 結婚の定義/第十一章 性欲結婚/第十二章 便宜結婚/第十三章 利用結婚/第十四章 盲目結婚/第十五章 審美結婚/第十六章 恋愛結婚/第十七章 道義結婚/第十八章 子孫結婚/第十九章 分別結婚/第二十章 結婚年齢/第二十一章 血族結婚/第二十二章 雑婚/第二十三章 体質と心的傾向/第二十四章 結婚検査署/第二十五章 一夫一婦制/第二十六章 妻の選択法/第二十七章 夫の選択法/第二十八章 結婚式/第二十九章 夫婦間際外交/第三十章 人口制限の是非

◆『婦人身上内輪の相談 法律百般家事職業』(実用法律学会 1913)
第一編 夫婦間の関係
第二編 結婚離婚
第三編 親子姉妹の柄
第四編 養子縁組
第五編 親族間の扶養
第六編 入夫と女戸主の隠居
第七編 相続と遺留分
第八編 遺言の方法
第九編 戸籍の届出
第十編 貸借と売買
第十一編 罰刑上の心得

時代が求めた「女性像」 第4巻 妻となる 2

刊行年月 2010年10月 定価18,360円 (本体17,000円) ISBN978-4-8433-3494-2

◆田中孝子編『結婚相談』(日本放送出版協会 1943)
序(安井洋)/編纂者の言葉(田中孝子)/良縁をつくる(田中孝子)/結婚相談の体験より/結婚相談の手帳より(大野とき)/建設の結婚(佐々木みち)/結婚相談室の一日(五十子三四子)/祈る心(木村よしの)/或る縁談(五十子三四子)/紅椿(丸山たか)/部外者の感想/百聞一見に如かず(生田花世)/南方の兄へよせる(古閑紀子)/成立者の感想/結婚十周年を迎へて(庄野光隆)/英雄を生む結婚(北澤諒一)/甦生(阪下治男)/良縁の一例(宇田川英雄)/子を頌ふ(花岡大吉)/書簡/附録/結婚会館道筋略図/申込書式/全国結婚斡旋施設一覧

◆田中孝子編『現代人の結婚』(関書院 1949)
序(田中孝子)/結婚と社会生活(羽仁説子)/男女の交際について(城戸又一)/結婚の衛生と産児調節(式場隆三郎)/最近の結婚問題(田中孝子)/新民法とその適用(田中孝子)

時代が求めた「女性像」 第5巻 家庭を作る 1

刊行年月 2010年10月 定価31,320円 (本体29,000円) ISBN978-4-8433-3495-9

◆国民新聞社編『理想の家庭』(民友社 1915)
理想の家庭(徳富猪一郎)/教育(下田歌子)/学校の修業年限と学費/結婚(鳩山春子)/婚礼の儀式/育児(瀬川昌耆)/育児の栞/衛生(吉岡弥生)/衛生の栞/交際(山脇房子)/交際の心得二三/住宅(伊藤忠太)/中流の納戸と裁縫部屋(羽仁もと子)/室内の装飾(井上秀子)/住宅に就ての方位/室内掃除のこと/器具の扱ひ方/庭園(長岡安平)/庭園に就ての注意二三/園藝(鈴木武太郎)/植木鉢の土に就て/園藝十二ヶ月/台所(入澤常子)/台所用器具の扱ひ方/家庭料理(赤堀峯吉)/料理のこといろいろ/家庭経済(嘉悦孝子)/衣服(堀越千代子)/衣服に就て/洗濯(宮川壽美子)/洗濯法いろいろ/汚点抜き法いろいろ/下婢の使ひ方(加藤常子)/家庭の娯楽(巖谷小波)

◆淡徳三郎訳『共産主義の恋愛・結婚・家族論――その理論とその具体的展望――』(大衆公論社 1931)
第一部 理論(マルクス・エンゲルス及びレーニンに於ける)/共産主義と性愛・結婚及び家族問題(リヤザーノフ)/一、ヘーゲル、フーゴー、歴史法学派の結婚及び家族観の批判/二、似而非共産主義者の結婚及び家族観の批判/三、フーリエ、スチルネルの結婚及び家族観の批判/四、共産主義社会は婦人を共有するといふ俗説に対する批判/五、プルードンその他の結婚及び家族観の批判/六、一夫多妻か一夫一婦かの問題/七、現代サヴエート連邦に於ける婚姻法/レーニンと婦人問題(クララ・ツエトキン)/一、レーニンは婦人の為に何を貢献したか?/二、レーニンの性愛・結婚・家族観/婦人問題に関するレーニンの断章/一、サヴエート権力と婦人の地位/二、モスクワ婦人労働会議に於ける演説/三、国際婦人デーに際して/四、婦人の革命的任務に就いて/第二部 実際(サヴエート連邦に於ける)(ゼシカ・スミス)/一、新家庭の出現/二、新結婚法の制定/三、革命期の道徳/四、住宅問題/五、母子保護施設/六、台所の社会化/附録 一/五カ年計画は如何に婦人を解放するか(P・メルケル)/一、はしがき/二、あらうる勤労婦人が是非共知らねばならぬ数字/三、新らしい生活諸形態、新らしい日常生活/四、向上又向上/五、我等の幹部社会主義の建築師/附録 二/日本に於ける被圧迫婦人の状態と其の解放運動(岡由之)/一、我国婦人解放運動の経過/二、政府及び資本家の反動的婦人改革/三、我国婦人の諸範疇と婦人運動の行方/四、産業合理化と工場労働婦人被圧迫状態の激化

時代が求めた「女性像」 第6巻 家庭を作る 2

刊行年月 2010年10月 定価28,080円 (本体26,000円) ISBN978-4-8433-3496-6

◆吉岡弥生『安産と育児』(丁未出版社 1930)
安産の巻/第一章 婦人と月経/第二章 妊娠より臨月まで/第三章 妊娠中の衛生/第四章 お産を軽くする方法/第五章 産後は如何に摂生するか/第六章 産褥中の病気と治療法/第七章 異常妊娠の心得/第八章 異常分娩の手当/第九章 幸福なるべき結婚法/第十章 家庭に備ふべき薬品と器具/育児の巻/第一章 産児の取扱方/第二章 母乳とお粥と米食と乳母/第三章 牛乳の選択とその用法/第四章 子供の食物/第五章 子供の病気と看護/第六章 子供に対する四季の衛生/第七章 子供に最も起り易い病気/第八章 子供の衣服と住所/第九章 衛生上より観たる育児法

◆末廣義一『結婚初夜の性典』(龍興館書店 1933)
結婚と云ふことは/伉儷の選択/家柄に就て/品性/体格と礼質/結婚の礼式及び時期/結婚男女の覚悟/結婚当夜男女の心得/恋愛には性欲が伴ふ/結婚準備としての性智識/婚礼式/見合の心得/結納/荷物の目録と明細帳/結納の内披露/花嫁の調度品/荷物送り/式日の準備/式場の床飾/三献の肴の用意/膳の薦め方/侍女郎の心得/花嫁迎への使者/白無垢と庭火/門出の盃事/嫁入の順序/花嫁到着時の心得/婚礼に関する礼式/古式に依る近世の結婚式/舅姑と嫁との盃事/親類盃の仕方/色直しの盃事/総客の盃事/閨盃の式/結婚初夜の性行為/結婚初夜の花嫁の心理/性交の知識/床入りの心得/血痕の有無によつて処女非処女の判断/純白の新枕紙/結婚当夜閨房の構造/結婚の夜の技巧/無理解から生じた悲劇/男の女に就て知らねばならぬ事/初心の女の羞恥的態度と男子の性衝動/神前の結婚式/教会の結婚式/花婿花嫁の服装に就て/結婚披露の仕方/結婚後の心得/婚礼の翌日/里帰り/里開き/婿入りの事/門見せの礼/結婚同時の旅行/交接の時期/妊娠したならば/女子と生れての責務/妊娠とは/妊娠の理由/妊娠の徴候/妊娠第一ヶ月の胎児/妊娠第二ヶ月目/妊娠第三ヶ月目/妊娠第四ヶ月目/妊娠第五ヶ月目/妊娠第六ヶ月目/妊娠第七ヶ月目/妊娠第八ヶ月目/妊娠第九ヶ月目/妊娠第十ヶ月目(臨月)/育児法/生理的状態の変化/初生児の摂養

時代が求めた「女性像」 第2回 全8巻

刊行年月 2011年02月 揃定価158,760円 (揃本体147,000円) ISBN978-4-8433-3490-4

時代が求めた「女性像」 第7巻 女子の修養 1

刊行年月 2011年02月 定価20,520円 (本体19,000円) ISBN978-4-8433-3497-3

◆芳進堂編輯部編『最新東京女子学校案内』(武田芳進堂 1933)
前編 総説/第一章 女子教育と学都東京/第二章 職業と学校/第三章 修学と資金/第四章 独学立身の途/第五章 苦学と其の方法/第六章 夜学校/第七章 学生生活と東京/第八章 学事法規の概要/本編 各学校案内/凡例/第一類 高等女学校/第二類 高女に類する学校/第三類 実業学校/第四類 専門学校及大学(之に準ずるものを含む)/第五類 語学校及予備学校/第六類 事務員の学校/第七類 家事・裁縫・手藝の学校/第八類 美術・音楽の学校/第九類 保育・助産・看護の学校/第十類 諸種の学校/第十一類 東京市各区営実業補修学校/附録/東京女子諸学校入学競争率

◆女子大学講義編輯部編『職業別学校案内と婦人職業指導』(目白台書肆 1929)
(教育に関する部)/一 中等教員/二 小学教員/三 幼稚園保母/四 家庭教師/五 婦人図書館員/(医学に関する部)/一 女医/二 婦人薬剤師/三 歯科医/四 看護婦/五 助産婦/(営養に関する部)/一 女営養士/(文学に関する部)/一 女流作家/二 編輯員/三 婦人記者/(藝術に関する部)/一 音楽家/二 画家/三 図案師/四 生花茶の湯師匠/五 琴の師匠/六 遊藝師匠/七 女優/八 映画女優/(宗教に関する部)/一 婦人伝道師/二 救世軍女士官/(技術に関する部)/一 歯科技工士/二 女写真師/三 タイピスト/四 美容術師/五 美髪師/六 自動車運転士/七 製図手/八 婦人速記者/九 和服裁縫師/十 洋服裁縫師/十一 婦人子供服の裁断と帽子の製作/十二 製糸教婦/十三 プレツシング・ガール/授産場/授産場一覧/(高等女学校卒業で直ぐ就職の出来る職業)/一 普通女事務員/二 女店員/三 セールス・ガール/四 貯金局事務員/五 郵便局事務員/六 停車場出礼係/七 婦人看守/八 婦人外交員/九 婦人車掌/十 エレベーター・ガール/職業紹介所の利用/全国職業紹介所便覧

時代が求めた「女性像」 第8巻 女子の修養 2

刊行年月 2011年02月 定価21,600円 (本体20,000円) ISBN978-4-8433-3498-0

◆三宅やす子『令嬢学』(宝文館 1931)
序にかへて/第一章 令嬢篇/1 令嬢/2 新時代の女性とは何か/3 学習に就いて/4 社交/5 男女の交際について/6 家事の手伝ひ/第二章 恋愛・結婚篇/1 わが恋愛観/2 恋愛に似たもの/3 女性と処女性/4 日本の女性と友愛結婚/5 機械的貞操観時代/6 性の問題/7 産児制限公認可否/8 結婚の祝詞/第三章 現代思潮篇/1 現代の流行について/2 贅沢とは何か/3 女性の悩み/4 女のしごと/5 婦人と年齢/6 若い婦人の長所と短所/7 母ごゝろ/8 誰がために粧ふか/9 不良少女と文学少女の関係/10 女性の藝術/11 婦人参政権問題の過去及将来/12 公娼廃止といふこと/13 婦人職業についての考案/14 男女交際に対する提唱/15 依頼心/第四章 相談に答へて/1 小説家になりたい女性に/2 自活を望む若き婦人に/3 血族結婚について/4 醜く生れた処女/5 理解なき結婚よりも信仰へ/6 飛行家志望/7 尼になりたい人に/8 気弱い少女に/9 詩歌を志す少女に/10 奉公よりも職業婦人にないたい/11 貞操を破られた女の訴へに/第五章 随想篇/1 ある場合/2 丸帯/3 恋愛は試練か/4 愛し得ぬ悲しみ/5 常識といふこと/6 初めての美容術/7 新時代/8 料理と女性/9 書斎/10 私と日記

◆伊福部敬子『母なれば』(教材社 1937)
第一篇 母たちにおくる/母たちにおくる/子におくる手紙/第二篇 母と子の記録/原始時代/神話時代/歴史時代/第三篇 母なれば/新しき母の発見/旗印は子供の教育中心/先手の躾後手の補ひ/スープには自ら塩を加へよ/道は須叟/第四篇 培ふものゝ祈り/孟母三遷は義しいか/意志は鍛へられるか/無理抑への危険/健康教育の問題/肯定か、叱るか/家庭管理へ参加させて/食卓への敬礼/白切符の錯覚から覚めませう/長子と次子との環境/一顆の玉葱/第五篇 新しきともし火/一つの空想/スリルと童心/智能テストと母の愛/母様学校のこと/児童消費組合・子供銀行/阿闇世王の母/父におくる/母におくる/父と母におくる

時代が求めた「女性像」 第9巻 女の美容 1

刊行年月 2011年02月 定価20,520円 (本体19,000円) ISBN978-4-8433-3499-7

◆東京洋髪研究会編『洋髪の結び方と美容の秘訣』(東京洋髪研究所出版部 1928)
結髪準備の巻/束髪の巻/新型結髪の巻/美容の巻

◆田中千代『新女性の洋装』(南光社 1933)
第一章 和装から洋装へ 一、服飾の研究/二、日本服の特長と欠点/三、改良服の行詰り
第二章 服飾美術 一、綜合の美/二、用の美/三、動の美/四、環境との関係的の美
第三章 色 一、色の物理学/二、色の名称/三、色の歴史/四、色の情操/五、感と表情に依る色の選び方
第四章 線 一、線の働き/二、洋装の基本線/三、服に於ける装飾と面積との関係/四、スタイルによる型の選び方
第五章 流行 一、流行とは/二、流行の発生/三、流行と個性/四、流行の取り入れ/五、美の標準と流行/六、フアツシヨンブツクの見方
第六章 デイザイン 一、デイザインとは/二、デイザインの着想及び方法/三、デイザインの価値/四、私のデイザインに於ける主張
第七章 洋服の正しい着方 一、目的目的に応じた洋装の使ひわけ/二、イーブニングドレス/三、アフタヌーンドレス/四、スポートドレス/五、コスチユーム(スート)/六、ホームドレス(並にスモツク・エプロン等)/七、外套の知識/八、国状によつて異なる各国の服装
第八章 下着の知識 一、下着の役目/二、下着の種類と其正しい用ひ方/三、コルセツト/四、四季に於ける下着の着方/五、下着に就いて思ひついた注意二、三/六、各国の国民性と国状による下着の使ひ方
第九章 附属品 一、帽子/二、靴/三、靴下/四、その他の装身具
第十章 洋装と経済 一、家庭裁縫/二、国産品の利用/三、廃物の利用

時代が求めた「女性像」 第10巻 女の美容 2

刊行年月 2011年02月 定価25,920円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-3500-0

◆関美枝子『現代女性服飾読本』(関書院 1937)
第一編 服飾の実際について 第一章 和服の柄、色調は如何にして選ぶべきか/第二章 配色の知識/第三章 和装各部に於ける配色、附柄/第四章 体格の欠点を隠す長著の仕立要所/第五章 体格を考慮した著附の要領/第六章 付属品の事
第二編 社交と服飾 第一章 招待を受けた時の服飾常識/第二章 外出に先立つての注意/第三章 服飾品贈答の上手な仕方/第四章 一般礼式服について/第五章 男女性共に心得べき指輪及び宝石の常識/第六章 容姿美を活殺する動作について
第三編 現代女性の服飾常識 第一章 服飾の意義/第二章 流行と女性/第三章 古代趣味服飾について/第四章 新興交織物の常識/第五章 野暮な服飾の解剖とその対策/第六章 呉服製造元の正しき指導者たれ
第四編 服飾と女性に関する諸問題 第一章 新妻の服飾/第二章 ものゝあはれと服飾美/第三章 女訓導女教員の服飾問題/第四章 地方の女性へ、都会の女性へ

◆大政翼賛会文化部編『新生活と服飾』(翼賛図書刊行会 1942)

被服についてどういふ問題があるか? 一、新体制と被服問題/二、指導方策上の考慮すべき事項/三、改善への三段階/四、服飾に対する正しい観念の確立/五、指導の道程
気候と衣服 発展民族の衣服問題/大陸進出と衣服問題/和服と洋服/防寒服装の被服構成と労働時における発汗防止の問題/衣服雑題そのほか
祖先の「きもの」に対する反省 民衆服飾史の探求/仕事着の美/出稼の影響/仕事着のない都会の婦人/被服材料の変遷/寝具と藁/刺子裂織
晴衣とそれを生かす心
時局と繊維(一)スフについて、染料問題について 時局と繊維/染料問題について三平文技師より伺ふ/染料の生産に困らぬか
時局と繊維(二)絹について
統計からみた衣服問題 一、学術振興会における研究の趣旨/二、衣服の所持数/三、衣服の全所持点数とその価格/四、衣服の重さ/五、帯の種類と結び方/六、和服と洋服の比率/七、蒲団の一貌/八、諸表を通覧して
座談会 一、和服問題洋服問題/二、何が最初の問題か/三、賢い整理と計画について/働くきもの、美しいきもの/下着の問題/生産者、販売者、消費者/衣服費について/個人的解決より協同的解決へ/美的要素、流行、たしなみ
あとがき

◆中田秀夫編『新女性文化 家庭編』(国民社 1943)
序言にかへて/近代戦の特質/戦争と生活資材/家庭防空/日本女装の変遷/戦時下の衣服/服装のこと/礼服のはなし/婦人服その他/服装/飲食系図/母親への栄養知識/健康と飲食の関聨/酒の科学/戦時下の住宅建築/庭園/物は心から生れる/家政(銃後の見聞から)/子供の取扱ひ方雑草/薬学の常識/婦人の厚生/美容/新時代の女性と美容

時代が求めた「女性像」 第11巻 働く女性 1

刊行年月 2011年02月 定価12,960円 (本体12,000円) ISBN978-4-8433-3501-7

◆春陽(奥付には、濱岡道男とある)『自活の出来る女子の職業』(洋光社出版部 1917)
一 女子の就職と学校/二 小学女教師/三 女流文学家/四 閨秀画家/五 婦人記者/六 裁縫教師/七 箏曲指南/八 造花/九 編物/十 刺繍/十一 生花の師範/十二 茶の湯宗匠/十三 割烹教師/十四 女医/十五 産婆(助産婦)/十六 看護婦/十七 三越の店員/十八 日本銀行の事務員/十九 女子通信手/二〇 電話交換手/二一 官庁の事務員/二二 女子判任官/二三 美髪学校と女髪結/二四 女写真師/二五 女優/二六 琵琶教授/二七 女工/二八 速記者/二九 タイピスト

◆東京日日新聞編『職業婦人の研究』(東京刊行社 1921)
第一編 総論 一、女の国日本/二、女五人八分/三、女工の領分/四、信州の女工/五、一億五千万円/六、女十八花盛り/七、工女の生国
第二編 女売買 一、いつ迄も若くあれ/二、海老で鯛釣る/三、将を射んとして先づ馬を射る/四、身代と前借
第三編 賃金論 一、岩垂久乃女/二、罰に重く賞に軽し/三、俚謡にまでも/四、精神的虐殺/五、罰金が賃金よりも大/六、弱肉強食の世界/七、出来高払の弊害
第四編 工女教育 一、三澤尋常小学校/二、父兄の職業、家庭、素行等と技術の関係/三、平根村の模範村長
第五編 昼は如何に 一、春引、夏引/二、仕事の手順/三、食事の鐘/四、日誌から
第六編 夜は如何に 一、生活力の旺盛な女/二、友の手紙/三、夜の湖上/四、人浅間し/五、是でも寝間か/六、真夜中に
第七編 女不憫や 一、哀れ藤田はる/二、トイレツト/三、貧しき誇り/四、女護島鐘ヶ淵/五、箱詰の女/六、お惣菜は荒布/七、いとしやむすめ/八、子殺し成金/九、見聞のまゝ/十、伝染病室記
第八編 踏みにじられた女 一、二少女の死/二、女工の堕落/三、肉に走る女/四、男は読むな/五、孕まぬ女/六、婚礼の巻/七、ねんねこ歌/八、座敷なき家/九、女の言分/十、お貧乏の恋/十一、工女の罷工/十二、艶つぽい動機/十三、女は勝つた
第九編 結論 一、工場主に

時代が求めた「女性像」 第12巻 働く女性 2

刊行年月 2011年02月 定価22,680円 (本体21,000円) ISBN978-4-8433-3502-4

◆佐瀬文哉『文化的婦人の職業』(自光社出版部 1924)
第一章 概説 一、婦人と職業/二、職業の選択法/三、職業と地理上の関係
第二章 通勤職業 一、電話局員/二、貯金局事務員/三、鉄道局員/四、女子製図手/五、電信技術員/六、郵便局事務員/七、小学校教員/八、女子中等教員/九、幼稚園保姆/十、官立銀行事務員/十一、一般会社銀行事務員/十二、婦人商店員/十三、婦人タイピスト/十四、婦人速記者/十五、簿記計算士/十六、婦人記者/十七、保険会社集金及外務員/十八、女囚看守/十九、婦人探偵/二十、婦人車掌/二十一、婦人伝道師/二十二、婦人図書館員
第三章 独立的職業 一、女医師/二、婦人歯科医師/三、婦人薬剤師/四、産婆/五、美容術師/六、女髪結ひ/七、女理髪師/八、婦人写真師/九、洋物裁縫師/十、和服裁縫師/十一、巡廻家庭教師/十二、琴曲教授/十三、女流音楽師/十四、各種の女師匠/十五、活花茶の湯教授/十六、女流画師/十七、小説家、著述家/十八、婦人代書業/十九、婦人ガイド/二十、マツサージ師/二十一、鍼灸術師/二十二、婦人占断者
第四章 住込の婦人職業 一、製糸教婦/二、汽船乗組婦人司厨及監督/三、外人家庭のナース/四、外人家庭のアマ/五、看護婦/六、派出婦/七、レストラン女給/八、上流料理屋女中/九、旅館の女中/十、一般の女中及子守
第五章 特殊の職業 一、女優/二、歌劇女優/三、活動写真説明者/四、女子諸芸人/五、活動写真の案内係/六、劇場の案内人/七、モデル/八、婦人広告取/九、諸品の注文取
第六章 婦人労力職業 一、紡績織布工場女工/二、専売局婦人授業員/三、印刷局女子工員/四、造幣局工員/五、陸海軍工廠女子工員/六、印刷所婦人職工/七、製菓会社従業員/八、製薬会社従業員/九、化粧品工場従業員/十、婦人人夫と土工
第七章 婦人内職 一、手縫刺繍職/二、シンガーミシン刺繍/三、メリヤス手袋編み/四、メリヤス靴下編み/五、横織メリヤス編み/六、編物及摘み細工/七、レース編物/八、バンテ製造/九、ドロンオーク/十、腿帯子製造/十一、パラシユート拵へ/十二、装飾用飾房/十三、靴下美術かゞり/十四、熨斗製造/十五、封筒及巻紙張り/十六、下駄鼻緒製造/十七、下駄の爪皮縫ひ/十八、下駄表編み/十九、造花職/二十、絞り染め職/二十一、元結と水引/二十二、ポール箱張/二十三、歯ブラシ製造/二十四、ブラシ整毛/二十五、団扇と扇子/二十六、綿及布玩具製造/二十七、丸髷型の製造/二十八、経木モール作り/二十九、経木籠編み/三十、組紐類製作/三十一、マツテシグ細工/三十二、藺筵製信玄袋と鞄/三十三、歯朶籠類細工/三十四、白シヤツ及襟縫/三十五、カタン糸製造/三十六、簡易なる袋物拵へ/三十七、メリケン粉袋縫ひ/三十八、麻袋縫ひ/三十九、紙袋張り/四十、木蔓籠裏張/四十一、欧米向きエーヒ盆/四十二、セルロイド玩具仕上/四十三、頭髪用ピン棒作り/四十四、タオル織り/四十五、杞柳籠細工/四十六、輸出綿布織
第八章 婦人に対する各種の営業 一、古着仕立直し販売業/二、古足袋股引カバ類再製販売/三、安鼻緒爪皮類製造販売/四、古羅紗端切利用袋物類製造販売/五、古布染色加工販売/六、古布製の爪皮製造販売/七、各種の玩具製造販売/八、氷水店の開業/九、ミルクホール店/十、煙草店開業/十一、化粧品店/十二、下宿業/十三、各種の洗濯業

◆読売新聞社婦人部編『職業婦人を女房にもてば』(森田書房 1935)
ひと月振で夫婦が撮影所で『ヤア』タマには一緒で御飯が食べたい/西と東に街を流す夫婦チンドン屋但し旅先では存分に惚ける/私が癇癪起しても良人は怒らず暖簾と腕押し収入は一緒にして掻き混ぜる/奥さんからいたゞく主人の小遣は一日五拾銭也干渉するなら別れるーと奥さん/新橋駅で夫婦がー坊やのリレー妻子の留守の家庭は寂しい/時間は別々子供はなし私寂しいですーとヌルマ湯国際結婚のご夫婦/男性無能を論ずる社長もまた女?出かけに夫へ「行つて参ります!」/月に一度の逢瀬でいつも新婚気分マドロス夫婦に喧嘩の種なし/あすの日を楽しみに詩人とマネキン嬢物質と心を交換しながら!/妻は看護婦代りに良人はホテルの帳場夫婦喧嘩は絶え間がない!/妻の留守には亭主が皿洗ひも洗濯もする覚悟亭主づらでは共稼ぎ不可能!/共稼ぎの夫婦に与ふ夫婦和合四ヶ條の掟このお蔭で危機を突破した…と/奥さんが童話作家で夫が出版屋さん!その代り印税は胡麻化され通し/女房に食はせて貰ふ気持は憂鬱だつた日本酒ならまづ一升・ウイスキイなら二本

◆岸岩二編『女子就職の秘訣:各会社銀行デパート車掌受験集』(清華堂 1937)
一、若き女性と職業/一、東京府職業紹介所婦人部に就いて/一、銀行、会社、官庁に就職するまで/一、私の体験記/一、百貨店で働く法

時代が求めた「女性像」 第13巻 働く女性 3

刊行年月 2011年02月 定価19,440円 (本体18,000円) ISBN978-4-8433-3503-1

◆工場管理研究所編『女子勤労管理の実際』(三和書房 1944)
女子勤労管理について/女子労務者の適職及適性/女子職業情態と指導所よりの希望/婦人労務者の保健衛生に就いて/女子勤労管理の諸問題に就いて/女子勤労管理の実際/女子の技能養成と勤労管理/機械工業に於ける女子勤労管理/紡績に於ける女子労務管理の実際/紡績工場に於ける女子勤労管理の一典型/女子勤労管理の指針/附録 一、女子勤労動員の促進に関する件/二、女子勤労動員の促進に関する件通牒

◆軍事工業新聞編『女子勤労管理の要諦』(軍事工業新聞出版局 1944)
女子勤労代替の緊要性/女子労務者の職場組織と適性配置/女子を使用し得る作業の範囲/女子の賃金に就て/豊田自動織機に於ける女子労務者使用現況/附録 トヨタ自動車に於ける女子労務者の技術指導/女子労務者の作業指導

時代が求めた「女性像」 第14巻 働く女性 4

刊行年月 2011年02月 定価15,120円 (本体14,000円) ISBN978-4-8433-3504-8

◆帯刀貞代『働く婦人のために』(雄文社 1949)
Ⅰ 働く女性のために 1 いかに考えて生きるか/2 女性の隷属性について/3 女工哀史は何を語るか/4 働く婦人はこうして生きている/5 組合はあなたをまもつているか/6 農村婦人はめざめたか
Ⅱ 新しいモラルについて 1 新しい女らしさ/2 新しい世代は拒否する/3 男のエゴイズム/4 憎み合う女たち/5 新しいモラルについて/6 平澤家の人々
Ⅲ 生活の合理化について 1 家庭生活に入ろうとする人々に/2 生活の科学化について/3 生活技術について

◆総解説(岩見照代)