HOME書籍検索 > 日本植民地文学精選集 第2期 全27巻

日本植民地文学精選集 第2期 全27巻

日本植民地文学精選集 第2期 全27巻

[監修] 河原功 [監修] 川村湊 [監修] 白川豊

揃定価349,920円(揃本体324,000円) 
ISBN 978-4-8433-0325-2 C3393
A5判上製/カバー装
刊行年月 2001年09月

本書の内容

一部品切れです。詳細は小社営業部までお問い合わせ下さい。

満洲・朝鮮・台湾・南洋群島・樺太―植民地とその周辺の文学の基礎文献を集成。 言葉が「異郷」にあるとき、文学に何が起こるのか?

本書の特色

● 日本「内地」中心の文学史から抜け落ちた植民地の文学の復刻選集です。
● さまざまな民族の立場から、植民地の諸相が多面的に浮かび上がります。
● 歴史的価値が高く、研究者から復刻を強く望まれていた作品を厳選。
● 〔満洲編〕では、牛島春子・野川隆など、文学史上重要な作家の未刊作品集を新編集で収録。
● 〔朝鮮編〕〔台湾編〕は所蔵機関がほとんどない、「外地」刊行の単行本を中心に復刻。
● 〔南洋群島編〕〔樺太編〕は叢書としては初めての集成です。
● 日本人以外の作家によって書かれた日本語作品も多数収録。
● 各巻の巻末に解説(作家紹介・作品の背景・歴史的価値など)を付します。
● 今日の近代文学研究の一大潮流である戦時下の文学研究にも不可欠の文献集。
● 文学のみならず、近代日本史・アジア史の研究にも大いに有益な資料。

全巻構成
★〔満洲編〕全6巻 ■揃定価:本体69,000円+税 ISBN4-8433-0408-5
★〔朝鮮編〕全7巻 ■揃定価:本体88,000円+税 ISBN4-8433-0409-3
★〔台湾編〕全6巻 ●揃定価:本体73,000円+税 ISBN4-8433-0410-7
★〔南洋群島編〕全4巻 ●揃定価:本体46,000円+税 ISBN4-8433-0411-5
★〔樺太編〕全4巻 ●揃定価:本体48,000円+税 ISBN4-8433-0412-3     

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集21〔満洲編7〕 牛島春子作品集 初出復刻・新編集

定価10,800円 (本体10,000円) ISBN978-4-8433-0326-9 C3393
A5判上製/カバー装

役人の不正徴税をテーマとした処女作「豚」(「王属官」)や芥川賞候補作「祝といふ男」など、満洲を代表する作品を初めて集成。新発見の作品も収録。(解説・川村湊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集22〔満洲編8〕 野川隆・今村栄治・塙英夫作品集 初出復刻・新編集

定価10,800円 (本体10,000円) ISBN978-4-8433-0327-6 C3393
A5判上製/カバー装

合作社運動に参加し検挙され病死した野川隆、日本名で日本語の小説を書いた在満朝鮮人作家の今村栄治、野川と同様の嫌疑で満洲の獄中にいた塙英夫の満洲作品を集成。

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集23〔満洲編9〕 日満露在満作家短篇選集

定価12,960円 (本体12,000円) ISBN978-4-8433-0328-3 C3393
A5判上製/カバー装

山田清三郎編 1940年・春陽堂書店 日系・満系・白系露人の在満作家が『満洲新聞』に連載した小説を集めた、 当時の代表的なアンソロジー。北村謙次郎・竹内正一・爵青・ネスメエロフなどの作品を収録。(解説・川村湊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集24〔満洲編10〕 光をつくる人々

定価12,960円 (本体12,000円) ISBN978-4-8433-0329-0 C3393
A5判上製/カバー装

打木村治 1939年・新潮社 第一次満洲移民団の生活を実地調査して書かれた、大陸開拓文学の先駆的作品。 農業移民たちが、匪賊と血みどろの闘いを繰り広げながら、花嫁の一団を迎えるまでを描く。(解説・川村湊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集25〔満洲編11〕 劉家の人々

定価11,880円 (本体11,000円) ISBN978-4-8433-0330-6 C3393
A5判上製/カバー装

大瀧重直 1941年・満洲開拓社 満洲農民の劉一家は、匪賊の襲来や凶作、高い税金などに日々苦悩するが、 やがて訪れる新国家満洲の建設に希望の光を見出す。満洲の農村を、原住民の側から描いた異色作。(解説・川村湊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集26〔満洲編12〕 哥薩克(かざっく)

定価15,120円 (本体14,000円) ISBN978-4-8433-0331-3 C3393
A5判上製/カバー装

檜山陸郎 1944年・新太陽社 満洲に住むコザックの少年アルマイスが、養母のかつての夫や、 日本人との交流を通して日々成長していく過程を描く。復刻にあたり満洲国十周年懸賞当選作品「鯉魚」を増補。 (解説・川村湊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集27〔朝鮮編7〕 半島作家短篇集

定価6,480円 (本体6,000円) ISBN978-4-8433-0332-0 C3393
A5判上製/カバー装

香山光郎(李光洙)ほか 1944年・朝鮮図書出版 朝鮮で「国語」教育が進み、 日本語による創作が主流となった時期のアンソロジー。李光洙・鄭人沢・兪鎮午・李無影・趙容万・ 張徳祚ら八名の朝鮮人作家の日本語作品を収録。 (解説・白川豊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集28〔朝鮮編8〕 新半島文学選集 第一輯

定価17,280円 (本体16,000円) ISBN978-4-8433-0333-7 C3393
A5判上製/カバー装

石田耕造(崔載瑞)編 1944年・人文社 親日誌といわれる『国民文学』を主宰した英文学者・ 崔載瑞の編によるアンソロジー。小尾十三ら日本人作家六名と李光洙ら朝鮮人作家七名の作品を収録。 (解説・芹川哲世(第一輯)/南富鎭(第二輯))

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集29〔朝鮮編9〕 新半島文学選集 第二輯

定価12,960円 (本体12,000円) ISBN978-4-8433-0334-4 C3393
A5判上製/カバー装

石田耕造(崔載瑞)編 1944年・人文社

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集30〔朝鮮編10〕 緑旗聯盟 金 聖

定価17,280円 (本体16,000円) ISBN978-4-8433-0335-1 C3393
A5判上製/カバー装

1940年・羽田書店 東京と京城を舞台に、日本人と朝鮮人の二組の兄妹の恋愛模様を描く青春風俗小説。 その清新なストーリーの一方で、朝鮮社会における反日感情についても透徹した目で見据えた傑作。(解説・南富鎭)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集31〔朝鮮編11〕 和戦何れも辞せず

定価19,440円 (本体18,000円) ISBN978-4-8433-0336-8 C3393
A5判上製/カバー装

張 赫宙 1942年・大観堂 豊臣秀吉の朝鮮出兵を外交交渉の視点から描いた壮大な歴史小説。 日朝のはざまで苦闘する小西行長や対馬の宗氏の姿は、同時に侵略一般の愚を訴える作家自身の姿にも通じる。(解説・白川豊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集32〔朝鮮編12〕 岩本志願兵 張 赫宙

定価10,800円 (本体10,000円) ISBN978-4-8433-0337-5 C3393
A5判上製/カバー装

1944年・興亜文化出版 「内鮮一体」を疑問視する朝鮮人青年岩本は、高麗神社への参拝を契機に時局に目覚め、 優秀な志願兵となる。表題作ほか「新しい出発」など、日本の国策に迎合的な作品を収める。(解説・白川豊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集33〔朝鮮編13〕 情熱の書

定価10,800円 (本体10,000円) ISBN978-4-8433-0338-2 C3393
A5判上製/カバー装

李 無影 1944年・東都書籍 今日ほど「力」が要求される時代はなく、 信念を支える情熱がなくては「力」とはなり得ない―。表題作など八篇を収録した植民地期末期朝鮮を代表する個人日本語作品集。 (解説・芹川哲世)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集34〔台湾編9〕 陳忠少年の話

定価7,560円 (本体7,000円) ISBN978-4-8433-0339-9 C3393
A5判上製/カバー装

藤原泉三郎 1930年・文明堂書店 少年陳忠を襲う激しい飢え。主人の按摩は守銭奴で、 そば一杯も食わせてくれない。犬の餌でもいいから食いたい! 台湾下層社会の暗黒面を描く表題作などを収録した作品集。 (解説・河原功)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集35〔台湾編10〕 暖流寒流

定価9,720円 (本体9,000円) ISBN978-4-8433-0340-5 C3393
A5判上製/カバー装

陳 垂映 1936年・台湾文芸聯盟 学問に生きる俊暁と明秀。ブルジョア息子のプレイボーイ秋祥。 秋祥に弄ばれる乙女・碧茹と、明秀と相思ながら秋祥との婚約を強いられる俊暁の妹・瓊珠。大傑作恋愛小説。(解説・下村作次郎)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集36〔台湾編11〕 可愛的仇人(あいすべきあだびと)

定価15,120円 (本体14,000円) ISBN978-4-8433-0341-2 C3393
A5判上製/カバー装

阿Q之弟(張文環・訳) 1938年・台湾大成映画公司 未亡人秋琴と中年実業家志中のプラトニックな恋愛を通して、 台湾人の純真な内面生活を描いた恋愛小説。原作は『台湾新民報』に連載されるや忽ち読者の圧倒的な支持を得た。(解説・野間信幸)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集37〔台湾編12〕 鄭一家(1943年・清水書店)/曙光(1943年・盛光出版部)

定価18,360円 (本体17,000円) ISBN978-4-8433-0342-9 C3393
A5判上製/カバー装

坂口■子 坂口■子の台湾時代の単行本を集成。台湾人家庭三代の確執を通して、 皇民化運動の矛盾を描いた「鄭一家」、台湾の若い男女の日本人農業移民を描いた「曙光」など一二篇を収録。 (解説・星名宏修)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集38〔台湾編13〕 船中の殺人(1943年・東都書籍)/龍山寺の曹老人 第一輯・第二輯(1945年・東寧書局)

定価14,040円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-0343-6 C3393
A5判上製/カバー装

林熊生(金関丈夫) 台湾客船大和丸に大犯罪者「松留」が乗り込んだという情報が!  奴は変装の名人だ。木暮刑事の捜査も空しく、やがて殺人事件が……。人類学者・金関丈夫の探偵小説を集成。 (解説・中島利郎)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集39〔台湾編14〕 清秋

定価14,040円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-0344-3 C3393
A5判上製/カバー装

呂 赫若 1944年・清水書店 東京帰りの医師・謝耀勲。故郷の町での開業が一向に進まず、 ついに研究に生きる決意をするが…。皇民化の趨勢の中で自己の帰属に悩む主人公を描いた表題作など七篇を収録。(解説・垂水千恵)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集40〔南洋群島編1〕 帆船天祐丸

定価14,040円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-0345-0 C3393
A5判上製/カバー装

丸山義二 1941年・万里閣 田口卯吉の創設した貿易会社・南洋商会の交易船天佑丸が行った航海に取材した長篇。 明治期の鈴木経勲『南島巡航記』を小説化したもの。南洋群島の風俗がリアルに描かれる。 (解説・川村湊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集41〔南洋群島編2〕 外 地

定価12,960円 (本体12,000円) ISBN978-4-8433-0346-7 C3393
A5判上製/カバー装

野口正章 1942年・海洋文化社 パラオに赴任した南洋庁機関誌の編集者岸野敬介は、真に南洋のためならば、 南洋庁批判の記事を載せることも厭わない熱血漢。日本の南洋統治の成果を活写した実録的長篇。(解説・川村湊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集42〔南洋群島編3〕 炎の島

定価11,880円 (本体11,000円) ISBN978-4-8433-0347-4 C3393
A5判上製/カバー装

山田克郎 1943年・協栄出版社 砂糖栽培を阻む箴象虫の大群! 南洋開発に明日はあるのか? 「砂糖王」と称された南洋興発株式会社創立者・松江春次をモデルに、開拓黎明期の苦闘の日々を描いた長篇。(解説・山口洋兒)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集43〔南洋群島編4〕 孤独の海

定価10,800円 (本体10,000円) ISBN978-4-8433-0348-1 C3393
A5判上製/カバー装

大久保康雄 1948年・仏蘭西書院 翌朝までにコプラを十トン集めなければ、島の若者五人が貿易船に徴用される―。 酋長の苦悩を描く表題作など、英米文学の深い土壌に培われた、本格的エキゾチズム文学。  (解説・山口洋兒)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集44〔樺太編1〕 譲原昌子作品集

定価8,640円 (本体8,000円) ISBN978-4-8433-0349-8 C3393
A5判上製/カバー装

初出復刻・新編集 樺太を代表する女性作家譲原昌子。 今日のフェミニズムの問題を考える上でも重要な作品を厳選。研究用テキストとして初出形で集成。 「北極星」などの作品集未収作も収録。 (解説・格清久美子)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集45〔樺太編2〕 大鹿卓作品集

定価10,800円 (本体10,000円) ISBN978-4-8433-0350-4 C3393
A5判上製/カバー装

新編集 国後島で砂金の鉱区を探索する鉱山師を描く「探鉱日記」、 樺太国境の缶詰工場の監督と女工の恋愛を描いた「福寿草」など、樺太・千島・北海道を舞台とした作品を集成。(解説・川村湊)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集46〔樺太編3〕 村の人々

定価19,440円 (本体18,000円) ISBN978-4-8433-0351-1 C3393
A5判上製/カバー装

伊藤富士雄 1932年・白金文学会 鰊の大群をめぐる抗争、移民やロシア娘、秋祭など、 樺太の漁村の四季を通じてそこに生きる人々の様子を、青年警官水本の目を通して描く。樺太を取扱った最初の長篇小説。 (解説・木原直彦)

日本植民地文学精選集 第2期 日本植民地文学精選集47〔樺太編4〕 草 人

定価12,960円 (本体12,000円) ISBN978-4-8433-0352-8 C3393
A5判上製/カバー装

寒川光太郎 1941年・中央公論社 樺太の篤実な植物学者が、学会のボス的な教授と樺太庁官僚の迫害・ 陰謀に負けず、膨大で真摯な研究成果を出版するまでを描く連作「嶺」「草人」「野鳥」など七篇を収録。(解説・木原直彦)