HOME書籍検索 > 日本植民地文学精選集 第1期 全20巻

日本植民地文学精選集 第1期 全20巻

日本植民地文学精選集 第1期 全20巻

[監修] 河原功 [監修] 白川豊 [監修] 杉野要吉

定価270,000円(本体250,000円) 
ISBN 978-4-8433-0153-1 C3393
A5判上製/カバー装
刊行年月 2000年09月 ※在庫僅少

本書の内容

一部品切れです。詳細は小社営業部までお問い合わせ下さい。

日本「内地」中心の文学史から抜け落ちた植民地の文学、待望の復刻。歴史的価値が高く、研究者から復刻を強く望まれていた作品を厳選。日本人以外の作家によって書かれた日本語文学作品も多数収録。図書館などにもほとんど所蔵されていない、閲覧困難な幻の稀覯本です。今日の近代文学研究の一大潮流である戦時下の文学研究にも不可欠であり、文学のみならず、近代日本史・アジア史の研究にも大いに有益な資料。さまざまな民族の立場から、植民地の諸相が多面的に浮かび上がります。

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集1〔満洲編1〕 廟 会 満洲作家九人集

定価10,368円 (本体9,600円) ISBN978-4-8433-0157-9 C3393
A5判上製/カバー装

浅見淵編 1940年、竹村書房刊。1932年に大連で創刊され、満洲文壇の主流を形成した雑誌「作文」の同人によるアンソロジー。「満洲」に生活する若き日本人作家たちは、何を見、考え、感じつつあったのか。(解説・菊地薫)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集2〔満洲編2〕 満洲国各民族創作選集 (1)

定価17,928円 (本体16,600円) ISBN978-4-8433-0158-6 C3393
A5判上製/カバー装

川端康成ほか編 1942年、創元社刊。日系・満系・蒙古系・白系露人の各民族による作品を年鑑形式で編纂。第1巻は「康徳8年・昭和16年版」。「五族協和」の理念とは裏腹に「満洲」における文学の多様性を示す作品集。(解説・井上賢一郎)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集3〔満洲編3〕 満洲国各民族創作選集 (2)

定価15,876円 (本体14,700円) ISBN978-4-8433-0159-3 C3393
A5判上製/カバー装

川端康成ほか編 1944年、創元社刊。日系・満系・蒙古系・白系露人の各民族による作品を年鑑形式で編纂。第2巻は「康徳9年・昭和17年版」。「五族協和」の理念とは裏腹に「満洲」における文学の多様性を示す作品集。(解説・関本洋司)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集4〔満洲編4〕 満人作家小説集 原 野

定価17,928円 (本体16,600円) ISBN978-4-8433-0160-9 C3393
A5判上製/カバー装

大内隆雄訳 1939年、三和書房刊。中国東北作家の作品を集めたアンソロジー。日本に対し「面従腹背」の姿勢を貫いた気骨の作家古丁の作品など12篇を収録。「王道楽土」と謳われた「満洲国」の暗黒面を描く。(解説・杉野元子)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集5〔満洲編5〕 満人作家小説集 第2輯 蒲公英

定価14,472円 (本体13,400円) ISBN978-4-8433-0161-6
A5判上製/カバー装

大内隆雄訳 1940年 三和書房刊。『原野』に続く中国東北作家小説集第二弾。そこに共通して描かれているのは、塗炭の苦しみの中をうごめくように生きる無数の中国民衆の姿である。小松『蒲公英』など12篇。(解説・小林基起)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集6〔満洲編6〕 第八号転轍機

定価11,124円 (本体10,300円) ISBN978-4-8433-0162-3 C3393
A5判上製/カバー装

日向伸夫著 1941年、砂子屋書房刊。満鉄に働く鉄道員たちの物語。下積みの労働者層へのヒューマニスティックな共感に溢れた六篇の収録作は、「満洲」に住むそれぞれの民族の心理的葛藤が繊細に描かれている。(解説・天野真美)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集7〔朝鮮編1〕 朝鮮国民文学集

定価14,364円 (本体13,300円) ISBN978-4-8433-0163-0 C3393
A5判上製/カバー装

朝鮮文人協会編 1943年、東都書籍刊。朝鮮文壇の国語(日本語)化と日本の国策協力を標榜して結成された朝鮮文人協会によるアンソロジー。「内鮮一体」のスローガンに彩られながらも、朝鮮民衆の体臭が身近に漂う。(解説・白川豊)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集8〔朝鮮編2〕 耕す人々の群

定価12,096円 (本体11,200円) ISBN978-4-8433-0164-7 C3393
A5判上製/カバー装

青木 洪著 1941年、第一書房刊。父の過ちによって没落し、言語を絶する困苦の放浪生活を送る農民一家。朝鮮半島の土の香りを、生々しい現実感とたくましい生活感をもって描き上げた自伝長篇小説。(解説・布袋敏博)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集9〔朝鮮編3〕 開 墾

定価13,824円 (本体12,800円) ISBN978-4-8433-0165-4 C3393
A5判上製/カバー装

張 赫宙著 1943年、中央公論社刊。日中の政治力学の谷間で、現地人との軋轢の中に苦悩しつつ生き抜く朝鮮人満洲移民の姿を描く。朝鮮人農民、中国人地主や当局者、日本領事や警官隊などが入り乱れる傑作長篇。(解説・白川豊)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集10〔朝鮮編4〕 静かな嵐

定価15,660円 (本体14,500円) ISBN978-4-8433-0166-1 C3393
A5判上製/カバー装

牧 洋(李石薫)著 1943年、毎日新報社刊。朝鮮文人協会講演隊員となった小説家朴泰民。講演先で聴衆から冷笑を浴びたりするが、試練を通じて時局に目覚めていく。苦悩の「転向小説」とも言える表題作など九篇を収録。(解説・白川豊)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集11〔朝鮮編5〕 青瓦の家

定価14,796円 (本体13,700円) ISBN978-4-8433-0167-8 C3393
A5判上製/カバー装

李 無影著 1943年、新太陽社刊。愛する男のもとを去ったヒロイン美燕が身を寄せる「青瓦の家」は、旧世代の伝統的価値観と新世代の革新的価値観とが対立する旧家だった。日本語による朝鮮初の日刊新聞長篇。(解説・布袋敏博)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集12〔朝鮮編6〕 鴨 緑 江

定価12,096円 (本体11,200円) ISBN978-4-8433-0168-5 C3393
A5判上製/カバー装

湯浅克衛著 1944年、晴南社刊。朝鮮と満洲の国境を流れる鴨緑江。日本の植民地支配の象徴とも言える水豊ダムの建設によって、故郷の村は湖底に沈んだ。流域住民のその後の運命と心の変遷を描いた長篇。(解説・南富鎭)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集13〔台湾編1〕 台湾文学集

定価11,448円 (本体10,600円) ISBN978-4-8433-0169-2 C3393
A5判上製/カバー装

西川 満編 1942年 大阪屋号書店刊。中国語による創作の禁止に伴い、1940年に創刊され、台湾文学の「皇民文学」化に貢献した日本語文芸誌「文芸台湾」(西川満主宰)に集った作家たちのアンソロジー。(解説・垂水千恵)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集14〔台湾編2〕 台湾小説集

定価10,260円 (本体9,500円) ISBN978-4-8433-0170-8 C3393
A5判上製/カバー装

呂 赫若ほか 1943年、大木書房刊。1941年創刊の「台湾文学」に参加した、張文環・呂赫若・王昶雄ら台湾人作家の日本語作品を収録。皇民化運動に対する台湾知識人の魂の抵抗の足跡とも言えるアンソロジー。(解説・野間信幸)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集15〔台湾編3〕 決戦台湾小説集 乾之巻/坤之巻

定価17,820円 (本体16,500円) ISBN978-4-8433-0171-5 C3393
A5判上製/カバー装

台湾総督府情報課編 [乾之巻]1944年/[坤之巻]1945年、台湾出版文化刊。1944年、台湾総督府情報課は作家を台湾各地の生産現場に派遣。その見聞体験をまとめたもの。台湾民衆の戦意昂揚を目的とした。(解説・中島利郎)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集16〔台湾編4〕 蕃人ライサ

定価14,040円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-0172-2 C3393
A5判上製/カバー装

山部歌津子著 1931年、銀座書房刊。巡査補となった台湾青年ライサ。彼の故郷の山を荒らす樟脳会社の悪漢主任鈴木。ライサを慕う放浪の売春婦・シベリヤお六と、可憐な鈴木令嬢とみ子。無名の女性の大傑作長篇。(解説・下村作次郎)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集17〔台湾編5〕 霧 社

定価10,368円 (本体9,600円) ISBN978-4-8433-0173-9 C3393
A5判上製/カバー装

佐藤春夫著 1936年、昭森社刊。1910年、台湾中央部の山地・霧社に住む高山族が日本人7名を殺戮した「サラマオ蕃」事件に取材した表題作など六篇を収録。佐藤春夫の良識が日本の台湾統治の矛盾を衝く。(解説・藤井省三)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集18〔台湾編6〕 野 蛮 人

定価12,420円 (本体11,500円) ISBN978-4-8433-0174-6 C3393
A5判上製/カバー装

大鹿 卓著 1936年、巣林書房刊。「サラマオ蕃」事件で、ひとりの高山族の首をはねた警察官の内部に目覚めていく野蛮性。高山族虐殺を繰り返してきた日本の「植民政策」への告発が込められた表題作など11篇。(解説・河原功)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集19〔台湾編7〕 ことづけ

定価12,312円 (本体11,400円) ISBN978-4-8433-0175-3 C3393
A5判上製/カバー装

真杉静枝著 1941年、新潮社刊。「カンニンニヤ(畜生)!」。国語政策によって日本語を流暢に話す台湾人が、老母の死に直面して思わず叫ぶ台湾語。『南方の言葉』など、短篇の名手真杉静枝の珠玉の作品集。(解説・河原功)

日本植民地文学精選集 第1期 日本植民地文学精選集20〔台湾編8〕 台湾小説集

定価10,800円 (本体10,000円) ISBN978-4-8433-0176-0 C3393
A5判上製/カバー装

中村地平著 1941年、墨水書房刊。1930年の「霧社事件」(高山族が日本人など136名を殺戮)に迫った『霧の蕃社』、高山族の女性に魅惑される日本人画家を描く『蕃界の女』など、南方憧憬に満ちた10篇。(解説・岡林稔)