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叢書・近代日本のデザイン 昭和篇 第51巻

叢書・近代日本のデザイン 昭和篇 第51巻

[解説] 土田眞紀

定価13,200円(本体12,000円) 
ISBN 978-4-8433-4300-5
A5判/上製
刊行年月 2013年10月

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本書の内容

雑器の美(民芸叢書第一篇) 日本民芸美術館 工政会出版部 昭和二年

民芸運動の草創期に刊行された本書は、民芸運動の原点を示す庶民の生活道具二十三点の写真図版、柳宗悦はじめ河井寛次郎、濱田庄司、富本憲吉、石丸重治、能勢克男によるテキストと一九二六年四月に配布された「日本民芸美術館設立趣意書」から成る。「雑器」=「民芸」「下手物」がもつ無名性の美への驚きとその意味を、各著者がそれぞれの視点で探っている。また刊行と同じ頃に東京銀座の鳩居堂で「日本民芸品展覧会」を開催し、将来的には美術館の開設を目指していた。本書刊行の前後には、『无型』創刊(一九二七年一月)、商工省工芸指導所や型而工房(一九二八年)の開設など、デザインや工芸が新たな段階を迎える時期であった。