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近代日本のセクシュアリティ 第30巻

近代日本のセクシュアリティ 第30巻
同性愛のルポルタージュ

定価19,800円(本体18,000円) 
ISBN 978-4-8433-3202-3 C3336
刊行年月 2009年06月

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本書の内容

流山竜之助による実名風小説『エロ・グロ男娼日記』。戦後に「男娼」という言葉を定着させた『男娼の森』、著者の冷徹な観察眼の光る『ゲイ』、いずれの著書にも、混沌とした世相の「底」がくっきりと映し出されている。
 
『エロ・グロ男娼日記』昭和六年/三興社発行/流山竜之助[著] 
【目次から】朝から夜中まで/いゝ鴨、悪い烏/打ち明けられたメカケの直談/ブル紳士とドライブした話/新聞記者の来襲/銀座街頭へ進出/留置場の一喜劇/男がオトコに恋したら/仇な情けにホダされて/新婚のゆめ

『男娼の森』昭和二十四年/日比谷出版社発行/角達也[著]
【目次から】序(阿部真之助)/男娼の森/どん底の性欲/跋(菊岡久利)/あとがき

『ゲイ』昭和三十三年/東京書房発行/富田英三[著] 
【目次から】そのはじめに/ママ青ちゃん/咲き乱れる隠花植物/男色者の手紙/変質の群/蘭子/リズのパンティ/結婚の生態/S・BとM&W/ゲイと少女/発生/系図/美少年ケニーと自殺したミチル/ドールのおしげ/演技派ハリー/第三の性/カマンチ族/女装癖者/ゲイという言葉?/ニューヨークの谷間/ニューヨークの黒い女装の男/そのおわりに