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東アジア近代史 第23号

東アジア近代史 第23号

定価2,750円(本体2,500円) 
ISBN 978-4-8433-5564-0 C3020
刊行年月 2019年06月

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本書の内容

目次

「東アジア近代史」第27号(2023.6)目次

〈特集〉1920年代の東アジアにおける多様な世界像 —第一次世界大戦後の秩序観の対峙・相克・共鳴

・趣旨説明 川島真/古結諒子/新田龍希
・第一次世界大戦後の東アジア国際秩序と日本外交 —多国間枠組みと集団安全保障をめぐって― 樋口真魚
・日本外務省における新秩序と国際連盟 —集団安全保障と国際裁判への認識を中心に― 渡邉公太
・規則を「守る」か「破る」か「作る」か —初期中国国民党・中国共産党の世界観— 深町英夫
・台湾農業における「技術の時代」 —生産管理の導入と模造・改造農機具の普及を事例に― 都留俊太郎
・1920年代朝鮮における女子中等教育の「拡充」と女子学生の「活動」 崔誠姫
・流動化する東アジア国際環境と日本の外交・植民地政策 —第27回大会シンポジウムへのコメントにかえて― 熊本史雄
・「1920年代の東アジアにおける多様な世界像」へのコメント —秩序観の対峙・相克・共鳴に注目して― 高光佳絵
・「1920年代の東アジアにおける多様な世界像」へのコメント 三ツ井 崇

〈歴史資料セッション〉私蔵資料と歴史研究 —「発見」から保存・活用へ

・趣旨文とセッション概要 長谷川怜
・学習院大学史料館における旧華族家史料活用の取り組み 梅田優歩
・個人文書の受贈・整理・活用に関するアーカイブズ学的考察 —沖縄近現代史に関する文書資料を中心として― 川島淳
・自由民権運動研究の進展と「内藤魯一関係文書」 —研究者の旧蔵史料と再発見— 中元崇智

〈独立論文〉
・第一次世界大戦期における対中国民間投資活動をめぐる保護と統制 —大倉組による鳳凰山鉄鉱への投資活動を事例に― 塚本英樹
・日本の中国国民党「西南刃」認識の変遷とその帰結 1933-1936 金子貴純
・鉄道差別運賃政策をめぐる北京政府外交 —九ヵ国条約との関連を中心に― 宮脇雄太
・鈴木天眼のアジア主義と天佑俠 岡部柊太

〈研究ノート〉
・昭和初期における陸軍の社会主義対策 —その実態と問題点— 野狼雄貴

〈書評〉
森万佑子著「韓国併合—大韓帝国の成立から崩壊まで」
洪郁如著「誰の日本時代—ジェンダー・階層・帝国の台湾史」

〈活動報告〉
〈予告〉
2023年度第28回東アジア近代史学会研究大会