HOME書籍検索四親王家実録 第Ⅲ期 有栖川宮実録 全21巻四親王家実録 第Ⅲ期 有栖川宮実録 第5回配本 全4巻 > 四親王家実録 第Ⅲ期 有栖川宮実録 第18巻~第21巻 幟仁親王実録 全4巻

四親王家実録 第Ⅲ期 有栖川宮実録 第18巻~第21巻 幟仁親王実録 全4巻

四親王家実録 第Ⅲ期 有栖川宮実録 第18巻~第21巻 幟仁親王実録 全4巻

揃定価110,000円(揃本体100,000円) ※分売不可
ISBN 978-4-8433-5324-0
刊行年月 2019年12月

本書の内容

● 幟仁親王〔たかひと・しんのう〕文化九年(一八一二)〜明治一九(一八八六)
父は有栖川宮韶仁親王。母は豊島勝子(近習島岡氏の女)。はじめ八穂宮と号する。文政五年(一八二二)に光格天皇猶子となり、翌年親王宣下。子女に水戸徳川慶篤室、井伊直憲(大老井伊直弼次男)室。家臣に飯田忠彦(安政大獄で自害)、歌道門人に毛利慶親(長州藩主)がいる。また、嗣子熾仁親王が皇女和宮の婚約者であったため、和宮の将軍家降嫁の一方の当事者となる。元治元年(一八六四)には国事御用掛に叙せられるが、禁門の変に際し長州藩を擁護したため蟄居謹慎となる。明治六年(一八七三)に陸海軍掛を内示されるも固辞、以後は神道教導職総裁・皇典研究所総裁を務め、明治天皇に書道を教授した。終生髷を切らず洋装を拒んだといわれる。