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東アジア近代史 第20号
定価2,750円(本体2,500円)
ISBN 978-4-8433-5030-0 C3020
刊行年月 2016年06月
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本書の内容
《特集》「冊封・朝貢」体制再考 ―近代東アジアの国際秩序をめぐる外交と言説―
「冊封・朝貢」体制をいかに再考するか―特集にあたって―(青山 治世)
日本の東アジア秩序構想と清・朝宗属関係(大澤 博明)
開港期朝鮮の沿海漁業をめぐる外交政策―朝清商民水陸貿易章程第三条を手がかりに―(酒井 裕美)
「儀礼」と「宗主権」のあいだ―清仏戦争前における清仏・阮朝間の「朝貢」とフランス―(望月 直人)
一九二〇年代前半の外モンゴルの政治情勢に対する清朝のモンゴル支配の影響(青木 雅浩)
二〇世紀初頭のシャムにおける朝貢をめぐる記憶―シャム国王モンクットによる「修好のため国王の使節を派遣する件に関する布告」を中心に―(小泉 順子)
「冊封・朝貢」の語られる場―中華世界秩序論の新段階三論―(茂木 敏夫)
コメント―「冊封・朝貢」論とその将来―(岡本 隆司)
コメント(三谷 博)
《独立論文》
岸政権における第四次日中民間貿易協定交渉―外務省の対応を中心に―(長谷川貴志)
榎本武揚と李鴻章の「親交関係」に関する一考察(邱 帆)
満洲国期における学生の満洲派遣―満洲産業建設学徒研究団を中心に(長谷川 怜)
帝国馬政の形成と「外地」問題―台湾馬政計画(一九三六年~)を中心に―(岡﨑 滋樹)
李容九の『大東合邦論』の受容について(桝谷 祐一)
《書 評》
林載桓著『人民解放軍と中国政治―文化大革命から鄧小平へ―』(ノハラ・ジュン・ジュリアン)
小池求著『二〇世紀初頭の清朝とドイツ―多元的国際環境下の双方向性―』(久保田裕次)
大濱徹也著『天皇の軍隊』復刻版(檜山 幸夫)
《追 悼》
饗庭孝典さんの逝去を悼む―ジャーナリストの厳しい眼差し―(井口 和起)
饗庭孝典さんを偲ぶ―東アジア近代史学会と饗庭さん―(檜山 幸夫)
故・饗庭孝典氏を偲んで(岩壁 義光)
《活動報告》
《予 告》二〇一六年度第二一回研究大会