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社史で見る日本経済史 第４期　第44巻　日立鉱山史（日本鉱業株式会社日立鉱業所・1952年）

社史で見る日本経済史 第４期　第44巻　日立鉱山史（日本鉱業株式会社日立鉱業所・1952年）

定価25,300円（本体23,000円）　
ISBN 978-4-8433-3512-3
刊行年月　2010年09月

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本書の内容

日立鉱山は、藤田財閥出身の久原房之助が1905年、操業不振の赤沢銅山を買い取り、所在地の地名（日立村）に因み改称したことに始まる。同社の社史編纂は、 戦時下に中断し、収集史料の過半を戦後の風水害で失いながら成された。本書では、藤田組在籍中に小坂銅山（秋田）再建を手掛けた久原等による同山への最新 技術導入・設備拡充が詳述され、同山が久原鉱業（後に日本鉱業）の中核に発展する経緯が描かれる。日本の鉱工業研究のためにも貴重かつ基本的文献である。