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キネマ週報 補遺篇 全3巻

キネマ週報 補遺篇 全3巻

[監修] 東京国立近代美術館フィルムセンター

揃定価72,900円(揃本体67,500円) 
ISBN 978-4-8433-3375-4 C3374
B5判上製/カバー装
刊行年月 2010年05月

関連情報

本書の内容

日本映画の興隆期を週刊誌ならではの機動性でつぶさに記録。1930年代、戦時体制へ向かう激動の映画業界の動向を生々しく記した『キネマ週報』の補遺篇です。昭和11年から同14年までの『キネマ週報』の内、現在確認できうる限りのものを収録した待望の追補篇。

キネマ週報とは

戦前の日本映画界で独自の地位を占めた業界誌。発行・キネマ週報社、1930(昭和5)年~1939(昭和14)年の間に、全361号を発行。『国際映画新聞』の発行元・国際映画通信社の社員であった田中純一郎が、「九州映画新聞」の主幹だった片桐槌弥と組んで創刊。戦前の映画ジャーナリズム界において、『国際映画新聞』とならんで情報収集の密度が高い好文献。1935(昭和10)年の春、田中の新興キネマ入社にともない、橘高広が編集責任となり、その後は南部僑一郎、佐々元十、人見直善らへと引き継がれた。戦時下の出版統制を背景に、映画雑誌が統合を余儀なくされる前の1939(昭和14)年、最後の第361号を刊行して自ら廃刊とした。

本書の特色

◆戦前期メディア研究に必須
作品紹介中心の『キネマ旬報』では追うことのできない映画界のさまざまな動向を、週刊誌ならではの機動性でつぶさに記録、戦前期のメディア研究には欠かせない一級の資料。
◆映画史研究の大家・田中純一郎の原点
「日本映画発達史」の田中純一郎が若き日に創刊、壮大な著作への足がかりにもなった業界誌。
◆多角的な編集方針
映画界の出来事や企業の動きだけでなく、外国映画の輸入状況、映画技術の革新など、黄金期を迎えつつあった日本映画界のさまざまなテーマを掘り下げた稀有なメディア。