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新・プロレタリア文学精選集 第6巻 中西伊之助『武左衛門一揆』昭和2年 解放社

新・プロレタリア文学精選集 第6巻 中西伊之助『武左衛門一揆』昭和2年 解放社

[監修] 浦西和彦 [解説] 前田角蔵

定価9,900円(本体9,000円) 
ISBN 978-4-8433-1185-1 C3393
A5判/上製/函入

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本書の内容

寛政五年、吉田藩八六ヶ村を率いて苛烈な紙専売に抗議の一揆を起こした義農武左衛門。日本近世史上に名高い武左衛門一揆を独特の解釈で戯曲化した痛快なる一篇。知恵と団結で立ち上がる農民の姿。

[著者紹介]
中西伊之助 なかにし・いのすけ 明治26(1893)・2・7~昭和33(1958)・9・1
小説家、労働運動家。京都生れ。木下尚江らのキリスト教社会主義に共感、職を転々としながら苦学する。朝鮮に渡り新聞記者となり政府・資本家への抗議活動を繰り広げるが下獄。昭和3年には無産大衆党を結成、運動を主導する。戦後日本共産党の衆議院議員となるが離党。作品に『赫土に芽ぐむもの』(大正11)『農夫喜兵衛の死』(大正12)など多数。