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日本外交史人物叢書 第25巻 モスクワにかける虹(松本俊一著・朝日新聞社・一九六六刊) 

日本外交史人物叢書 第25巻 モスクワにかける虹(松本俊一著・朝日新聞社・一九六六刊) 

定価12,100円(本体11,000円) 
ISBN 978-4-8433-0691-8 C3331
A5判上製/函入
刊行年月 2002年12月 ※品切れ

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本書の内容

松本俊一 1897~1987 台湾生。日ソ国交回復交渉に携わった外務省OB(駐英大使)で、当時衆議院議員の松本俊一が、発端から共同宣言成立までを綴った秘録。交渉成立に立ちはだかる難問・北方領土問題と抑留者引揚問題、また当時の日本の状況を反映した外務省と別ルートによる外交交渉、そして内外から重くのしかかる交渉への圧力について、予備交渉全権、本交渉全権のひとりとして成立に終始、尽力した著者の視点から克明に語られる。本書末に「附属参考資料」として収められた日ソ双方が取り交わした公文書、書簡は本文の該当部分とともに参照すると、交渉過程を、より具体的に把握することができる。外務省の旧ソ連関係の史料が公開されていない現在では、本書の果たす役割は大きい。