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日本外交史人物叢書 第8巻 国際外交録(杉村陽太郎著・中央公論社・1933刊)/杉村陽太郎の追憶(杉村陽一編・同・1940刊)

日本外交史人物叢書 第8巻 国際外交録(杉村陽太郎著・中央公論社・1933刊)/杉村陽太郎の追憶(杉村陽一編・同・1940刊)

定価30,800円(本体28,000円) 
ISBN 978-4-8433-0496-9 C3331
A5判上製/函入
刊行年月 2002年01月

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本書の内容

前著は、前編「聯盟脱退の真相」、中編「欧米の現勢を語る」、後編「世界を家として」の三編から構成される。国際連盟を舞台に活躍した杉村が、日本の連盟脱退に伴い、「平和の落武者」と自称し、失意の中で著した外交論。欧米における日中の評判、大国と小国の駆け引きについて、英仏など欧米各国の国民性とその外交感覚などについて語られ、文明論にまで広がる内容となっている。また、戦間期の国際外交の舞台裏について活写されている。『杉村陽太郎の追憶』は、当時親交のあった各国の外交官が杉村の思い出を語ったものである。