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こんなに恐ろしい核兵器 全2巻

こんなに恐ろしい核兵器 全2巻
小学校高学年~中学校向け

[著] 鈴木達治郎 [著] 光岡華子

定価5,060円(本体4,600円) 
ISBN 978-4-8433-5407-0 C0331 NDC:319
B5判/上製/オールカラー/カバー装
刊行年月 2018年12月

関連情報

本書の内容

核兵器廃絶に向けて、いま私たちに何ができ、何をしなければならないのか?

全巻構成
◆第1回配本◆①核兵器はこうしてつくられた
 定価:本体2,300円+税 ISBN978-4-8433-5408-7 C0331  2018年12月17日刊行済
◆第2回配本◆②核兵器のない世界へ
 定価:本体2,300円+税 ISBN978-4-8433-5409-4 C0331  2019年1月29日刊行済

★電子書籍版同時刊行★
価格等は、LibrariE/KinoDen/Maruzen eBook Library/EBSCO eBooks ほか各サービスにお問い合わせ下さい。

私たちの国、日本は世界で唯一の核兵器による被爆国です。世界の核兵器をめぐる情勢は極めて危ういものがあります。近年の北朝鮮の核兵器実験は、冷戦以降しばし語られることの少なかった「核の危機」が、いまだ身近なものであることを私達に実感させました。このような時代に、「核兵器はどのようにして生まれたのか?」「どのような仕組みの兵器なのだろうか?」など、改めて核兵器の歴史と核兵器の恐ろしさを子どもたちに伝えることが急務となっています。そして、未来に核兵器のない世界を創るために、私たちは今何をしなければならないのでしょうか? 本書はこれらの問題を図版や写真を豊富に取り入れてビジュアルに分かりやすく解説していきます。                              鈴木達治郎 長崎大学核兵器廃絶研究センター長

本書の特色

●様々な図版や写真を用いながら、核兵器をめぐる世界情勢をビジュアルに解説。   
●核兵器開発の歴史をコンパクトに解説。        
●様々な核兵器を紹介。その破滅的な威力を提示。
●世界の非核化に向けて、私たちができること、そしてなすべきことは何かを考えます。

NDC:319
小学校高学年~中学校向け

こんなに恐ろしい核兵器①核兵器はこうしてつくられた

刊行年月 2018年12月 定価2,530円 (本体2,300円) ISBN978-4-8433-5408-7
52頁

 Ⅰ 核兵器はこうしてつくられた
核兵器とは?/核分裂の発見/大統領への手紙ととマンハッタン計画/ヒロシマ・ナガサキ/核実験競争と水爆の開発 
 Ⅱ 増え続ける核兵器──冷戦時代
五大核保有国の誕生/核実験の被害/第五福竜丸/「核の冬」/恐怖のバランス—冷戦と核抑止/キューバ危機/核の暴走 
 Ⅲ 反対運動──冷戦の終わり
反核運動/ラッセル=アインシュタイン宣言/核実験禁止にむけて/原子力平和利用のはじまり/核不拡散条約の誕生 
 Ⅳ 核軍縮へむけて 
冷戦の終結/核軍縮への期待/核軍縮のむずかしさ/新たな核保有国

こんなに恐ろしい核兵器②核兵器のない世界へ

刊行年月 2019年01月 定価2,530円 (本体2,300円) ISBN978-4-8433-5409-4
52頁

 Ⅰ 核兵器の現状
世界終末時計/どのくらい世界にあるの?/使える核兵器?/その他の大量破壊兵器/抑止力っていうけれど/被爆者への医療面の対応/世界のヒバクシャ
 Ⅱ 新たなる脅威
核テロリズムの脅威/増加する核物質/進まない核軍縮/平和利用と核拡散/イラン問題/北朝鮮の核問題/冷戦の復活─トランプ政権と新たな核戦略
 Ⅲ 核兵器のない世界へ
非人道性アプローチ/核兵器禁止条約/非核兵器地帯とは?/北東アジア非核兵器地帯/ICANとヒバクシャ/パグウオッシュ会議/核物質はどうする?
 Ⅳ 日本の取り組み
核のジレンマ/核抑止からの脱却/被爆の実相とその継承