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台湾植民地史の研究

台湾植民地史の研究

[編] 檜山幸夫

定価4,180円(本体3,800円) 
ISBN 978-4-8433-4763-8 C3021 NDC:222
A5判/並製/カバー装
刊行年月 2015年04月 ※品切れ

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本書の内容

台湾総督府文書を用いた、台湾史位置づけの新たな試み。「植民地」台湾の歴史を新たに位置づける最新の研究成果。

【日本図書館協会選定図書】

目次から

・『台湾植民地史の研究』の刊行に寄せて(檜山幸夫)
・日本の外地統治機構と外地支配について—「植民地官僚」「植民地大学」論への問い—(檜山幸夫)
・台湾総督府地方行政機関の文書管理—台北州文書を中心として—(東山京子)
・台湾総督府の僻地医療政策—限地開業医制度の展開を中心として—(鈴木哲造)
・日本統治下における台湾の保育政策と保育の実際(大友昌子)
・長嶺林三郎と近代台湾畜産改良の展開—牛畜産の改良を中心に—(呉 文 星)
・総督府官僚の「業績」と「郷土愛」—金沢における八田與一顕彰運動—(本康宏史)
・植民地台湾の水利事業と台湾公学校の教材—ある教材の消長をめぐって—(酒井恵美子)
・台湾金融史教育施設—金融文物館の設置概況と展示に関する試論—(張 怡 敏)
・台北高校の師弟と戦後の日台関係における人脈の展開(鍾 淑 敏)
・オランダ人から見た鄭成功像の考察(鄭 瑞 明)
・琉球官話教本にみる福州事情—『学官話』と『官話問答便語』を中心に—(赤嶺 守)
・「川平朝申関係資料」に関する史料学的考察—那覇市歴史博物館所蔵「川平家資料」を中心に—(川島 淳)

【執筆者一覧(掲載順)】
檜山幸夫(ひやま・ゆきお)中京大学法学部教授/東山京子(ひがしやま・きょうこ)中京大学非常勤講師・社会科学研究所特任研究員/鈴木哲造(すずき・てつぞう)中京大学社会科学研究所台湾史研究センター助手/大友昌子(おおとも・まさこ)中京大学現代社会学部教授/呉文星(ご・ぶんせい)国立台湾師範大学歴史学系名誉教授/本康宏史(もとやす・ひろし)金沢星稜大学経済学部教授/酒井恵美子(さかい・えみこ)中京大学国際教養学部教授/張怡敏(ちょう・いびん)中国科技大学財政税務系助理教授/鍾淑敏(しょう・しゅくびん)中央研究院台湾史研究所副研究員/鄭瑞明(てい・ずいめい)国立台湾師範大学歴史学系退官教授・長栄大学台湾研究所名誉教授/赤嶺守(あかみね・まもる)琉球大学法文学部教授/川島淳(かわしま・じゅん)那覇市歴史博物館古文書解読員

NDC:222