HOME書籍検索シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 全26巻【堂々完結!】シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第1回配本 近代の名所図会 全4巻 > シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第1巻 東京名勝図会/東京名所図絵

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第1巻 東京名勝図会/東京名所図絵

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第1巻 東京名勝図会/東京名所図絵

定価18,700円(本体17,000円) 
ISBN 978-4-8433-4344-9
刊行年月 2013年11月

オンライン書店

オンライン書店で『シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第1巻 東京名勝図会/東京名所図絵』の情報をチェックする

本書の内容

●東京名勝図会 上・下 岡部啓五郎[著] 明治一〇年 丸屋善七発行
本書は『江戸名所図会』と同じ半紙本である。近世の名所図会の雰囲気を残しつつ、旧来の名所と明治の新しい時代に登場した新名所を多く収録している。本書の刊行された明治一〇年(一八七七)には、第一回内国勧業博覧会が東京上野公園で開催されており、本書は明治初期の東京の風景を一覧しうる貴重な資料でもある。なお出版人は現在の丸善の創業者(早矢仕有的)である。
●東京名所図絵 原田真一[編] 明治二三年 双々舘発行
本書が刊行された明治二三年(一八九〇)は帝国議会が開設された年であり、また東京上野公園では第三回内国勧業博覧会が開催され、浅草には凌雲閣(浅草十二階)が建設された。こうした東京の近代化に伴い、この明治二三年には数種類の「東京名所図絵(図会)」が刊行された。そのなかで本書には、新しく建設された国会議事堂など東京の近代化を象徴する数多くの銅版画が収録されており、同時代の様相をリアルに伝える。