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国際映画新聞 全67巻・別巻

国際映画新聞 全67巻・別巻

[監修] 東京国立近代美術館フィルムセンター

揃定価1,838,160円(揃本体1,702,000円) 
ISBN 978-4-8433-1459-3 C3374
B5判上製/カバー装

関連情報

本書の内容

映画に関する重要かつ稀少性の高い基本文献「国際映画新聞」全282号、待望の復刻。映画史に関る人名や出来事、日付を特定する資料としても最適。

【解説】※50音順

板倉史明 日本学術振興会特別研究員
川畑直道 グラフィック・デザイナー
田島良一 日本大学芸術学部映画学科教授
田中眞澄 映画史家
冨田美香 立命館大学文学部助教授
本地陽彦 日本映画史・日本映画文献史研究家

【国際映画新聞とは】

国際映画通信社のちに国際映画通信社より、昭和2年(1927)から昭和15年(1940)にかけて、映画事業にかかわる層に向けて刊行された業界誌である。旬刊誌で全282号におよび、1930年代の昭和モダニズム期からの映画法制定(昭和14年・1939)の前後まで、長期間にわたり継続して刊行された。
 また本紙は、当時の国内外の映画状況をつぶさに伝えるばかりでなく、映画ポスターなどビジュアルな資料も豊富に含まれており、世界の風俗・流行・モダニズムの潮流をリアルタイムに伝えている。

「復刻版の刊行にあたって」  東京国立近代美術館フィルムセンター

 『国際映画新聞』は、戦前の映画界に最も大きな影響を及ぼした業界誌の一つである。無声映画が全盛を極めた1927(昭和2)年に創刊されて以来、トーキーへの転換や日本映画最初の《黄金時代》を挟み、戦時下の出版統制を背景に廃刊を余儀なくされる1940(昭和15)年までの間に計282冊が刊行されたが、現在は専門図書館でも欠号を埋めることの困難な《幻の資料》となっている。
 発行元の国際映画通信社は、いわゆる《映画年鑑》の刊行に先鞭をつけたパイオニアとして知られている。同社の『日本映画事業総覧』(大正15年~昭和5年版)および『国際映画年鑑』(昭和9年版)は類書の中でも群を抜く精密さでかねてより研究者必携の書となっており、社長の市川彩は後に大陸における映画政策の推進者としても積極的に活動を行っている。
 『国際映画新聞』は、名称こそ「新聞」を名乗ってはいるものの、体裁とボリュームの両面においてその実体はむしろ雑誌に分類されるのが正しく、まさしく戦前映画ジャーナリズムの金字塔と呼ぶに相応しい風格を備えている。その功績は、それまでの演芸通信の伝統から脱却して、産業としての映画に本格的な調査の光を当てたことにある。国内「唯一の映画経済雑誌」という当時の謳い文句にふさわしく、その内容は封切作品のリストや統計資料はもちろん、プロダクション・輸入配給の事業者から警視庁・内務省の担当官にいたる当事者たちの声、さらには常設館の建築や広告のデザインにまで及び、業界の動きを刻々と伝えている。「旬報[キネマ旬報]が映画のこころに重きをおいたとすれば、これ[国際映画新聞]はものとしての映画に観点をおいたといえます」と『日本映画発達史』の著者・田中純一郎が述べているように、それは《作品》の紹介と記録を中心にした『キネマ旬報』とも好対照をなすものである。(ちなみに、戦前の映画雑誌のうち、やはり密度の高い情報収集で定評のある『キネマ週報』は、もともと国際映画通信社の社員であった田中が独立して創刊したものである。)
 ゆえに、この『国際映画新聞』は、フィルムセンターのように映画史に関る人名や出来事、日付の特定を日常の業務とするアーカイブ機関では最も珍重される資料として、また現在の読者にとっては、古い因習の世界から近代化への道を踏み出した映画が、やがて国策の中に取り込まれていくまでの経過を克明に綴った年代記として、関心を集めることであろう。
 今回の復刻は、現存するものでは最も完全に近いと思われる故・御園京平氏のコレクション(みそのコレクション)をフィルムセンターが譲り受け、これに旧来からの蔵書などを補うことで漸く実現したものである。専門の映画研究のみならず、戦前の映画メディアの動きと関りを持つあらゆる歴史研究への活用をお薦めしたい。

国際映画新聞 第1回配本 全8巻

刊行年月 2005年04月 揃定価216,000円 (揃本体200,000円) ISBN978-4-8433-1460-9 C3374
B5判上製/カバー装

【各巻価格】本体25,000円+税
【収録】第1号~第34号/昭和元(1927)年7月~昭和4(1929)年12月

国際映画新聞 第2回配本 全9巻

刊行年月 2005年10月 揃定価243,000円 (揃本体225,000円) ISBN978-4-8433-1461-6 C3374
B5判上製/カバー装

【各巻価格】本体25,000円+税
【収録】第35号~第68号/昭和5(1930)年1月~昭和6(1931)年12月

国際映画新聞 第3回配本 全8巻

刊行年月 2006年04月 揃定価216,000円 (揃本体200,000円) ISBN978-4-8433-1462-3 C3374
B5判上製/カバー装

【各巻価格】本体25,000円+税
【収録】第69号~第116号/昭和7(1932)年1月~昭和8(1933)年12月

国際映画新聞 第4回配本 全11巻

刊行年月 2006年10月 揃定価297,000円 (揃本体275,000円) ISBN978-4-8433-1463-0 C3374
B5判上製/カバー装

【各巻価格】本体25,000円+税
【収録】第117号~第164号/昭和9(1934)年1月~昭和10(1935)年12月

国際映画新聞 第5回配本 全14巻

刊行年月 2007年04月 揃定価378,000円 (揃本体350,000円) ISBN978-4-8433-1464-7 C3374
B5判上製/カバー装

【各巻価格】本体25,000円+税
【収録】第165号~第212号/昭和11(1936)年1月~昭和12(1937)年12月

国際映画新聞 第6回配本 全12巻

刊行年月 2007年10月 揃定価324,000円 (揃本体300,000円) ISBN978-4-8433-1465-4 C3374
B5判上製/カバー装

【各巻価格】本体25,000円+税
【収録】第213号~第260号/昭和13(1938)年1月~昭和14(1939)年12月

国際映画新聞 第7回配本 全5巻・別巻(解説・総目次)

刊行年月 2008年03月 揃定価164,160円 (揃本体152,000円) ISBN978-4-8433-1466-1 C3374
B5判上製/カバー装

【各巻価格】本体25,000円+税(※別巻のみ本体27,000円+税)
【収録】第261号~第282号/昭和15(1940)年1月~昭和15(1940)年11月