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マンガ研究

マンガ研究

[編集・発行] 日本マンガ学会

C3379
A5判並製
刊行年月 2002年05月

関連情報

本書の内容

マンガ研究の深化・拡大を目指す日本マンガ学会の会誌。世界的に注目の高まる「マンガ」について、最新の研究成果を掲載。年1回春発行予定。

マンガ研究はVOL.26より電子書籍版も刊行することになりました。
機関向けのサービスではMaruzen eBook Library、Kinokuniya Digital Library(KinoDen)、EBSCO eBooksに搭載します。
個人向けのサービスではAmazon kindleに搭載します。
VOL.26はいずれも2020年4月上旬に搭載予定です。
価格は各サービスにお問い合わせください。
よろしくお願いします。

マンガ研究 vol.1 第1回大会特集号

刊行年月 2002年05月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2496-7 C3379
A5判並製 ※品切れ

▼日本マンガ学会第1回大会記念講演[対談]夏目房之介×呉智英 冗談からこま―マンガ評? マンガ論? マンガ学? ▼評論・研究のあり方をめぐって ―深読みと客観のあいだ― ラウンドテーブル発言趣旨(呉智英)『マンガ批評体系』の編者として(村上知彦)手ヌキと過剰な意味性について(長谷邦夫) ▼マンガ資料の収集・保存 ―セワシくんは『ドラえもん』を読めるか― マンガ・データベースについての考察(秋田孝宏)マンガの資料収集と保存について(内記稔夫)▼マンガと美学―はたしてこの両者は「敵」なのか―  仲介者としての「マンガ」、「マンガ研究」(高橋瑞木)「マンガの美学」に求められるもの―ツールとしての学から、コミュニケーションとしての学へ―(小池隆太)「マンガ」と「学」 ―その希薄な関係 (大城房美)漫画で表す―まんがにふさわしい美学の反面教師としての中学校新美術科―(ジャクリーヌ・ベルント)  ▼漫画史はなぜ必要か 江戸肉筆地獄絵考(清水勲)戦争が変えていった「タンタンの冒険」の発表形態(小野耕世) ▼マンガと産業―キャラクタ ービジネスを中心に― 分科会私的レポート(米沢嘉博) ▼少女マンガ・リテラシー ―コマ割りと心のアヤシイ関係― 少女マンガのコマ割りについて―太刀掛秀子「花ぶらんこゆれて…」を題材に(岡本芳枝)少女マンガにおける「重層的な語り」―紡木たくの作品を例として(笹本純)コメント 少女マンガの変化にまさに立ち会ったマンガ家の立場から(竹宮惠子)

マンガ研究 vol.2

刊行年月 2002年10月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2497-4 C3379
A5判並製 ※品切れ

マンガにおける人物のデフォルメ表現についての心理学的考察(雨宮俊彦)手塚治虫「リボンの騎士」論 ―<男装の少女>の誕生(押山美知子)マンガ読解過程の分析 ―マンガ読解力と眼球運動―(中澤潤)ある犬の半生 ―『のらくろ』と<戦争>―(宮本大人)岡本綺堂「白髪鬼」から高橋葉介「白髪の女」へ ―文学テクストのマンガ化について(岩下朋世)あすなひろし研究に向けてのノート(1) ―あすなワールドを鳥瞰して(高橋徹)少女マンガにおける重層化した意識表現 ―高野文子『黄色い本』と日本語文法―(長谷川康子)拡散する時空 ―コマ構成の変遷からみる1990年代以降の少女マンガ(増田のぞみ)いそっぷ社「日本人と天皇」(村上剣十郎)中国における海賊版日本マンガについての考察(吉川学洋)漫画のメカニズムを叙述する(笠間直穂子)『マンガの社会学』書評(増島大樹)

マンガ研究 vol.3 第2回大会特集号

刊行年月 2003年03月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2498-1 C3379
A5判並製 ※品切れ

▼基調講演 マンガと認知―脳はどうマンガを読むか―(養老孟司)
『風の谷のナウシカ』における「物語」と「美」の問題(小池隆太)マンガの予言する未来―究極の人型パソコンが実現した世界―(萩原由加里/森亮資)家庭マンガ『ブロンディ』―長寿連載の秘密―(木下栄造)フランク・A・ナンキベル―日本の漫画史の脚注(ロン・スチュワート)まんがの画面から見えるもの―日曜研究家としての立場より―(平松和久)白土三平と分身(四方田犬彦)サイレントマンガ(=言葉を用いないマンガ表現)の特性と意義(笹本純)マンガにおける光の表現―どのように紙面へ定着させるか―(久保登)台湾の同人活動にみる日本の影響 アジアにおける日本マンガ・アニメの変容に関する考察(寺西慶祐)フランスの若者における日本アニメ・マンガの受容(猪俣紀子)中国『新漫画』事情(日下みどり)▼座談会 シリーズ「マンガとイメージ」について(秋田孝宏/小野耕世/呉智英/笹本純/清水勲/内記稔夫/長谷邦夫/藤本由香里/村上知彦/牧野圭一/吉村和真/米澤嘉博/ゲスト・細萱敦/司会・米澤嘉博)

マンガ研究 vol.4 第3回大会特集号

刊行年月 2003年11月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2499-8 C3379
A5判並製 ※品切れ

▼基調講演 20世紀デザイン史におけるマンガの位置(柏木博)追記:柏木博氏の基調講演によせて(高橋瑞木) ▼研究発表 江戸戯画表現史 序論(清水勲)中国のカートン(南雲大悟)香港武侠漫画について(日下みどり)マンガにおける光の表現(2)―屈折と反射―(久保登)マンガから小説へ―ヤングアダルト文庫における変化―(玉川博章)クローン人間―萩尾望都の世界が暗示するもの(Yumi Adachi)マンガの言説技法を統合する枠組みとしてのハイパーコミック(遠藤泰弘/小方孝)大学ポップ化計画―大阪大学ポピュラーカルチャー研究センターの展望(小松正史/平野砂峰旅)つげ義春『ねじ式』は、いかに英訳掲載されたか(小野耕世)現れぬ風景―手塚治虫はなぜ野球マンガを描かなかったのか?―(古橋右希)貸本マンガの発光年度確定の方法について(内記稔夫)マンガ事象におけるサブカルチャーの領域規定―20代・30代読者のマンガ家認知情報に基づく構造分析―(小野田哲弥)

マンガ研究 vol.5

刊行年月 2004年03月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2500-1 C3379
A5判並製 ※品切れ

マンガ読解力の規定因としてのマンガの読みリテラシー(中澤潤)岡崎京子「リバーズ・エッジ」と時代(坂井竜太郎)コミック産業におえる作家の成長要因のアンケート調査に基づく分析(井上和久/藤末健三)「新聞漫画の眼―人 政治 社会」展展評(宮田徹也) ▼特集 ヨーロッパにおける日本マンガ ―2003年5月大阪国際交流センター開催の国際シンポジウム資料

マンガ研究 vol.6 第4回大会特集号

刊行年月 2004年12月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2501-8 C3379
A5判並製 ※品切れ

▼講演 マンガと江戸 その表現と諷刺精神/日本人の諷刺精神と戯画・諷刺画(紀田順一郎・コメンテーター/清水勲/宮本大人) ▼研究発表 武道の教育・普及にマンガの与える影響(松本秀夫)雑誌研究の可能性と問題 昭和30年代の少女クラブを読む(平井和久)小野佐世男はインドネシアで何をしていたのか(小野耕世)士郎正宗作品における『女性』(小池隆太)松本大洋と『無意識の解放』(坂井竜太郎)マンガの舞台となった地域のデータベース化に関する研究(吉田卓矢・加藤優姫)擬声語・擬態語の情報源としてのマンガ(木下栄造)美術系短大におけるマンガ文法授業の実践(南雲大悟)大学図書館におけるマンガ・コレクションの課題と視点(ドノバン・モーリーン)コミック産業における作家の成長モデルの実証研究(井上和久・藤末健三)

マンガ研究 vol.7

刊行年月 2005年04月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2502-5 C3379
A5判並製 ※品切れ

マンガのコマの読みリテラシーの発達(中澤潤)日本のサブ・カルチャーと物語性(前田雅司)マンガにおける「読者」と「語り」の問題について―『マンガ産業論』と『マンガ学への挑戦』を読んで―(砂澤雄一)二十世紀の正負の遺産―名作「地獄でメスがひかる」と言語規制という悪弊―(茶谷薫)文明開化期における違式・違条例の図解による普及啓発について(百瀬響)▼特集 戦争をテーマにした漫画・マンガ資(清水勲・内記稔夫)

マンガ研究 vol.8 第5回大会特集号

刊行年月 2005年12月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2503-2 C3379
A5判並製 ※品切れ

▼研究発表 英国大学におけるマンガの授業―日本学とManga―(大野陽子/座長コメント:細萱敦)マンガにおける語りの錯綜と重層的な物語の可能性(井上加勇/座長コメント:村上知彦)戦後「少女小説」における恋愛表象の登場―『女学生の友』(1950~1966)掲載読切小説のテーマ分析をもとに―(藤本純子/座長コメント:藤本由香里・大城房美)マンガの音喩表現にみる聴覚情報の視覚的記録(小松正史・吉村和真/座長コメント:茨木正治)少女マンガの中の「戦争」―沖縄・満州を舞台に描かれる「少女たちの戦争体験」―(鈴木めぐみ/座長コメント:長谷邦夫) ▼分科会テーマ「マンガと戦争」戦時下におけるマンガ・漫画家(清水勲/袖井林ニ郎/小野耕世)戦後の戦記マンガブーム(内記稔夫/長谷邦夫/米沢嘉博)海外のマンガにおける戦争(中垣恒太郎/小田切博/小野耕世/大城房美)ジェンダーと戦争とマンガ(増田のぞみ/伊藤公雄/藤本由香里)

マンガ研究 vol.9

刊行年月 2006年04月 定価2,200円 (本体2,000円) ISBN978-4-8433-2504-9 C3379
A5判並製 ※品切れ

▼研究論文 手塚治虫「リボンの騎士」における「性別越境」の両義性(岩下朋世)女性向けマンガ雑誌におけるジェンダーとセクシュアリティ(奏美香子) ▼研究ノート 「風の谷のナウシカ」における「語り」の構造について(砂澤雄一)地方紙における新聞マンガの変遷と特徴(岡部拓哉)コミックマーケットにおける同人作家の商業誌経験(玉川博章) ▼報告 マンガを通じた国際交流への期待―モナシュ大学の事例から(伊藤遊・山中千恵)▼特集 マンガの異文化一スイスと日本からみたコミック表現の諸相 序文(ジャクリーヌ・ベルント)スイスのコミック(クリスティアン・ガッサー)ロドルフ・テプフェールの「版画文学」理論コミックの本質としての描線と顔(森田直子)終焉の記号、記号の終焉(神尾達之)

マンガ研究 vol.10 第6回大会特集号

刊行年月 2007年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-2351-9 C3379
A5判並製

▼研究発表 連載75年を閲した『ブロンディ』(木下栄造/ 座長コメント:細萱敦)韓国における矢沢あい『NANA』の受容(金慈/座長コメント:大城房美・秋田孝)Rube Goldbergマンガ研究―発想訓練カードゲームの試作―(齋藤裕美/座長コメント:小野耕世)占領期の手塚治虫―占領期雑誌記事情報データベースによる“新発掘”資料とその評価―(谷川建司/ 座長コメント:小野耕世)日本児童雑誌における視覚物語の様相―『少年倶楽部』(改『少年クラブ』)を中心に―(潘郁紅/ 座長コメント:村上知彦)『講談社の絵本』における「子供が良くなる」漫画の洗練過程(宮本大人/座長コメント:呉智英・茨木正治)
▼シンポジウム・見えないマンガ・語られないマンガ―invisible manga― 広報マンガ・教育マンガ(秋武秀典 / 高橋郁丸 / 北原尚彦 / 竹宮惠子 / 藤本由香里)萌え系/キャラマンガ(杉野庸介 / 竹内哲夫 / 伊藤剛)広報マンガ・教育マンガ(末井昭 / 慶徳康雄 / 吉村和真 / 呉智英)パチンコ・パチスロマンガ(末井昭/慶徳康雄/吉村和真/呉智英)新潟のまちとマンガ(土田雅之 / 坂田文彦 / 小池利春 / 呉智英)

マンガ研究 vol.11

刊行年月 2007年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-2352-6 C3379
A5判並製

▼研究論文 リンド・ウォードの「絵小説」(笹本純)岡崎京子『リバーズ・エッジ』における「内面」の位相(杉本章吾)「正チヤンの冒険」の変容過程―初出作品の検討と単行本化の問題―(竹内オサム)少女マンガの源流としての高橋真琴(藤本由香里) ▼研究ノート 乱反射するテクスト―富樫義博『レベルE』論―(佐藤ちひろ) ▼報告 張楽平「三毛流浪記」の改作について―三毛と大道芸人―(材木谷敦) ▼特集「はだしのゲン」をめぐる国内外の研究 『ReadingManga』の「政治性」「ゲン」論特集の序文に替えて(ジャクリーヌ・ベルント)グローバル化の中で日本マンガを読む―書評(伊藤公雄)『はだしのゲン』がいた風景」書評「ゲンの<目>をめぐって」(小野耕世)レビュー『「はだしのゲン」がいた風景』(大堀房美)英米圏における「はだしのゲン」平和運動のコミック、グラフィック・ノベル、そして日本マンガとして(ロジャー・サビン[翻訳:山中千恵・本多彩])

マンガ研究 vol.12 第7回大会特集号

刊行年月 2007年11月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-2760-9 C3379
A5判並製

▼研究発表 フランスにおける若者マンガ読者層とBD(猪俣紀子/座長コメント:細萱敦)華君武による猪八戒イメージの利用(南雲大悟/座長コメント:小野耕世)『嫌韓流』は如何なる蒙を啓くのか?(杉浦基/座長コメント:呉智英)手塚治虫と《生命メタモルフォーゼ》(石川翠/座長コメント:長谷邦夫)あだち充と岡崎京子―両作家のにおける死のテーマ―(舘野日出男/座長コメント:長谷邦夫)マンガの3要素から見た表現構造の歴史的変遷について(荒川稔/座長コメント:茨木正治)マンガの図像における「記号性」について(岩下朋世/座長コメント:宮本大人)エッセイマンガの成立過程―『別冊少女コミック』におけるマンガ家の表象に着目して―(河浜秀明/座長コメント:大城房美)▼シンポジウム 世界の日本マンガ事情 第1部 ヨーロッパ(鵜野孝紀/エミリオ・ガジェゴサンブラノ/フェデリコ・コルピ/小野耕世)第2部 アメリカ(成田兵衛/松橋祥司/マット・ソーン/藤本由香里)第3部 東アジア(鄭俊皇/劉佳青/宣政佑/桑村敦/細萱敦)

マンガ研究 vol.13 

刊行年月 2008年05月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-2829-3 C3379
A5判並製

▼研究論文 ウィンザー・マッケイのメタ表現と見世物文化(三浦知志) マンガ家認知情報に基づくマンガ事象の構造化と“弱い紐帯”の発見―しりあがり寿とつげ義春はなぜ繋がるのか?―(伊藤貴一・小野田哲弥)
▼研究ノート マンガを利用した学習の可能性の考察―「マンガで心理学」と「マンガを心理学」の観点から―(玉田圭作)明治期における北沢楽天の「凸坊」漫画のあり方(徐園)『スラムダンク』72頁の無音―非映画的手法について―(砂澤雄一)
▼特 集 マンガ相互通行の現状について ―国際交流委員会周辺の活動より― ジャン=ルイ・ゴテ氏(仏コルネリウス社・社長)インタビュー
・『大発作』刊行記念トークセッション「ダヴィッド・ベー氏を囲んで」
・1990年代『モーニング』の海外マンガ紹介について(原正人)

マンガ研究 vol.14 

刊行年月 2008年11月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-3093-7 C3379
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▼研究発表 手塚治虫「再考」 アニメ作家としての「漫画家・手塚治虫」再考(津竪信之/座長コメント:小野耕世)「新寶島」の異なる版の異同について(藤本由香里/座長コメント:呉智英)手塚治虫のオキナワ表象(本浜秀彦/座長コメント:大城房美)手塚治虫にとっての師弟関係(古橋右希/座長コメント:茨木正治)▼ラウンドテーブル 手塚治虫の少女マンガ『リボンの騎士』から考える(司会緒言:ジャクリーヌ・ベルント) 『リボンの騎士』における“少女マンガ”の型―松下井知夫作品との比較(押山美知子)『ナスビ女王』と『エンゼルの丘』にみる「登場人物の同一性」と物語の構成一少女マンガ作品における手塚治虫(岩下朋世)今日の若者と『リボンの騎士』―美術教育の現場からの一考察(竹内美帆)手塚治虫と少女マンガのグローバル化―北米における『リボンの騎士』の受容を中心に(大城房美)▼研究発表 自由テーマ 柳瀬正夢と田河水泡(山口佐栄子/座長コメント:小野耕世)戦時下少女漫画の誕生と消息(平松和久/座長コメンント:宮本大人)▼シンポジウム 手塚治虫「再考」 ・第1部:手塚のルーツ/ルーツとしての手塚(竹内オサム/夏目房之介/中野晴行/宮本大人)・第2部 手塚治虫の現在(伊藤剛/古徳稔/田中圭一/小野耕世)

マンガ研究 vol.15 

刊行年月 2009年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-3169-9 C3379
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▼研究論文 初期の新聞子ども漫画に見られる動物擬人化表現考一大正期『万朝報』の「日曜漫画」欄を中心に―(徐園)佐々木マキをめぐる言説一『ガロ』読者欄を中心に一(可児洋介)少年と希薄化する身体性―横山光輝「鉄人28号」における「兵器リアリズム」の導入(山田夏樹)少女の「繭」としての東京一岡埼京子「東京ガールズブラボー」論一(杉本章吾)吉田戦車のマンガにおける笑いについて(八木千恵子)▼特別寄稿 イランの諷刺マンガ事情 諷刺週刊誌編集者ギーティ・サファルザーデさんに聞く(小野耕世)

マンガ研究 vol.16

刊行年月 2010年03月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-3351-8 C3379
A5判並製 ※品切れ

マンガ表現を用いたコミュニケーションシンボルの開発研究(藤澤和子)〈死神〉の性差(八木千恵子)黄金期韓国「純情漫画」の特徴(朴珍姫)井上雄彦作品における線描(杉山浩人)全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)の実態について(神谷拓)吉田戦車『伝染るんです。』における記号と束縛(大場厚志)『ニューヨーク・イブニング・テレグラム』における初期コミックストリップ(三浦知志)ロドルフ・テプフェールにおける〈ステイタス〉の問題(森田直子)高橋真琴から嚴喜子へ(金素媛)教育とマンガの架橋構築における教育心理学の役割(玉田圭作)日本人にとって『魔球』とは何か(武市一成)井上雄彦作品における物語構成(杉山浩人)中国漫画における日本軍人表象について(南雲大悟)▼シンポジウム「大学でマンガ!?」  実作者の立場から(里中満智子 ほか)研究と実作をつなぐ(秋田孝宏)何を学び、何を見るか(土屋恵一郎 ほか)

マンガ研究 vol.17

刊行年月 2011年03月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-3577-2 C3379
A5判並製 ※品切れ

マンガ研究 vol.18

刊行年月 2012年03月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-3853-7 C3379
A5判並製 ※品切れ

●研究論文 マンガにおける文字情報の分類とマンガの読み方 女性の〈消費〉への従属/抵抗 タイにおける「日本少女マンガ」イメージの歪み 少女マンガ批判と表現規制の相乗効果 国民国家トルコ共和国を表象した漫画キャラクターの両義性 「映画的手法」から「映画的様式」へ ラフ集合から誘導される束を用いた日常系四コマ漫画作品の図地関係変化解析 「ねじ式」神話の成立  ● 論説 宮崎駿と福島第一原子力発電所事故─「On Your Mark」試論─  日本マンガ学会 第11回大会  ●シンポジウム 「マンガと地域性(ローカリティ)」 第1部 〈地方〉の発見 長谷川法世/村上知彦 司会:宮本大人 第2部 全国に広がる地方/地元マンガ こうの史代/金水敏/ヤマダトモコ 司会:吉村和真 ●フォーラム 「表現規制問題を考える」 兼光ダニエル真/藤本由香里

マンガ研究 vol.19

刊行年月 2013年03月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-4195-7 C3379
A5判並製 ※品切れ

● 研究論文 4コママンガのシーンの想起における境界拡張(船津徹/三浦知志/窪俊一/和田裕一) 「24年組」をめぐる二つの運動体─増山法恵の「大泉サロン」と迷宮の「マニア運動体」─(可児洋介) トルコの漫画の展開における伝統的キャラクター「カラギョズ」の成立・変容・消失─影絵芝居からもたらされた道化の機能と変容―(横田吉昭) 「はだしのゲン」の「力」─トマス・ラマールの「可塑的な線」との関係から─(竹内美帆) ● 研究ノート T. S. エリオット初期の詩と新聞漫画─モダニズム詩と漫画の接近をめぐって─(坪野圭介) ● 報 告 マンガにおける「声」イメージに関する研究(森田紗和子/大城 武)
日本マンガ学会 第12回大会 ●シンポジウム「マンガと同人誌」 第1部 マンガ同人誌の歴史と役割(真崎守/霜月たかなか/波津彬子/中村公彦 司会:村上知彦) 第2部 二次創作の可能性と課題(赤松健/井上伸一郎/福井健策/三崎尚人 司会:藤本由香里) ● 研究発表タイトル・発表者一覧 研究発表(口頭発表)/ポスター発表

マンガ研究 vol.20

刊行年月 2014年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-4548-1 C3379
A5判並製 ※品切れ

● 研究論文 ※藤子不二雄A氏のAは丸にAが正しい表記です。
藤子不二雄A著『毛沢東の長征 中華人民共和国の青春』 における加筆改変の意味 (高橋孝治) /「罪と罰」から「ある一夜」へ ─「映画」的「内面」表現の成立過程に関する一考察─(森下 達) /日本のマンガの場面描写の分析─コマに描かれる内容の歴史的変遷─(船津徹/三浦知志/窪俊一/和田裕一)
● 報 告
1980年代のコミックマーケットカタログにおけるカップリング表記の変遷(BL・やおい)(椎野庸一)/トキワ荘通りにおける公民協働の分析 マンガ文化を活かした街づくり(小室裕一/小出幹雄)
日本マンガ学会 第13回大会
●シンポジウム「マンガとアジア」
第1部 MANGAが女性化する!?―フィリピンを中心として エース・ヴィタンコル/チェンチュア・カールイアン・ウイ/トリシア・アビゲイル・サントス・フェルミン/長池一美
コメンテーター:えすとえむ 通訳(翻訳):濱野健
司会:大城房美
第2部 いま、アジアを描く 安彦良和/村上もとか
コメンテーター:呉智英/ヤマダトモコ
司会:吉村和真
● 研究発表タイトル・発表者一覧 研究発表(口頭発表)/ポスター発表

マンガ研究 vol.21

刊行年月 2015年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-4757-7 C3379
A5判並製 ※品切れ

【研究論文】
鶴見俊輔と石子順造のコミュニケーション論―源流としての中井正一―(可児洋介)/マンガの読みにおける運動表象─マンガに含まれるimplied motionの知覚に及ぼす文脈情報の影響─(和田裕一/船津徹/三浦知志/窪俊一)ファイニンガー「ウィー・ウィリー・ウィンキーの世界」における登場人物の主観性について(三浦知志)/BL図書排除事件とBL有害図書指定からみる性規範の非対称性─女性の快楽に着目して(堀あきこ)
【報告】
大学生は発達過程においてどのようなジャンルのマンガと接触してきたのか?─予備的調査結果の報告─(白石智子)
【研究ノート】
マンガ版「風の谷のナウシカ」における音喩の特徴(砂澤雄一)
【日本マンガ学会 第14回大会】
●シンポジウム「マンガと震災」
第1部 マンガ家の支援活動
西條允敏/細野不二彦/森川ジョージ/ひうらさとる/信濃川日出雄/司会 表智之
第2部 震災を描く
しりあがり寿/とり・みき/山本おさむ/コメンテーター ヤマザキマリ/司会 藤本由香里
第3部 全体討論
西條允敏/細野不二彦/ひうらさとる/信濃川日出雄/しりあがり寿/とり・みき/山本おさむ/ヤマザキマリ
司会 藤本由香里/表智之
● 研究発表タイトル・発表者一覧 研究発表(口頭発表)/ポスター発表

マンガ研究 vol.22

刊行年月 2016年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-4985-4 C3379
A5判並製 ※品切れ

●研究論文
五十嵐かおるにおける瞳の巨大化の過程─少女マンガの大きな目を考える一例として─(足立加勇)
手塚治虫「ジャングル大帝」の推敲過程─雑誌連載と単行本の比較からみる初期長編漫画の諸相─(竹内オサム)
屈折するマンガ言説─斎藤次郎、その可能性の中心─(可児洋介)
ラブコメの条件─用語法と概念の成立に関わる歴史的考察─(日高利泰)
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日本マンガ学会 第15回大会
●シンポジウム『はだしのゲン』の多面性
第1部 戦後・ヒロシマ・マンガ(近藤ようこ/夏目房之介/呉智英)
第2部 マンガ家が読む「ゲン」(おざわゆき/こうの史代/西島大介)
コメンテーター ヤマダトモコ  司会 吉村和真
● 研究発表タイトル・発表者一覧
研究発表(口頭発表)/ポスター発表

マンガ研究 vol.23

刊行年月 2017年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-5159-8 C3379
A5判並製 ※品切れ

●研究論文
「地底国の怪人」(1948年)の物語構造─戦前・戦中期の児童文化との連続性と画期性─(森下 達)
「やおい」における物語の生成─物語世界と筋という視点から─(石川 優)
文芸的ストーリーマンガの読解過程─コマ・絵の理解に注目して─(正木みゆ)
トルコ漫画の女性キャラクター「トンブル・テイゼ」表象に見るジェンダー観の一端─男性中心の社会に現れた、伝統と近代を重層させた身体表象─(横田吉昭)
第二次世界大戦期ベルギーにおけるナチスへの抵抗意識─雑誌『スピルー』とその編集者の動向を中心に─(曽我篤嗣)
「Briging Up Father」から「王先生」へ─葉浅予と1920年代上海の都市文化─(城山拓也)
「マンガ世代」の少女マンガ言説の形成と変遷─『COM』から『迷宮』まで─(金 泰 龍)
●報告
異学年・異学部コラボレーション授業による実用マンガ制作─「4×3の比治山力」に基づく就職基礎力向上のための授業プログラム開発─(久保直子・九内悠水子)
●日本マンガ学会 第16回大会
シンポジウム 学校とマンガ
第1部「マンガで教える」
菅谷充/おぎのひとし/久保直子 司会 伊藤剛
第2部「マンガを教える」
古屋兎丸/塚越勇吾/小川剛 司会 伊藤剛
● 研究発表タイトル・発表者一覧
研究発表(口頭発表)/ポスター発表

マンガ研究 vol.24

刊行年月 2018年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-5366-0 C3379
A5判並製 ※品切れ

●研究論文
「スタイル画」考―雑誌『少女』における高橋真琴の場合―(米村典子)
マンガにおける発話の重なり表現(大塚萌)
ドイツのコミック「ニック・クナッタートン」のパロディーをめぐる一考察―マンフレート・シュミットと彼の時代―(松澤淳)
伝記学習マンガシリーズにおける〈学習・教育〉観―「有名性」を手掛かりとして―(山中千恵)
マンガの読みにおける状況モデルの更新(和田裕一・三浦知志・窪俊一)
●報告
全哲の新聞漫画に関する基本データ(白 凛)
雑誌書誌の巻号や日付に関する報告(池川佳宏)
●論説
「トーマの心臓」とヒューマニズム―反キリスト教的視点からの読解―(小澤真)
●研究ノート
近藤日出造と雑誌『漫画』―非人間化の漫画表現―(小野塚佳代)
音喩の翻訳不可能性について―漫画のフランス語訳を例として―(ドゥラボード・ブランシュ)
●日本マンガ学会 第17回大会
シンポジウム マンガとスポーツ
第1部 「球技編」
石田敦子・大武ユキ・夏目房之介 司会 宮本大人
第2部 「格闘技編」
小林まこと・呉智英・夏目房之介 司会 吉村和真
●研究発表タイトル・発表者一覧
研究発表(口頭発表)/ポスター発表

マンガ研究 vol.25

刊行年月 2019年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-5529-9 C3379

●研究論文
鶴見俊輔はいかに漫画をとらえたか?―開かれた「鶴見の漫画論」研究に向けて(寺田征也)
石ノ森章太郎作品におけるベトナム戦争―戦後児童マンガの変容を考える―(森下 達)
作品成立の過程と創作の全体像から読み解く「父と息子」エーリヒ・オーザーと彼の仕事―(松澤 淳)
「アクションコメディー」から「アクション」へ キャッチコピー分析から見る「美少女戦士セーラームーン」(坂口将史)
● 研究ノート
手塚治虫の色彩表現について(森高光広)
● レビュー
ヒラリー・L・チュート『描かれた惨禍?視覚的証言、コミックス、 ドキュメンタリー形式』(鈴木 繁)
わたなべまさこ『総特集 わたなべまさこ90歳、今なお愛を描く』(倉持佳代子)
山田奨治編著『マンガ・アニメで論文・レポートを書く?「好き」を学問にする方法』(中垣恒太郎)

日本マンガ学会 第18 回大会
●シンポジウム デジタル時代のマンガ
第1部 「作家の視点から」 高浜 寛/すがやみつる/具 本媛 司会 岩下朋世
第2部 「編集・流通の視点から」 関谷武裕/安 陽/玉川博章 司会 田中圭一
● 研究発表タイトル・発表者一覧
研究発表(口頭発表)/ポスター発表

マンガ研究 vol.26

刊行年月 2020年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-5692-0 C3379

●研究論文
戦前・戦中期の『少年倶楽部』における孤児の物語―海外児童文学の受容から田河水泡「のらくろ」へ―(森下 達)
「クレイジー・キルト」におけるモダニズム絵画の影響 ―コミック・ストリップはアーモリー・ショウにどう反応したか(鶴田裕貴)
オスマン帝国時代の漫画に見られる庶民の不在 ―近代化されつつある社会における西洋文化としての漫画の受容の様相―(松澤 淳)
英米コミック効果音(エコミメティカ)和訳の技法 フランク・ミラー「ダーク ナイト リターンズ」を事例として(井島ワッシュバーン パトリック)
ラーメンをめぐる対立とコミュニケーション ―「ラーメン発見伝」に見るマンガの可能性(白石真生)
●報告
『新寳島』の発行部数と版の異同について(菅 佐知夫)
●レビュー
清水勲・猪俣紀子 著『日本の漫画本300年「鳥羽絵」本からコミック本まで』(竹内オサム)
森田直子『「ストーリー漫画の父」テプフェール 笑いと物語を運ぶメディアの原点』(鶴田裕貴)
大塚英志『大政翼賛会のメディアミックス―「翼賛一家」と参加するファシズム』(松井広志)
池上 賢『“彼ら”がマンガを語るとき、メディア経験とアイデンティティの社会学』(金 泰龍)
稀見理都『エロマンガ表現史』(ガルブレイス・パトリック・W)
MK・サーウィック、I・ウィリアムズ、S・M・スクワイヤー、M・J・グリーン、K・R・マイヤーズ、S・T・スミス著/小森康永・平沢慎也・足立映子・奥野光・岸本寛史・高木萌訳『グラフィック・メディスン・マニフェスト マンガで医療が変わる』(小林 翔)
ニシム・オトマズキン、レベッカ・スーター(編)『マンガの中に歴史を書き直す国家のためになるストーリー』(アルト・ヨアヒム)

日本マンガ学会 第19回大会
●シンポジウム 時代を超える「時代劇」
第1部 「歴史編」 川崎のぼる/みなもと太郎/成瀬正祐/橋本 博 司会 宮本大人
第2部 「現在編」 みなもと太郎/崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)/大柿ロクロウ 司会 吉村和真
● 研究発表タイトル・発表者一覧  
研究発表(口頭発表)/ポスター発表

マンガ研究 vol.27

刊行年月 2021年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-6050-7 C3379

コロナ禍でマンガ/マンガ研究ができること

投稿
● 研究論文
1)20世紀転換期の「壁紙コミックス」
―初期「ハッピー・フーリガン」における人物類型とレイアウト
鶴田 裕貴
2)学習マンガ制作現場のエスノグラフィー
葛藤を調整する「ドラマトゥルク」の必要性
瀧下 彩子
山中 千恵
伊藤 遊
3)少年マンガの男性主人公の身体イメージの変容
―『週刊少年ジャンプ』を事例として
エン ブン
4)「疑似イヴェントSF」としての永井豪の初期ギャグマンガ作品
―「マンガ世代」のマンガ作品における外部の喪失―
森下 達
● 研究ノート
1)ガイ・ローリィの“Ben Day’s Dots(ベンデイの網点)”と日本の初期マンガ印刷について
菅 佐知夫
● レビュー・論説
1)マンガ展素描2019
「複製芸術」を「展示」するということ
イトウ ユウ
依頼
● レビュー・レポート
1)スコット・マクラウド:著 椎名ゆかり:訳 小田切博:監修
『マンガ学 マンガによるマンガのためのマンガ理論 完全新訳版』
椎名ゆかり
● レビュー
1)ニール・コーン:著 中澤 潤:訳
『マンガの認知科学
ビジュアル言語で読み解くその世界』
和田裕一
2)足立加勇
『日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象』
小山昌宏
3)ジェームズ・ウェルカー:編著
『BLが開く扉
変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー』
西原麻里
4)堀あきこ・守如子:編
『BLの教科書』
松井広志
5)岩下朋世
『キャラがリアルになるとき
2次元、2・5次元、そのさきのキャラクター論』
足立加勇
6)パトリックW・ガルブレイス
『オタクと日本での想像力における争い』
アントニョノカ オルガ
● 日本マンガ学会 オンライン研究発表会
1)発表プログラム(2020年7月4日(土)・5日(日))
2)発表要旨

マンガ研究 vol.28

刊行年月 2022年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-6291-4 C3379

第20回 研究発表大会

〇 研究論文
カラー印刷の歴史的経験と視覚的物語メディアとしてのマンガの誕生/菅 佐知夫
田河水泡「人造人間」におけるキャラクターの「内面」と「暴走」/陰山 涼
少女漫画におけるジェンダー規範の転換と女同士の絆-『週刊少女フレンド』1963~1972年の分析から-/上村 太郎

〇 レビュー
森下達『ストーリー・マンガとはなにか: 手塚治虫と戦後マンガの「物語」』/宮本 大人
前川修・奥村弘編『マンガ/漫画/MANGA:人文学の視点から』/雑賀 忠宏
金考源 『海外との比較でわかるマンガ産業の現在と未来』/玉川 博章
一般社団法人 日本グラフィック・メディスン協会:編『日本の医療マンガ50年史:マンガの力で日本の医療をわかりやすくする/中垣 恒太郎
出原健一『マンガ学からの言語研究 「視点」をめぐって』/アルト ヨアヒム
水野英子:監修 ヤマダトモコ・増田のぞみ・小西優里・想田四:編著『「少女マンガを語る会」記録集』/岩下 朋世
橋本治 『熱血シュークリーム:橋本治少年マンガ読本』/秦 美香子
須川亜紀子『2・5次元文化論:舞台・キャラクター・ファンダム』/石川 優
ヘンリー・ジェンキンス『コンバージェンス・カルチャー:ファンとメディアがつくる参加型文化』/池上 賢

日本マンガ学会 第20回 研究発表大会
 発表プログラム 2021年7月3日(土)・7月4日(日)
 発表要旨

日本マンガ学会 第20回大会 シンポジウム「BLとメディア」報告/西原麻里

編集後記
投稿規定
執筆要領
投稿原稿 審査要領
会則
お知らせ

マンガ研究 vol.29

刊行年月 2023年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-6461-1 C3379

●研究論文
 宍戸左行「スピード・太郎」におけるテクノロジーとマルチスピードの表現論 陰山 涼
 イエロー・キッドの「古さ」                  鶴田裕貴
 テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第3シリーズにおける妖怪観の一考察
 ―なぜ鬼太郎はリメイクされたのか―              坂本 茜
 「境界的存在としての動物」表象
―『サザエさん』に描かれた猫に注目して―           秦美香子
手塚治虫『リボンの騎士』における「戦う少女」の表象
―同時代の社会的・文化的背景を視座として―          神戸啓多

●研究ノート
集中線が線画表情の感情認知に及ぼす影響             本多明生
地理的観点からうかがう成立期同人制作物即売会史の論点
―1960年代から1980年代初頭における創作ジャンルマンガ
同人サークルと同人制作物即売会の空間分布を手掛かりに―     深川和純
 食マンガにおける読者のノスタルジアの喚起について
―食マンガ雑誌「思い出食堂」を対象に―           Liu Jintao
 「漫画家の絵本の会」
―漫画家が描く絵本原画展示会について―            森高光広

●レビュー・論説
 Puckと『東京パック』、ちょっと見るだけ           小川正浩

●レビュー
Fusami Ogi, Rebecca Suter, Kazumi Nagaike, and John A. Lent (editors), Women’s Manga in Asia and Beyond: Uniting Different Cultures and Identities                      ドラージ土屋浩美
 鈴木雅雄・中田健太郎:編
『マンガメディア文化論 フレームを越えて生きる方法』     森下 達
 こうの史代、竹宮恵子、吉村和真
『マンガノミカタ 創作者と研究者による新たなアプローチ』   竹内美帆
貞包英之
『サブカルチャーを消費する
20 世紀日本における漫画・アニメの歴史社会学』
池上 賢

日本マンガ学会 第20回大会
シンポジウム BLとメディア
第1部「BLのメディア史――少年愛・JUNE・やおい」
竹宮惠子/佐川俊彦/田亀源五郎/高口里純 司会 藤本由香里
第2部「「ボーイズラブ」の現在」
雲田はるこ/紗久楽さわ/三好久子/岡田夏実 司会 西原麻里

日本マンガ学会 第21回大会
シンポジウム「マンガ原画のいまと未来」
第1部「原画に託す」
倉田よしみ/竹宮惠子/バロン吉元/エ☆ミリー吉元 司会 伊藤剛
第2部「原画を託す」
大石 卓/ヤマダトモコ/イトウユウ/岡本正史 司会 表智之
●第21回大会 研究発表タイトル・発表者一覧

編集後記
投稿規程
執筆要領
投稿原稿 審査要領
会則
お知らせ

マンガ研究 vol.30

刊行年月 2024年04月 定価1,980円 (本体1,800円) ISBN978-4-8433-6618-9 C3379

★ハイフン無しのISBNはこちらです。
9784843366189