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マンガ研究 vol.29
定価1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-8433-6461-1 C3379
刊行年月 2023年04月
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本書の内容
●研究論文
宍戸左行「スピード・太郎」におけるテクノロジーとマルチスピードの表現論 陰山 涼
イエロー・キッドの「古さ」 鶴田裕貴
テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第3シリーズにおける妖怪観の一考察
―なぜ鬼太郎はリメイクされたのか― 坂本 茜
「境界的存在としての動物」表象
―『サザエさん』に描かれた猫に注目して― 秦美香子
手塚治虫『リボンの騎士』における「戦う少女」の表象
―同時代の社会的・文化的背景を視座として― 神戸啓多
●研究ノート
集中線が線画表情の感情認知に及ぼす影響 本多明生
地理的観点からうかがう成立期同人制作物即売会史の論点
―1960年代から1980年代初頭における創作ジャンルマンガ
同人サークルと同人制作物即売会の空間分布を手掛かりに― 深川和純
食マンガにおける読者のノスタルジアの喚起について
―食マンガ雑誌「思い出食堂」を対象に― Liu Jintao
「漫画家の絵本の会」
―漫画家が描く絵本原画展示会について― 森高光広
●レビュー・論説
Puckと『東京パック』、ちょっと見るだけ 小川正浩
●レビュー
Fusami Ogi, Rebecca Suter, Kazumi Nagaike, and John A. Lent (editors), Women’s Manga in Asia and Beyond: Uniting Different Cultures and Identities ドラージ土屋浩美
鈴木雅雄・中田健太郎:編
『マンガメディア文化論 フレームを越えて生きる方法』 森下 達
こうの史代、竹宮恵子、吉村和真
『マンガノミカタ 創作者と研究者による新たなアプローチ』 竹内美帆
貞包英之
『サブカルチャーを消費する
20 世紀日本における漫画・アニメの歴史社会学』
池上 賢
日本マンガ学会 第20回大会
シンポジウム BLとメディア
第1部「BLのメディア史――少年愛・JUNE・やおい」
竹宮惠子/佐川俊彦/田亀源五郎/高口里純 司会 藤本由香里
第2部「「ボーイズラブ」の現在」
雲田はるこ/紗久楽さわ/三好久子/岡田夏実 司会 西原麻里
日本マンガ学会 第21回大会
シンポジウム「マンガ原画のいまと未来」
第1部「原画に託す」
倉田よしみ/竹宮惠子/バロン吉元/エ☆ミリー吉元 司会 伊藤剛
第2部「原画を託す」
大石 卓/ヤマダトモコ/イトウユウ/岡本正史 司会 表智之
●第21回大会 研究発表タイトル・発表者一覧
編集後記
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執筆要領
投稿原稿 審査要領
会則
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