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戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ	 全25巻【new!】

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 全25巻【new!】

[監修・解説] 岩見照代(前・麗澤大学教授)

定価539,000円(本体490,000円) 
ISBN 978-4-8433-6099-6 C3336
A5判/上製/カバー
刊行年月 2021年10月(予定)

関連情報

本書の内容

ジェンダーとは、セクシュアリティとは、現代的な観点から、 戦前・戦中・戦後の「性」意識をめぐる著作を集成する──

刊行にあたって         岩見照代(前・麗澤大学教授)

 私たちは、どのようにして、自明とされてきた〈男/女〉という〈性〉の二元論を越えて、女や男のイメージを内面化し、身体化することができるのか。「LGBTQ+」といったセクシュアリティの多様性の中で、今、性自認の再構築が求められている。
 婚姻関係の男女とその子供からなる近代家族を基盤とした社会制度において、男は〈外〉・女は〈内〉という性役割を強いられてきた。人々は社会から排除されないために、結婚における誓い、処女/童貞、性行為など、社会が求める性的規範を、無意識のうちに内面化し、身体化してきたのである。
 本企画は、一九三〇年代から一九五〇年代末まで、あえて三〇年という短い時間軸を設定することで、「性教育・性科学・性倫理・処女性・女らしさ・美容・衣服・売買春」といった、これまで〈自明〉であったさまざまな性規範が、どのように変化していったのかを見えやすくしたものである。そのために、原資料には、記録文学や人事調停といった当時者の語りや、〈声なき経験〉も収録した。
 刻々と変容を続けるセクシュアリティの様相をとらえようとする本企画は、現代の性の急激な変貌を考えていくための一助となるはずである。

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第1回配本 「変容する〈性〉」全5巻

刊行年月 2021年10月 揃定価107,800円 (揃本体98,000円) ISBN978-4-8433-6100-9 C3336

性教育、性言説を中心とした著作を、〈性〉の意識が時代によってどのよう に変化したのかに注目し集成。

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第1巻 変容する〈性〉 Ⅰ 付・解説

刊行年月 2021年10月 定価22,000円 (本体20,000円) ISBN978-4-8433-6101-6 C3336

正しい性教育  (教文館 一九四〇年) ジー・デー・オールズ 〔著〕  湯浅与三〔訳〕         
第一部 性教育の必要とその訓練/第二部 児童の性教育/第三部 青春時代(満十五歳、六歳―二十五歳)/第四部 結婚/第五部 性と社会

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第2巻 変容する〈性〉 Ⅱ 付・解説

刊行年月 2021年10月 定価26,400円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-6102-3 C3336

女性の生理と衛生 (鶴書房 一九四二年) 岡田道一 〔著〕       
女性産業戦士よ矜を持て/〈職場篇〉産業女性と医事衛生の知識/婦人としての常識的な衛生知識/工場に於ける産業女性の疾病原因と予防/職業とその疾病  ほか/《処女篇》/処女時代の健康/処女の分泌物/子宮内膜炎/故に日本の女性は結核に犯され易いか  ほか/《月経篇》月経の生理と手当/無月経の話/月経異常とホルモン療法/月経と犯罪/《結婚篇》 新しき結婚の条件/母性といふこと/結婚と結核及び性格異常/結核と結婚/優良児を得るための夫婦生活/妻の守るべき性道徳/不妊症の原因と療法 ほか/《妊娠篇》早期の妊娠診断法/子宮外妊娠と自家輸血/結核女性の妊娠/食物と胎児への影響/妊娠中及び産後の性交/月経と授乳 ほか
   
性の科学と倫理 (文理書院 一九四七年) 太田典礼 〔著〕           
第一章 性教育論 (一) 性の社会性/(二) 性教育の概念/(三) 性教育の基本的方法/ (四) 社会的な性的啓蒙運動 /第二章 処女性と貞操  処女性を失つて悩める女性に/処女性の医学的抹殺/貞操の分析/未亡人の問題 /第三章 青春の生理と倫理  愛情の生理と倫理/青春の生理と心理/未婚者の性生活/学生と性欲/女性の悩み/性と文学/性とホルモン/接吻の医学/不感症の医学

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第3巻 変容する〈性〉 Ⅲ 付・解説

刊行年月 2021年10月 定価18,700円 (本体17,000円) ISBN978-4-8433-6103-0 C3336

愛情のモラル──新しい性科学のために (白馬書房 一九四九年) 若月俊一 〔著〕
第一章 何から始めるか /第二章 統計的観察の意義 /第三章 私たちはどういう方法で調査を行ったか /第四章 調査はどういう人たちになされたか/第五章 調査の結果 /第六章 性の生物学的意義 /第七章 性と遺伝 /第八章 性別の決定 /第九章 男性と女性 /第十章 性の生理 
   
美しき生の歩み (泰光堂 一九五二年) 串田孫一・原文子 〔著〕            
序文のための手紙1 /序文のための手紙2 / 純粋な愛を感じたい願い / 瞬時にふれ合つた魂の感激 / 何処かにある愛 / 逞しい力 /偏見を持たない眼 / 花への愛情 / ただの遊び / ひまつぶし / 人間らしさ / 人間愛と肉体の限界 / 行動する力 / 合理と非合理の世界 / 女性と職業 / 女の学問 赤裸な心 / 理窟のない世界 / 童話を書く心 / おしやれの心理 / ダンディスムと心気転換 / 期待する心 / 期待の虚像と実像 / 集団的な墮落 / 個人の責任  ほか

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第4巻 変容する〈性〉 Ⅳ 付・解説 

刊行年月 2021年10月 定価20,900円 (本体19,000円) ISBN978-4-8433-6104-7 C3336

性教育はどのように行うか (講学館 一九五三年) 大塚二郎 ほか 〔著〕   
第一篇 性敎育はなぜ行わねばならないか  Ⅰ 性とはなにか―性敎育の意義と目的―/Ⅱ 誤った性観念の性慣習/Ⅲ 青年期のあやまちはなぜおこるか―生態と危機―/第二篇 実際指導はどのように行うか Ⅰ いつ、誰れが、どこで敎えるか―性教育の輪かく―/Ⅱ 学校における性敎育/Ⅲ 家庭ではどのように敎えるか/Ⅳ 社会ではどのように導くか/Ⅴ 用語の問題はどうしたらよいか /第三篇 性の知識 Ⅰ 性の科学/Ⅱ 性の心理

性の哲学 (彩光社 一九五四年) 朝海楚舟 〔著〕               
一 プロローグ/二 研究的態度に就て/三 用語の問題/四 性愛の形而上学的序説/五 性と哲学/六 性の哲学に於ける精神分析学説/七 キンゼイ白書の意味するもの/八 肉体火山脈/九 表象としての自然/一〇 美の感覚/一一 胯佚の理論/一二 あそびと人生/一三 お化粧の意義/一四 流行の行方/一五 錯覚と幻想/一六 論理に於ける諸問題/(1) 親と子/(2) 兄弟姉妹/(3) 愛情に就て/(4) 好色論/(5) 猥褻論/(6) 再婚譚/(7) 重婚記/(8) 性の信仰/一七 同衾類としての人間/一八 生体解剖/一九 好奇心に就て/二〇 常識という事/二一 風俗と習慣/二二 狂気の効用/二三 私生活小論/二四 続猥褻論/二五 夢の風土記/二六 人間とは何ぞや/二七 エピグラム(又はかこちごと)

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第5巻 変容する〈性〉 Ⅴ 付・解説

刊行年月 2021年10月 定価198,000円 (本体18,000円) ISBN978-4-8433-6105-4 C3336

ゆがめられた性──女らしさはだれがつくったか(大日本雄弁会講談社 一九五四年) 村上信彦 〔著〕  
女らしさの分析 一、女らしさの神話/二、教養と女らしさ  /三、恋愛について/四、友情について/五、誇張された性別 /女らしさの歴史  一、初期 /二、ギリシャ/三、ローマ/四、中世/五、ルネッサンス/六、近代 /展望―これからの女/女のみかたの革命/偽善的なエチケット/女は変貌する ほか

処女性について (北辰堂 一九五五年) 新庄嘉章・大瀬東二 〔著〕        
第一章 文化が強要する女性の姿について/第二章 ペニス羨望について /第三章エレクトラ・コンプレックスについて/第四章 性の自覚とその反抗について/第五章 不安から生れる愛情について/第六章 文化条件と同性愛について/第七章 処女性の放棄とその女性の本質的条件について/第八章 罪悪観念と性的不安について/第九章 性意識の原体について/第十章 社会秩序と自分の秩序について

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第2回配本 翻弄される〈性差〉 全5巻 

刊行年月 2022年03月 揃定価107,800円 (揃本体98,000円) ISBN978-4-8433-6106-1 C3336

時代の趨勢に左右される、社会的な〈性差〉に焦点をあて、著作を集成。各巻解説を付す。

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第6巻 翻弄される〈性差〉Ⅰ

刊行年月 2022年03月 定価25,300円 (本体23,000円) ISBN978-4-8433-6107-8 C3336

 吉田喜久代[著]
 砂丘の蔭に(長崎書店 一九四〇年)

【昭和十一年】村の託児所(十一月二十日)/村の訪問(十二月四日)/純情の母(十二月九日)/身の上話(十二月十日)/救護收容(十二月十九日) 【昭和十二年】遊佐先生をたづねて労働教へ(三月七日)/山田わか先生の宅に於いて婦人問題を開く(三月十四日)使命のまゝに(七月二十四日) 【昭和十三年】倉坂産業組合へ行く日(一月四日)/雪の夜の助産(一月十日)/砂丘の足跡(三月五日)/保健婦見習生を次々に(四月二日)/保健婦見習生と共に(四月十五日)/山本訪問婦の赴任の日(四月十五日)/母をよぶ声(四月十六日)/ほか
 牧 哲男[著]
  愛の魂—北海道巡回看護婦の手記
(大東亜社 一九四二年) 

ふるさとを守る乙女ら/私の農繁期/慰めのことば/無医部落/育児指導/荒れるオホーツク海/熊の出る山道/妊産婦保護/小川の洗眼/招集/馬ソリの鈴の音/吹雪を衝いて/仔馬の怪我/おもひで/雪どけ/海辺のたより/附録 巡回看護婦事業について


・牧 哲男『愛の魂──北海道巡回看護婦の手記』(大東亜社 一九四二年)
ふるさとを守る乙女ら/私の農繁期/慰めのことば/無医部落/育兒指導/荒れるオホーツク海/熊の出る山道/姙産婦保護/小川の洗眼/招集/馬ソリの鈴の音/吹雪を衝いて/仔馬の怪我/おもひで/雪どけ /海邊のたより/附録 巡回看護婦事業について

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第7巻 翻弄される〈性差〉Ⅱ

刊行年月 2022年03月 定価22,000円 (本体20,000円) ISBN978-4-8433-6108-5 C3336

 杉内いち[著]
 荷馬車輓の娘の手記
(中央公論社 一九三四年) 

荷馬車輓の娘の手記/阿弥陀如来を追い出した女/推薦のことば(堺利彦)
  杉内いち雑誌掲載作品
 労働省婦人少年局[編]
  働く婦人の保護(産業労働福利協会 一九四九年) 

一、まえがき—わが国に於ける女子労働者の保護—/二、女子労働者に関連する規定の解説/三、あとがき—労働基準法施行後の諸問題— 【附録】一、労働基準法関係法規一覽/二、労働基準法/三、労働基準法施行規則/四、女子年少者労働基準規則/五、事業附属寄舍規程/六、各国婦人労働者保護規定一覽表/ほか
 労働省婦人少年局[編]
  男女同一労働同一賃金について
(労働省婦人少年局 一九五一年) 

一、日本における婦人雇用の発展(美濃口時次郎)/二、婦人の労働能力と低賃金(藤田忠)/三、社会的環境と婦人の労働能力(藤本武)/四、婦人は労働能力に対応して支払われていない(氏原正次郎)/五、婦人の低賃金の実情と賃金形態(宮島久義)/六、男女同一労働同一賃金の具体的内容(氏原正次郎)/七、合理的職務賃率決定のための「職務評價」(藤田忠)/八、現在どのようにしてこの原則を適用すればよいか(宮島久義)/九、最低賃金制と同一労働同一賃金(藤本武)/一〇、結論「男女同一労働同一賃金を実現するにはどうすればよいか」
 労働省婦人少年局[編]
  婦人は何を考えているか
(労働省婦人少年局 一九五二年) 

【Ⅰ調査の方法】1 調査地域と対象/2 調査対象の選定/3 調査方法及び回収状況 【Ⅱ 婦人の生活実態】 【Ⅲ 調査の結果】1 婦人の地位について/2 婦人の政治的関心について/3 婦人の楽生活 /4 恋愛および結婚について/5 職場における婦人の環境

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第8巻 翻弄される〈性差〉Ⅲ

刊行年月 2022年03月 定価18,700円 (本体17,000円) ISBN978-4-8433-6109-2 C3336

 日本衣服研究所(田中千代)[編]]
  日本衣服研究所彙報
 (日本衣服研究所 一九四一年)
  日本衣服研究所[著]
  衣服の研究と調査
 (目黒書店 一九四三年) 

【第一部】一、序文/二、靴下の性能研究/三、衣料切符制下縫糸の使用量に就いて(日本衣服研究所長 田中千代)/四、洗濯に要する時間及び石鹸の調査(同 田中千代)/【第二部】一、衣服諸調査序説(日本衣服研究会常務理事・日本衣服研究所研究顧問・神戸商業大学教授 田中薫)/二、街頭服装調査(日本衣服研究所員有志)/三、婦人衣服所蔵調査(日本衣服研究所員 森善子)/ 四、衣料切符制下に於ける工夫(日本衣服研究所員 森善子/日本衣服研究所員 頼藤登美江)/五、衣料切符制実施上の疑点に就いて(日本衣服研究所)/六、婦人標準服がきまるまで(日本衣服研究所員 頼藤登美江)/絵(日本衣服研究所員 山本晴子)/【第三部】一、日本衣服学の構想(田中薫)/二、南方圏の民族と衣服(日本衣服研究所員 中山三惠子)
 エリック・ギル[著] 増野正衛[訳]
  衣裳論
—ズボンとスカート 男女のまとう自然的人為的外皮の性格及び意義についての試論
(創元社 一九五二年)

この本を読む人のために(花森安治)/Ⅰ予備的考察及び主張/ Ⅱ 住居としての衣服について/Ⅲ 仕事場としての衣服について /Ⅳ 教会や公会堂としての衣服について/Ⅴ 特殊部分のための衣服について/Ⅵ 仕立屋の威儀と作法と専横とについて/Ⅶ 自然と裸体とについて/Ⅷ ズボンについての結論

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第9巻 翻弄される〈性差〉Ⅳ

刊行年月 2022年03月 定価20,900円 (本体19,000円) ISBN978-4-8433-6110-8 C3336

新女性全書 生活篇
(鎌倉文庫 一九四八年)

【第一篇 結婚】恋愛論(亀井勝一郎)/新民法から見た家(中川善之助)/結納の意義(久米正雄)ほか 【第二篇 性科学】処女性について(式場隆三郎)/性病の知識(松本寛)/産児制限について(野津貞夫)ほか 【第三篇 生活の設計】/生活の設計について(氏家壽子)/生活技術について(帯刀貞代)/子供の教育(波多野完治)ほか 【第四篇 女性と職業】女性と職業(蝋山政道)/職業婦人の生活実態報告(片桐鏡子)ほか 【第五篇 家庭医学】家庭医学概説(生女子部編 中里龍瑛)/家庭看護(中尾喜久)/薬の知識(薬学士 岩永英一)/食餌療法(新井養老)
 田辺繁子[著]
  新しい愛の生活
 —日本女性の地位について
(印刷庁 一九五一年) 

新しい愛の生活/一 新しい民法の要点/二 家庭裁判所とは/三 夫を重荷に思う妻たち/四 夫の貞操と妻の権利/五 たのしい夫婦 —愛情はすなおに表現しましょう—/六 お堀のおしどりを見て—なるべくいっしょに—/七 男ごころ/八 ある離婚/九 隸属の否定/一〇 理論と実際/一一 結婚風習と夜あそび—東京都拝島村をたずねて—/一二 印度の女性—マヌ法典から—/一三 売春に走った人たち/一四 積み上げられた米/一五 柿/一六 たのしい夏休み—先生とお母様に—/一七 日立の旅から—なりわいと妻の地位—/一八 農家の妻/一九 婦人と人権/二〇 世界人権宣言と日本国憲法

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第10巻 翻弄される〈性差〉Ⅴ

刊行年月 2022年03月 定価20,900円 (本体19,000円) ISBN978-4-8433-6111-5 C3336

山室民子[著]
  新時代と女性
(金子書房 一九五二年)

【一 戦後の欧州を見て】㈵ オーストリアへの旅/㈼ 旅で出会った人々 【二 女性におくる言葉】㈵ 講和の春に際して/㈼ 女性の友へ(女学生の皆様へ/職業をもつ女性へ/家庭の婦人へ/看護婦の友へ)/㈽ 若い女性への期待/㈿ 若い女性の幸福—清純な生活—/㈸ 新しい愛情のモラル—純潔教育の問題—/� 両親教育の課題/� 親の責任—三つの実例/� 家庭と宗教教育/� 婦人と読書 【三 婦人問題】㈵ 婦人と選挙/㈼ 婦人教育(国や公共団体の計画事業/婦人団体とその問題)
 吉尾なつ子[編]
  こんな女がいる
(朋文堂 一九五五年)

第一話 結婚を控えて肉体の秘密に悩む私(吉村とし子)/第二話 結婚生活六年始めて知る性に悩む私(田岡きく子)/第三話 家出の報いもう疲れてしまった私(山田道子)/第四話 ミスに選ばれた代償に貞操を失った私(井草つま枝)/第五話 良縁と知りつつお断りの手紙を書く私(落合久子)/第六話 若い一夜の過失ゆえに悩む私(山口久子)/第七話 ソ連兵に侵された悪夢を呪う私(橋田きくよ)ほか/女の運命について(吉尾なつ子 一、弱き者の幸福ということについて/二、女は夢想家であるということについて/三、処女は奪われるのか提供するのか/四、女の運命ということについて)
  イヴの創造
 —美しき性のために
(社会思想研究会出版部 一九五六年)

【㈵ 束縛された性(平井潔)】1 因襲的な性観念/2 せまい交際/3 とらえがたい性/4 妻の座のつめたさ/5 あたらしい愛の創造 【㈼ 閉ざされた性(菊池綾子)】1 夜の性の歴史/2 昼の性への歩み 【㈽ 待たされた性(吉田忠雄)】1 パンと恋と夢 /2 神の秩序/3 適齢男性はどこにでもいる/4 愛に光あれ 【㈿ 商業化された性(神崎清)】1 赤線地帯/2 その名は売春婦 /3 青春喪失/4 売春は「必要悪」か 【㈸ 解放される性(江上照彦)】1 ジーキル博士とハイド氏/2 女は地獄の門/3 隷従への道/4 日本の性的伝統の特色/5 一夫一婦制度と売春/6 ソヴェトの売春克服/7 売春禁止立法の問題点/8 映画「旅情」の教えるもの/9 現代若夫婦の生態/10 あたらしいモラル

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第3回配本 男と女 全5巻 

刊行年月 2022年09月(予定) 揃定価107,800円 (揃本体98,000円) ISBN978-4-8433-6112-2 C3336

戦前・戦中・戦後という時代に左右された、恋愛観、結婚観に焦点をあて、著作を集成。各巻解説を付す。

【収録予定】……『人生案内』成瀬無極(甲文堂 1936年)、『明かるい人事調停』生田花世(鶴書房 1942年)、『桃夭』田中孝子 (興亜書院 1943年)ほか

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第4回配本 女性の躍動 全5巻

刊行年月 2023年02月(予定) 揃定価107,800円 (揃本体98,000円) ISBN978-4-8433-6118-4 C3336

時代に左右されながら、多くその活動を抑えられていたと言える、女性たちの文化的な躍動についての著作を集成。各巻解説を付す。

【収録予定】……『楽土南洋』中上川蝶子(南光社 1935年)、『大陸開拓・土の花嫁』木村誠(中央情報社 1939年)、『働く女性の栄光』神田燿滋(青葉書房 1943年)、『婦人警察官の手帳』玉井照子(朋友社 1947年)ほか

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第5回配本 〈性〉の深淵 全5巻

刊行年月 2023年09月(予定) 揃定価107,800円 (揃本体98,000円) ISBN978-4-8433-6124-5 C3336

同性愛、変態性欲、夫婦間の貞操問題といった著作を、性科学に焦点をあてて集成した。また、戦後風俗や売春についてのルポルタージュも収録。各巻解説を付す。

【収録予定】……『自由恋愛秘話』守田有秋(平凡社 1930年)、『現代女性心理と貞操問題』島津嘉孝(二松堂書店 1935年)、『愛慾の心理(正常篇)』大槻憲二(卍書林 1948年)、『不完全なる結婚 生理生活の破綻とその克服』霜鳥喜逸(〈婦人文化叢書〉コスモス文化社 1949年)ほか