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戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第1回配本 「変容する〈性〉」全5巻

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第1回配本 「変容する〈性〉」全5巻

揃定価107,800円(揃本体98,000円) 
ISBN 978-4-8433-6100-9 C3336
刊行年月 2021年10月

本書の内容

性教育、性言説を中心とした著作を、〈性〉の意識が時代によってどのよう に変化したのかに注目し集成。

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第1巻 変容する〈性〉 Ⅰ 付・解説

刊行年月 2021年10月 定価22,000円 (本体20,000円) IISBN978-4-8433-6101-6 C3336

正しい性教育  (教文館 一九四〇年) ジー・デー・オールズ 〔著〕  湯浅与三〔訳〕         
第一部 性教育の必要とその訓練/第二部 児童の性教育/第三部 青春時代(満十五歳、六歳―二十五歳)/第四部 結婚/第五部 性と社会

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第2巻 変容する〈性〉 Ⅱ 付・解説

刊行年月 2021年10月 定価26,400円 (本体24,000円) IISBN978-4-8433-6102-3 C3336

女性の生理と衛生 (鶴書房 一九四二年) 岡田道一 〔著〕       
女性産業戦士よ矜を持て/〈職場篇〉産業女性と医事衛生の知識/婦人としての常識的な衛生知識/工場に於ける産業女性の疾病原因と予防/職業とその疾病  ほか/《処女篇》/処女時代の健康/処女の分泌物/子宮内膜炎/故に日本の女性は結核に犯され易いか  ほか/《月経篇》月経の生理と手当/無月経の話/月経異常とホルモン療法/月経と犯罪/《結婚篇》 新しき結婚の条件/母性といふこと/結婚と結核及び性格異常/結核と結婚/優良児を得るための夫婦生活/妻の守るべき性道徳/不妊症の原因と療法 ほか/《妊娠篇》早期の妊娠診断法/子宮外妊娠と自家輸血/結核女性の妊娠/食物と胎児への影響/妊娠中及び産後の性交/月経と授乳 ほか
   
性の科学と倫理 (文理書院 一九四七年) 太田典礼 〔著〕           
第一章 性教育論 (一) 性の社会性/(二) 性教育の概念/(三) 性教育の基本的方法/ (四) 社会的な性的啓蒙運動 /第二章 処女性と貞操  処女性を失つて悩める女性に/処女性の医学的抹殺/貞操の分析/未亡人の問題 /第三章 青春の生理と倫理  愛情の生理と倫理/青春の生理と心理/未婚者の性生活/学生と性欲/女性の悩み/性と文学/性とホルモン/接吻の医学/不感症の医学

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第3巻 変容する〈性〉 Ⅲ 付・解説

刊行年月 2021年10月 定価18,700円 (本体17,000円) IISBN978-4-8433-6103-0 C3336

愛情のモラル──新しい性科学のために (白馬書房 一九四九年) 若月俊一 〔著〕
第一章 何から始めるか /第二章 統計的観察の意義 /第三章 私たちはどういう方法で調査を行ったか /第四章 調査はどういう人たちになされたか/第五章 調査の結果 /第六章 性の生物学的意義 /第七章 性と遺伝 /第八章 性別の決定 /第九章 男性と女性 /第十章 性の生理 
   
美しき生の歩み (泰光堂 一九五二年) 串田孫一・原文子 〔著〕            
序文のための手紙1 /序文のための手紙2 / 純粋な愛を感じたい願い / 瞬時にふれ合つた魂の感激 / 何処かにある愛 / 逞しい力 /偏見を持たない眼 / 花への愛情 / ただの遊び / ひまつぶし / 人間らしさ / 人間愛と肉体の限界 / 行動する力 / 合理と非合理の世界 / 女性と職業 / 女の学問 赤裸な心 / 理窟のない世界 / 童話を書く心 / おしやれの心理 / ダンディスムと心気転換 / 期待する心 / 期待の虚像と実像 / 集団的な墮落 / 個人の責任  ほか

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第4巻 変容する〈性〉 Ⅳ 付・解説 

刊行年月 2021年10月 定価20,900円 (本体19,000円) IISBN978-4-8433-6104-7 C3336

性教育はどのように行うか (講学館 一九五三年) 大塚二郎 ほか 〔著〕   
第一篇 性敎育はなぜ行わねばならないか  Ⅰ 性とはなにか―性敎育の意義と目的―/Ⅱ 誤った性観念の性慣習/Ⅲ 青年期のあやまちはなぜおこるか―生態と危機―/第二篇 実際指導はどのように行うか Ⅰ いつ、誰れが、どこで敎えるか―性教育の輪かく―/Ⅱ 学校における性敎育/Ⅲ 家庭ではどのように敎えるか/Ⅳ 社会ではどのように導くか/Ⅴ 用語の問題はどうしたらよいか /第三篇 性の知識 Ⅰ 性の科学/Ⅱ 性の心理

性の哲学 (彩光社 一九五四年) 朝海楚舟 〔著〕               
一 プロローグ/二 研究的態度に就て/三 用語の問題/四 性愛の形而上学的序説/五 性と哲学/六 性の哲学に於ける精神分析学説/七 キンゼイ白書の意味するもの/八 肉体火山脈/九 表象としての自然/一〇 美の感覚/一一 胯佚の理論/一二 あそびと人生/一三 お化粧の意義/一四 流行の行方/一五 錯覚と幻想/一六 論理に於ける諸問題/(1) 親と子/(2) 兄弟姉妹/(3) 愛情に就て/(4) 好色論/(5) 猥褻論/(6) 再婚譚/(7) 重婚記/(8) 性の信仰/一七 同衾類としての人間/一八 生体解剖/一九 好奇心に就て/二〇 常識という事/二一 風俗と習慣/二二 狂気の効用/二三 私生活小論/二四 続猥褻論/二五 夢の風土記/二六 人間とは何ぞや/二七 エピグラム(又はかこちごと)

戦前・戦中・戦後のジェンダーとセクシュアリティ 第5巻 変容する〈性〉 Ⅴ 付・解説

刊行年月 2021年10月 定価198,000円 (本体18,000円) IISBN978-4-8433-6105-4 C3336

ゆがめられた性──女らしさはだれがつくったか(大日本雄弁会講談社 一九五四年) 村上信彦 〔著〕  
女らしさの分析 一、女らしさの神話/二、教養と女らしさ  /三、恋愛について/四、友情について/五、誇張された性別 /女らしさの歴史  一、初期 /二、ギリシャ/三、ローマ/四、中世/五、ルネッサンス/六、近代 /展望―これからの女/女のみかたの革命/偽善的なエチケット/女は変貌する ほか

処女性について (北辰堂 一九五五年) 新庄嘉章・大瀬東二 〔著〕        
第一章 文化が強要する女性の姿について/第二章 ペニス羨望について /第三章エレクトラ・コンプレックスについて/第四章 性の自覚とその反抗について/第五章 不安から生れる愛情について/第六章 文化条件と同性愛について/第七章 処女性の放棄とその女性の本質的条件について/第八章 罪悪観念と性的不安について/第九章 性意識の原体について/第十章 社会秩序と自分の秩序について