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植民地帝国人物叢書 朝鮮編 全20巻

植民地帝国人物叢書 朝鮮編 全20巻

[編集] 永島広紀

揃定価398,200円(揃本体362,000円) 
ISBN 978-4-8433-3381-5 C3321
A5判/上製/クロス装/函入
刊行年月 2010年05月

関連情報

本書の内容

日本の植民地経営の実態を人物から展望する新シリーズ。「台湾」「朝鮮」「満洲」の各地域毎に貴重な伝記を網羅。

※第37巻(朝鮮編18)品切れ
※第38巻(朝鮮編19)品切れ
※第39巻(朝鮮編20)品切れ

[編集者]
永島広紀  佐賀大学准教授
(※本データはこの書籍の刊行時のものです)

検索キーワード: 朝鮮 伝記 

推薦のことば     加藤聖文(国文学研究資料館助教)

 歴史研究にとって史料は欠かせないものである。この場合の史料とは、主に行政機関や個人が作成した文書記録が中心の一次史料をおもに指すが、それを補完する二次史料として伝記などの刊行物もまた重要な史料である。近年、急速に深化を見せている植民地研究においてもこういった史料が不可欠であるが、国内史研究と比べると一次史料の不足は明らかである。そのため、二次史料で補完しなければならないのだが、植民地関係者の伝記などはもともと戦前に朝鮮や台湾、満洲で刊行されたものであったり、小部数しか印刷されなかったケースが多いため、国内の大学図書館などに所蔵されているケースが少なく、かろうじて残存している海外まで行かなければ見ることができない。こういった現状を鑑み、広く研究の基礎史料として供することを目的として、国内で稀少なものを中心に植民地関係者の伝記を復刻したのが本叢書であり、広く推薦する所以である。

本書の特色

1. 旧植民地の統治機関のトップをはじめ、官僚、実業家、さらに現地出身者も含め、伝記を復刻。
2. 重要且つ入手困難な伝記を選抜。植民地史研究、近代史研究に有用な史料。
3. 各地域毎に気鋭の若手研究者が編集。解説は、最終配本の別巻に収録。

植民地帝国人物叢書 朝鮮編 第1回 全11巻

刊行年月 2010年05月 揃定価196,900円 (揃本体179,000円) ISBN978-4-8433-3382-2 C3321

植民地帝国人物叢書 第20巻 朝鮮編1

刊行年月 2010年05月 定価23,100円 (本体21,000円) ISBN978-4-8433-3384-6

【収録内容】
斎藤内府の片鱗(石森久彌著・朝鮮新聞社刊1936年)  〔斎藤実〕
斎藤子爵を偲ぶ(中村健太郎著・朝鮮仏教社刊1937年) 〔斎藤実〕

斎藤 実〔さいとう・まこと〕一八五八~一九三六
第四代・七代朝鮮総督(一九一九・八・一二~一九二七・一二・一〇、一九二九・八・一七~一九三一・六・一七)、海軍大臣、総理大臣、内大臣。安政五年に陸奥水沢に生まれる。海軍少尉に任官後、欧米各国を巡歴、帰国後海軍参謀本部に勤務し、日清戦争・日露戦争に従軍。一九〇六年に海軍大臣として入閣した後、八年あまりにわたってその任を担う。シーメンス事件の責任をとって現役を退いた後、第四代朝鮮総督に就任。二七年に辞任後、枢密顧問官となる。二九年から三一年まで再び第七代朝鮮総督に就任。辞任後の三二年内閣を組織するが、三四年、帝人事件により総辞職した。三五年より内大臣に就任するが、翌年の二・二六事件により殺害される。

植民地帝国人物叢書 第21巻 朝鮮編2

刊行年月 2010年05月 定価14,300円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-3385-3

【収録内容】
朝鮮を語る(宇垣一成著・実業之日本社刊1935年) 〔宇垣一成〕
南総督の朝鮮統治(御手洗辰雄著・京城日報社刊1942年) 〔南次郎〕

宇垣一成〔うがき・かずしげ〕一八六八~一九五六
第五代朝鮮総督(臨時代理)(一九二七・四・一五~一九二七・一〇・一)、第八代朝鮮総督(一九三一・六・一七~一九三六・八・五)、陸軍大臣、外務大臣、拓務大臣、陸軍大将。志願兵として陸軍へ入営後、陸軍士官学校を受験。卒業後は陸軍歩兵少尉に任官し、キャリアを積む。一九二三年に陸軍大臣として入閣した後、「宇垣軍縮」と呼ばれる陸軍の整理を行なう。二七年には臨時代理として朝鮮総督に就任し、退役後の三一年にも朝鮮総督を務めた。三七年には内閣組閣の大命を受けるが陸軍内の反対により組閣を断念。以後は外務大臣、拓務大臣を歴任し、敗戦を迎える。公職復帰後は参議院議員となる。

南次郎〔みなみ・じろう〕一八七四~一九五五
第九代朝鮮総督(一九三六・八・五~一九四二・五・二九)、陸軍大将・陸軍大臣。関東総督府陸軍参謀、陸大教官等を経て、少将、支那駐屯軍司令官、旅団長、参謀次長等を歴任。三四年、第二次若槻礼次郎内閣の陸軍大臣として入閣。辞任後の三六年八月より朝鮮総督に就任。敗戦後、A級戦犯として巣鴨プリズンに収監され終身禁錮の判決をうけた。

植民地帝国人物叢書 第22巻 朝鮮編3

刊行年月 2010年05月 定価12,100円 (本体11,000円) ISBN978-4-8433-3386-0

【収録内容】
鶴原定吉君略伝(池原鹿之介著・池原鹿之介刊1927年) 〔鶴原定吉〕

鶴原定吉〔つるはら・さだきち〕一八五六~一九一四
統監府総務長官(一九〇五・一二・二一~一九〇八・一〇・二八)、韓国宮内次官、天津領事、大阪市長、衆議院議員。東京帝国大学卒業後、一八八三年に外務省御用掛となる。八五年に外務省書記生としてロンドン領事館に在勤。八七年から九二年に辞任するまで天津・上海領事館に在勤。以後、日本銀行や関西鉄道株式会社に在任した後、一九〇一年から〇五年まで大阪市長に就任した。辞任した後、統監府総務長官に就任し、〇七年から韓国宮内次官を兼任した。

植民地帝国人物叢書 第23巻 朝鮮編4

刊行年月 2010年05月 定価17,600円 (本体16,000円) ISBN978-4-8433-3387-7

【収録内容】
木内重四郎伝(馬場恒吾著・ヘラルド社刊1937年) 〔木内重四郎〕

木内重四郎〔きうち・じゅうしろう〕一八六六~一九二五
一八八八年、東京帝国大学を卒業後、法制局参事官試補、農商務省商工局長等を歴任。一九〇五年、統監府農商工務総長として朝鮮へ渡り、韓国内部次官、農商工部次官などを歴任する。また、韓国併合に尽力し、一〇年より朝鮮総督府農商工部長官(一九一〇・一〇・一~一九一一・七・一八)に就任する。辞任後、勅撰の貴族院議員となり、一六年から一八年まで官選の京都府知事に就任した。

植民地帝国人物叢書 第24巻 朝鮮編5

刊行年月 2010年05月 定価18,700円 (本体17,000円) ISBN978-4-8433-3388-4

【収録内容】
文化の建設 : 幣原坦六十年回想記(幣原坦著・吉川弘文館刊1953年) 〔幣原坦〕

幣原坦〔しではら・たいら〕一八七〇~一九五三
東京帝国大学文科大学国史学科卒業後、東京高等師範学校教授となる。韓国学部学政参与官、文部省視学官、東京帝国大学教授を歴任した。台北帝国大学の創設に尽力し、一九二八年同大学初代総長に就任した。四二年、興南錬成院初代院長となり、敗戦後の四六年には枢密顧問官を務めた。また、教育者として知られ、著書には『植民地教育』、『朝鮮教育論』、『大東亜の成育』、『興亜の修養』などがある。

植民地帝国人物叢書 第25巻 朝鮮編6

刊行年月 2010年05月 定価17,600円 (本体16,000円) ISBN978-4-8433-3389-1

【収録内容】
在鮮四年有余半(丸山鶴吉著・松山房刊1930年) 〔丸山鶴吉〕

丸山鶴吉〔まるやま・つるきち〕一八八三~一九五六
東京帝国大学卒業後、内務省へ入省。香川県警部、警視庁特高課長、保安課長、静岡県内務部長を歴任し、保安課長時には私娼撲滅運動を展開した。一九一九年、朝鮮総督府警務局長に就任し、人心掌握に尽力した。二四年に総督府の職を辞し帰京。以後、東京市助役、警視総監を歴任した。三一年には貴族院議員に勅撰され、東京市議会議員なども務めた。

植民地帝国人物叢書 第26巻 朝鮮編7

刊行年月 2010年05月 定価19,800円 (本体18,000円) ISBN978-4-8433-3390-7

【収録内容】
林繁蔵回顧録(林繁蔵回顧録編集委員会刊1962年) 〔林繁蔵〕

林繁蔵〔はやし・しげぞう〕一八八七~一九四五
大正・昭和期における朝鮮総督府官僚。一九一四年、朝鮮総督府への出仕から一貫して度支部・財務局でキャリアを積み、朝鮮総督府財務局長(一九二九・一一・八~一九三七・一〇・三〇)を務める。三七年の退官後は朝鮮殖産銀行頭取となり、戦時金融体制の確立に尽力し、敗戦までその職を務めた。

植民地帝国人物叢書 第27巻 朝鮮編8

刊行年月 2010年05月 定価14,300円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-3391-4

【収録内容】
わが生涯を朝鮮に(穂積真六郎著・ 友邦協会刊1974年) 〔穂積真六郎〕

穂積真六郎〔ほづみ・しんろくろう〕一八八九~一九七〇
大正・昭和期における朝鮮総督府の官僚。朝鮮総督府殖産局長(一九三二~一九四一)を務める。文官高等試験合格後、一貫して朝鮮総督府の官僚としてキャリアを積み、朝鮮総督府会計課長、外事課長、殖産局長などを歴任する。一九四一年の退官後も朝鮮興業株式会社社長・朝鮮商工会議所会頭などを務める。また終戦後には朝鮮における日本人の引揚に尽力し、朝鮮引揚同胞世話会会長・引揚者団体全国連合会副委員長を務める。一九五〇年、友邦協会を設立し理事長となる。

植民地帝国人物叢書 第28巻 朝鮮編9

刊行年月 2010年05月 定価14,300円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-3392-1

【収録内容】
宇佐美勝夫氏之追憶録(故宇佐美勝夫氏記念会刊1943年) 〔宇佐美勝夫〕

植民地帝国人物叢書 第29巻 朝鮮編10

刊行年月 2010年05月 定価23,100円 (本体21,000円) ISBN978-4-8433-3393-8

【収録内容】
松井茂自伝(松井茂著・松井茂先生自伝刊行会刊 1952 年) 〔松井茂〕

松井茂〔まつい・しげる〕一八六六~一九四五
一八九三年、東京帝国大学を卒業し、警視庁に入る。警視庁試補・四谷警察署長などを経て、九八年、内務事務官・警保局警務課長、内務書記官・警視庁第二部長を務める。一九〇五年、日比谷焼打ち事件の際に警務長として警備に当たった。〇六年、釜山理事庁理事官として朝鮮に渡り、翌年、韓国内部警務局長を務める。一〇年には内部次官となるも、翌年日本へ戻る。以後、静岡県知事・愛知県知事を歴任した。また、警察協会副会長・大日本消防協会副会長などを務める。その一方で『日本警察要論』・『各国警察制度沿革史』などの著作がある。

植民地帝国人物叢書 第30巻 朝鮮編11

刊行年月 2010年05月 定価22,000円 (本体20,000円) ISBN978-4-8433-3394-5

【収録内容】
時代を作る男塩原時三郎(岡崎茂樹著・大沢築地書店刊1942年) 〔塩原時三郎〕
朝鮮米と共に三十年:湯村辰二郎半生の記録(井上則之著・米友会刊1956年) 〔湯村辰二郎〕
私の朝鮮記録(萩原彦三著・刊1960年) 〔萩原彦三〕

塩原時三郎〔しおばら・ときさぶろう〕一八九六~?
一九二〇年、逓信省に入省。二八年、台湾総督府へ移り、逓信部庶務課長・電気課長を務める。清水市長を経て、三四年、秘書官として関東庁へ移り、翌年、満洲国国務院総務庁人事処長として満洲国に入る。三六年、朝鮮総督南次郎の招請により朝鮮に移り、総督秘書官・学務局長を歴任する。学務局長時には朝鮮における特別志願兵・徴兵制の確立に尽力した。四一年、日本へ戻り、厚生省職業局長、逓信省電気庁長官を務めた。

湯村辰二郎〔ゆのむら・たつじろう〕一八九二~?
宮城県出身、東京帝国大学卒業。一九一六年朝鮮総督府試補となり、咸南道地方課長、総督府土地改良課長、農務課長、土地改良課長、咸南京畿両道知事、総督府農林局長を歴任。朝鮮農林行政の専門家。朝鮮繊維産業会会長、朝鮮蚕糸統制会社社長を務む。

萩原彦三〔はぎわら・ひこぞう〕一八九〇~?
大正五年東大法学部卒業、同年朝鮮総督府に入り、参事官、学務課長、文書課長などを経て、大正九年の教育法令の審議にも与り、新教育制度の実施にも携わる。その後、咸鏡南道知事を経て拓務省殖産局長、拓務次官などを歴任し、昭和一五年、朝鮮鉱業振興株式会社社長。

植民地帝国人物叢書 朝鮮編 第2回 全9巻

刊行年月 2010年09月 揃定価201,300円 (揃本体183,000円) ISBN978-4-8433-3383-9 C3321

※「植民地帝国人物叢書 第36巻 朝鮮編17」品切
※「植民地帝国人物叢書 第39巻 朝鮮編20」品切

植民地帝国人物叢書 第31巻 朝鮮編12

刊行年月 2010年09月 定価38,500円 (本体35,000円) ISBN978-4-8433-3395-2

【収録内容】
韓相龍君を語る(韓翼教著・韓相龍氏還暦記念会刊194年) 〔韓相龍〕

韓相龍〔かん・そうりゅう〕一八八〇~一九四九
一八九七年、留学により日本へ渡り、翌年東京成城学校に入学する。一九〇二年、平式員総務課長になるも翌年辞職し、漢城銀行に入社、取締役に就任する。〇八年、東洋拓殖株式会社、翌年には韓国銀行の設立委員となり、創立に関わる。以後も朝鮮製糖会社・朝鮮紡績株式会社など多くの企業の創立に尽力し、多くの公職に就任する。四五年には朝鮮勅選議員として貴族院議員となるも、敗戦により貴族院制度は喪失する。

植民地帝国人物叢書 第32巻 朝鮮編13

刊行年月 2010年09月 定価28,600円 (本体26,000円) ISBN978-4-8433-3396-9

【収録内容】
五十年の回顧(朴榮喆著・大阪屋号書店刊1929年) 〔朴榮喆〕

朴榮喆〔ぼく・えいてつ〕一八七九~?
一九〇〇年、学部留学生として東京成城学校に入学し、翌年、陸軍学生として近衛騎兵連隊に入隊。日露戦争にも従軍し、以後、一一年まで陸軍に務める。一一年、朝鮮総督府に出仕し、朝鮮総督府郡守・咸鏡北道知事・全羅北道参与官を歴任した。二四年より江原道知事・咸鏡北道知事に就任する。また退官後、朝鮮山林会理事・朝鮮商業銀行副頭取・朝鮮社会事業協会理事などを務めた。

植民地帝国人物叢書 第33巻 朝鮮編14

刊行年月 2010年09月 定価20,900円 (本体19,000円) ISBN978-4-8433-3397-6

【収録内容】
朴春琴代議士小伝(西田鶴子著・大日統社刊1933年) 〔朴春琴〕
我等の国家新日本 : 朝鮮同胞の不安と窘窮を述べて朝野諸賢に愬う(朴春琴著・朴春琴事務所刊1930年) 〔朴春琴〕
建白(杉山茂丸著・刊1923年) 〔杉山茂丸〕
樗堂言行録(須永元著・政教社刊1939年) 〔望月龍太郎〕

朴春琴〔ぼく・しゅんきん〕一八九一~一九七三
密陽漢文書塾・日語学校で学び、一九〇六年に日本へわたる。土木作業員をする一方、在日朝鮮人の相互扶助・地位向上に力を入れ、二〇年に朝鮮人労働者相互扶助団体である相救会を結成した。同会は翌年に親日融和団体である相愛会に改組した。三二年、衆議院議員に当選し、朝鮮人・在朝日本人の参政権と朝鮮人志願兵制度を請願する。また、京城で大義党を結成し、朝鮮独立運動家の一掃を試みるが失敗し、親日派民族反逆者に指名される。

杉山茂丸〔すぎやま・しげまる〕一八六四~一九三五
政治活動家。福岡藩出身。一八八〇年、東京へ出て山岡鉄舟の門人となる。八五年には同郷の頭山満と出会い、玄洋社の経済基盤確立のために奔走した。九二年、玄洋社を離れ、上海貿易を試みる。また、日本興業銀行の設立に尽力する。九八年、製糖産業の振興による台湾経済の確立を献策し、自らも製糖会社の設立に関わった。日露戦争後には、鉄道会社創設による満州経営策を立案した。また、韓国の保護国化を進めたが、希望していた両国の対等な立場での合併が行なわれなかったため、併合後には朝鮮の施政改革を訴えた。

望月龍太郎〔もちづき・りゅうたろう〕一八六四~一九三四
政治活動家。会津藩出身。官職には就かず、日本の大陸政策に奔走した。韓国における親日派団体である一進会の創立に関与し、同会とともに韓国の併合に尽力する。その一方、鉱山の経営を行なう。

植民地帝国人物叢書 第34巻 朝鮮編15

刊行年月 2010年09月 定価22,000円 (本体20,000円) ISBN978-4-8433-3398-3

【収録内容】
有賀さんの事蹟と思い出(「有賀さんの事蹟と思い出」編纂会刊 1953年) 〔有賀光豊〕

有賀光豊〔あるが・みつとよ〕一八七三~一九四九
一八九八年、大蔵省に入省する。一九〇五年まで長崎税関監視部長・函館税務署長などを務める。〇六年朝鮮に渡り、鎭南浦税関長を務める。一〇年、韓国政府関税局関税課長・朝鮮総督府度支部司税局関税課長などを歴任する。一七年より朝鮮殖産銀行の創立準備に参画し、創立後は理事に就任する。二〇年より頭取に就任し、三七年までその職を務める。また、朝鮮蚕糸会会頭・朝鮮穀物商組合連合会開業・朝鮮山林会会長に就任し、朝鮮貯蓄銀行・朝鮮金融組合連合会・朝鮮電業株式会社など多くの企業・団体を創立している。

植民地帝国人物叢書 第35巻 朝鮮編16

刊行年月 2010年09月 定価24,200円 (本体22,000円) ISBN978-4-8433-3399-0

【収録内容】
富田儀作伝(中島司著・冨田精一刊1936年) 〔富田儀作〕

富田儀作〔とみた・ぎさく〕一八五八~一九三〇
朝鮮の日本人実業家。一八九九年朝鮮に渡り、生涯を朝鮮で送る。黄海道・鎭南浦で鉄鉱事業に従事する一方、朝鮮国内の社会事業に貢献した。朝鮮鉱業会・朝鮮蚕糸会・朝鮮山林会・朝鮮水産協会などの創立に尽力し、会長・評議員などを歴任した。また三和銀行・東洋畜産興業・朝鮮水産輸出・朝鮮書籍印刷などの経営を行い、そのほか多くの企業の取締役を務めた。

植民地帝国人物叢書 第36巻 朝鮮編17

刊行年月 2010年09月 定価18,700円 (本体17,000円) ISBN978-4-8433-3400-3
※品切れ

【収録内容】
岡本桂次郎伝(阿部薫著・伝記刊行会刊1941年) 〔岡本桂次郎〕

岡本桂次郎〔おかもと・けいじろう〕一八六七~一九三八
一八九四年、東京帝国大学工学科を卒業し、東京電話交換局技師となる。以後一〇年間にわたり臨時台湾電信建設所技師や福岡・門司・熊本・京都の電話交換局長を務め、各地の電話・電信架設工事に携わる。一九〇五年、朝鮮に渡り、韓国逓信引継技師長となり、翌年、統監府通信管理局工務課長を務める。総督府設置後、朝鮮総督府通信局工務課長・電気課長を歴任し、電気事業に尽力する。退官後、金剛山電気鉄道株式会社・朝鮮送電株式会社の取締役に就任する。また朝鮮電気協会長も務める。

植民地帝国人物叢書 第37巻 朝鮮編18

刊行年月 2010年09月 定価15,400円 (本体14,000円) ISBN978-4-8433-3401-0
※品切れ

【収録内容】
居留民之昔物語(藤村徳一編・朝鮮二昔会刊1927年)

【居留民之物語】
一九二五(大正一四)年に在朝鮮二十年以上の人物たちが作った「二昔会」の会員の談話や手記をまとめた本。「花房公使遭難顛末」(近藤書記官手記)、「閔妃事件其他」(曾我勉談)、「一進会と東学党」(佐藤熊鉄談)など三四編のほか、付録として当時の主要企業の沿革、「二昔会」の会員名簿を付す。

植民地帝国人物叢書 第38巻 朝鮮編19

刊行年月 2010年09月 定価14,300円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-3402-7
※品切れ

【収録内容】
朝鮮統治秘話(「朝鮮行政」編輯総局編・帝国地方行政学会刊1937年)

【朝鮮統治秘話】
一九三七(昭和一二)年刊。朝鮮総督府の元高官たちの朝鮮統治に関する回顧座談をまとめたもの。

植民地帝国人物叢書 第39巻 朝鮮編20

刊行年月 2010年09月 定価18,700円 (本体17,000円) ISBN978-4-8433-3403-4
※品切れ

【収録内容】
朝鮮の回顧(和田八千穂・藤原喜蔵共編・近澤書店刊1945年)

【朝鮮の回顧】
一九四四(昭和一九)年に、朝鮮総督府始政三十五周年の記念として、朝鮮の文化、政治、経済、社会各分野で活躍した三十五人の人物の回想記をまとめたもの。林繁蔵、萩原彦三、穂積真六郎、湯村辰二郎らが寄稿している。