HOME書籍検索四親王家実録 第Ⅳ期 閑院宮実録 全10巻 > 四親王家実録 第Ⅳ期 閑院宮実録 第2回配本 全4巻

四親王家実録 第Ⅳ期 閑院宮実録 第2回配本 全4巻

四親王家実録 第Ⅳ期 閑院宮実録 第2回配本 全4巻

揃定価110,000円(揃本体100,000円) 
ISBN 978-4-8433-5731-6
刊行年月 2020年12月

本書の内容

四親王家実録 第Ⅳ期 閑院宮実録 第7巻・第8巻 美仁親王実録 全2巻

刊行年月 2020年12月 揃定価55,000円 (揃本体50,000円) ※分売不可 IISBN978-4-8433-5734-7

● 美仁親王〔はるひと・しんのう〕 宝暦七年(一七五六)〜文政元年(一八一八)
典仁親王の第一王子。宝暦一三年親王宣下。王女の貞子女王は田安斉匡室、宣子女王は有栖川宮韶仁親王妃。安永八年、後桃園天皇の崩御により異母弟の師仁親王と伏見宮家の貞敬親王が継嗣候補となる。朝廷内合議の末、師仁親王が儲君となり践祚(光格天皇)するが、両親王はともに未婚であり、継嗣の選考は生後間もない欣子内親王(後桃園天皇唯一の子女)の将来の入内を前提に行われたという。内親王の生母は関白近衛内前の娘であり、美仁親王御息所の妹にあたる。右の関係から美仁親王は早々に継嗣候補を外れた。後年、閑院宮が無嗣となった際に貞敬親王の孫載仁親王が閑院宮を継承する。

四親王家実録 第Ⅳ期 閑院宮実録 第9巻 孝仁親王実録(1)・第10巻 孝仁親王実録(2)/ 愛仁親王実録 全2巻

刊行年月 2020年12月 揃定価55,000円 (揃本体50,000円) ※分売不可 IISBN978-4-8433-5735-4

● 孝仁親王〔たつひと・しんのう〕 寛政四年(一七九二)〜文政七年(一八二四)
美仁親王の第一王子。文化五年親王宣下。文政三年に式部卿となる。妃は鷹司政熙(父は鷹司輔平、祖父は直仁親王)の娘吉子。第三王子教仁法親王は天台座主、第三王女光子女王は田安慶頼(父田安斉匡)室。第二王子愛仁親王が閑院宮を継承する。

● 愛仁親王〔なるひと・しんのう〕 文化一五年(一八一八)〜天保一三年(一八四二)
孝仁親王の第二王子。文政一一年親王宣下。天保一一年、仁孝天皇の第三皇女淑子内親王と婚約するが、婚儀前に薨去。淑子内親王は以後婚約せず、異母弟桂宮節仁親王の後を継いで桂宮一二代目当主となる。無嗣となった閑院宮家は、愛仁親王の実母鷹司吉子が当主格として遇された後、明治五年に伏見宮家から載仁親王を迎え六代目当主とした。

● 載仁親王〔ことひと・しんのう〕 慶応元年(一八六五)〜昭和二〇年(一九四五)
伏見宮邦家親王の第一六王子。明治五年、閑院宮を継承し、第六代当主となる。明治一一年親王宣下。陸軍幼年学校を卒業後、フランスに留学。日清・日露戦争に従軍し、大正元年陸軍大将、同八年に元帥府に列せられる。昭和六年に参謀総長就任。同一五年軍務を退き議定官となる。同二〇年五月に薨去し、国葬が行われた。