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映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告> 全16巻

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告> 全16巻

[監修] 東京国立近代美術館フィルムセンター

揃定価440,000円(揃本体400,000円) 
ISBN 978-4-8433-4707-2 C3374
A4判/上製/カバー装
刊行年月 2014年01月

関連情報

本書の内容

戦災を免れた第一級資料群!!あらゆる新聞、雑誌から集めた唯一無二のスクラップブックを初集成。

『プロパガンダの一季節—映画公社旧蔵資料の復刻にあたって』東京国立近代美術館フィルムセンター

 日本映画の戦時体制は、業界のプロフェッショナルが議論を重ね、物資を切り詰め、ぎりぎりまで制度を簡素化することで成立した。そうした非常時に、映画の本質的な業務である〈製作・配給・興行〉を垂直的に統制する任を負って発足した社団法人映画公社は、いわば戦時映画統制の究極の形態であった。一九四五年六月一日に業務を開始し、敗戦後の十一月三十日に解散したこの短命組織は、配給業務を一手に担った映画配給社のほか、官民合同の統制機関だった大日本映画協会、大日本興行協会・映画部などの団体を統合して成立したものである。職能集団として夏はプロパガンダの実務に徹し、そして秋にはプロパガンダの終焉に、つまり「日本映画の敗戦処理」にも立ち会うこととなった。
 この団体が存在した、たった六ヶ月の意味はことのほか大きい。そこには、戦前期にあって映画界の資料を意識的に収集していたキネマ旬報社調査部の旧蔵品も含め、さまざまな業界団体の蓄積してきた資料が集まっていた。ここには、映画新体制の啓発、映画を介した国民運動、青少年を含む観客の指導、映画資材の管理と節約、全国の映画館調査表、戦時下の映画をめぐるマスコミの動向、映画会社の企画審議、外地の映画状況の報告、南方占領地での映画宣撫工作、映画法に基づく映画人の技能審査など、この時代が強いた驚くべき主題の拡がりがある。
 戦後発足した日本映画連合会(現在の日本映画製作者連盟)に引き継がれたこうした資料は、一九五一年に国立国会図書館に寄贈され、のちの一九七四年に日本初の国立映画機関たる東京国立近代美術館フィルムセンターに移管された。今回の復刻は、フィルムセンター図書室にありながら長い間整理に着手する余裕がなかった資料が、二〇一一年度にようやくリスト化されたことが契機となった。その成果はまず「東京国立近代美術館紀要」第十六号(二〇一二年)で佐崎順昭により発表されたが、この度の復刻版の出版にあたっては、中でも戦時下の映画の風景を生々しく描出していると判断された大多数の資料を選び出した。
 手前味噌ながら、太平洋戦争と映像メディアの関わりを知ろうとする多くの人々にとって、この資料が等閑視されることはもはや考えにくいと思われる。研究のためのマテリアルとして、この資料を、映画研究者はもちろん、現代史、メディア史などに携わる幅広い分野の方々が活用されることを望む。
(主任研究員・岡田秀則)

本書の内容と特徴

●唯一無二の資料、収録記事数一万件以上
数十冊にわたるスクラップブックは大日本映画協会や映画配給社などが作成したと推測される。映画界の動向や映画作品の紹介をはじめとして、小説家、批評家、画家、俳優、監督等による映画批評の数々、複数紙から集成した映画広告の切抜など、戦時下における映画関係のあらゆる新聞・雑誌記事を収録している。

●戦時下のメディア史、映画史研究に必須 国内外の映画界のさまざまな動きを捉えた各社発行の新聞、雑誌を独自の視点で編纂した稀有な資料群。近現代史、戦時下のメディア史、映画史研究には欠かせない第一級資料の宝庫である。

●あらゆる新聞・雑誌より収録 各スクラップブックによって編纂の仕方は異なるが、全国の主な新聞、業界紙、雑誌から記事を集めている。東京朝日新聞、大阪朝日新聞、東京日日新聞、大阪毎日新聞、読売新聞、報知新聞、やまと新聞、都新聞、国民新聞、東京新聞、時事新報、毎夕新聞、北海道新聞、信濃毎日新聞、京都日日新聞、九州日日新聞、京城日報、大陸新報、帝国新報、東亜日報、華北新報、満洲新聞、満洲日日新聞、満洲日報、中外商業新報、同盟通信、合同通信(通信合同)、AZAD HIND、昭南日報、L'Opinion、Soir d'Asie、映画旬報、映画技術、映画評論、科学画報、科学ペン、サンデー毎日、新女苑、新潮、図解科学、台湾芸術新報、ダイヤモンド、文藝春秋、等々多数の紙(誌)名を掲げることができる。これらのなかには国会図書館にも所蔵されていない貴重紙も含まれる。

<映画公社旧蔵資料>1945年6月に業務を開始し、終戦を経て同年11月に解散した社団法人映画公社が所蔵していた映画関係資料の一部である。東京国立近代美術館フィルムセンターに長い間保管されており、その膨大な資料は映画研究者・佐崎順昭氏によって2011年度に整理、リスト化された。

★特にお薦めしたい方 
映画史、メディア史、歴史学、思想史、社会史、政治史、近代史、文化史、風俗史などの研究者・研究機関。大学図書館。映像・メディア関係専門学校。海外の日本学関連研究施設など。

好評発売中
●第Ⅰ期● 統制下の映画界 全9巻 映画公社関係資料/映画配給社資料/大日本活動写真協会調査月報/大日本映画協会資料/外地関係/映画製作関係(劇映画・文化映画)ほかを収録。
続刊の予定
●第Ⅲ期● 統制下の映画館・作品目録 全9巻・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2016年1月刊行開始予定

※収録資料名及び解説については、佐崎順昭氏が作成した「映画公社旧蔵資料目録」(『東京国立近代美術館 研究紀要』第16号、東京国立近代美術館、二〇一二年)に準拠した。

①=対象年月 ②=対象媒体 ③=対象事項 ④=対象作品 ⑤=執筆者  
※なお、①〜⑤については件数が膨大なため、ここでは数点のみ記載した。

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第1回配本 全4巻

刊行年月 2015年01月 揃定価97,900円 (揃本体89,000円) ISBN978-4-8433-4708-9

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第10巻 映画界一般(1941年) 

刊行年月 2015年01月 定価33,000円 (本体30,000円) ISBN978-4-8433-4711-9

【収録資料】 一、新聞切抜 一九四一年 映画界一般(娯楽・製作界・文化映画・他) 二、新聞切抜 一九四一年 映画界一般(内務省・映画法・朝鮮・他) 〔解説〕①一九四一年一月〜一二月 ②東京朝日新聞、大阪毎日新聞、富士スタヂオ通信、同盟通信、等 ③娯楽、業界、興行、製作界、文化映画作品、映画会社の統合、内務省、検閲、大日本映画協会、情報局、翼賛会、映画法、映画科学、生フィルム、朝鮮、台湾、満洲、中華、南洋、海外進出、海外通信、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第11巻 映画界一般(一九四二年〜一九四三年) 

刊行年月 2015年01月 定価25,300円 (本体23,000円) ISBN978-4-8433-4712-6

【収録資料】 一、新聞切抜 一九四二年 映画界一般(娯楽・映画政策・映画法・他) 二、新聞切抜 一九四二年 映画界一般(配給界・興行界・他) 三、新聞切抜 一九四二年 映画界一般(朝鮮・台湾・満洲・他) 四、新聞切抜 一九四三年 映画界一般(配給界・興行界・他) 〔解説〕①一九四二年一月〜一二月、一九四三年一月〜一二月 ②大阪毎日新聞、信濃毎日新聞、日本産業報国新聞、京城日報、等 ③映画政策、映画法、情報局、内務省、大日本映画協会、文化映画配給、ニュース配給、映画館、巡回映写、映画科学、機材、朝鮮、台湾、満洲、ボルネオの映画館、南方映画工作、比島の映画工作、配給界、興行界、洋画界、製作界、国際交流、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第12巻 映画界一般 『映画旬報』切抜(1941年〜1942年)

刊行年月 2015年01月 定価25,300円 (本体23,000円) ISBN978-4-8433-4713-3

【収録資料】 映画雑誌切抜 一九四一年〜一九四二年 映画界一般(『映画旬報』他) 〔解説〕①一九四一年一月〜一九四二年一二月 ②『映画旬報』(ほかに『映画技術』『映画之友』『映画評論』『ダイヤモンド』等) ③事業抄、人事消息、事業商社、洋画界、興行界、配給社、製作界、大日本映画協会、映画法、検閲、情報局、内務省、文部省、認定文化、技能審査、移動文化、映画館、映画人聯盟、朝鮮、満洲、台湾、中華、海外進出、新刊紹介、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第13巻 映画界一般 『映画旬報』切抜(1943年)

刊行年月 2015年01月 定価14,300円 (本体13,000円) ISBN978-4-8433-4714-0

【収録資料】 映画雑誌切抜 一九四三年 映画界一般(『映画旬報』) 〔解説〕①一九四三年一月〜一二月 ②『映画旬報』 ③事業抄、事業商社、人事消息、情報局、内務省、文部省、推薦、検閲、映画法、大日本映画協会、配給社、洋画界、興行界、製作界、映画館、文化映画作品、認定文化、ニュース映画、教科用映画、養成所、朝鮮、台湾、満洲、中華、華北、南洋、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第2回配本 全7巻

刊行年月 2015年05月 揃定価189,200円 (揃本体172,000円) ISBN978-4-8433-4709-6

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第14巻 映画批評 日本映画・外国映画(1934年〜1948年)

刊行年月 2015年05月 定価25,300円 (本体23,000円) ISBN978-4-8433-4715-7

【収録資料】 一、新聞切抜 一九三四年〜一九四八年 映画批評 日本映画・外国   映画 二、新聞切抜 一九三七年 映画批評 外国映画 〔解説〕▼一、①一九三四年四月〜一九四八年一二月 ④にんじん、風の中の子供、意志の勝利、三十四丁目の奇蹟、等 ⑤津村秀夫、飯島正、内田岐三雄、岩崎昶、林芙美子、等/▼二、①一九三七年四月〜一〇月 ②東京朝日新聞、名古屋新聞、京都日出新聞、等 ④巨人ゴーレム、南方飛行、テンプルの上海脱出、踊らん哉、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第15巻 映画批評 外国映画(1937年〜1939年)

刊行年月 2015年05月 定価26,400円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-4716-4

【収録資料】 一、新聞切抜 一九三七年〜一九三八年 映画批評 外国映画 二、新聞切抜 一九三九年 映画批評 外国映画 〔解説〕▼一、①一九三七年一〇月〜一九三八年五月 ②東京朝日新聞、読売新聞、大阪毎日新聞、等 ④モダン・タイムス、マルクス一番乗、スタア誕生、結婚十字路、等/▼二、①一九三九年四月〜一二月 ②都新聞、東京日日新聞、中外商業新報、等 ④響け凱歌、青髭八人目の妻、美しき青春、汚れた顔の天使、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第16巻 映画批評 日本映画(1937年〜1938年)

刊行年月 2015年05月 定価33,000円 (本体30,000円) ISBN978-4-8433-4717-1

【収録資料】 一、新聞切抜 一九三七年 映画批評 日本映画 二、新聞切抜 一九三七年〜一九三八年 映画批評 日本映画 〔解説〕▼一、①一九三七年三月〜一二月 ②都新聞、報知新聞、国民新聞、等 ④裸の町、婚約三羽烏、人情紙風船、あたし幸福よ、等/▼二、①一九三七年一一月〜一九三八年六月 ②東京朝日新聞、東京日日新聞、中外商業新報、等 ④浅草の灯、五人の斥候兵、藤十郎の恋、愛より愛へ、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第17巻  映画批評 日本映画(1939年〜1940年)

刊行年月 2015年05月 定価22,000円 (本体20,000円) ISBN978-4-8433-4718-8

【収録資料】 一、新聞切抜 一九三九年 映画批評 日本映画 二、新聞切抜 一九三九年〜一九四〇年 映画批評 日本映画 〔解説〕▼一、①一九三九年二月〜八月 ②東京朝日新聞、都新聞、大阪毎日新聞、等 ④爆音、はたらく一家、土、上海陸戦隊、新女性問答、等/▼二、①一九三九年八月〜一九四〇年二月 ②中外商業新報、東京日日新聞、帝都日々新聞、等 ④新しき家族、東京の女性、白蘭の歌、鴛鴦歌合戦、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第18巻 映画批評 日本映画(1941年〜1944年)

刊行年月 2015年05月 定価20,900円 (本体19,000円) ISBN978-4-8433-4719-5

【収録資料】 一、新聞切抜 一九四一年 映画批評 日本映画 二、新聞切抜 一九四二年 映画批評 日本映画 三、新聞切抜 一九四三年〜一九四四年 映画批評 日本映画 〔解説〕▼一、①一九四一年三月〜九月 ②東京日日新聞、やまと新聞、毎夕新聞、等 ④海を渡る祭礼、愛の一家、上海の月、簪、等/▼二、①一九四二年五月〜一一月 ②名古屋新聞、東京日日新聞、満洲日日新聞、等 ④南海の花束、マレー戦記、新雪、慈悲心鳥、等/▼三、①一九四三年一一月〜一九四四年一月 ②東京朝日新聞、やまと新聞、日本産業新聞、等 ④北の兵隊、若き姿、海軍、モンペさん、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第19巻 映画批評 各映画会社(1940年〜1943年)

刊行年月 2015年05月 定価33,000円 (本体30,000円) ISBN978-4-8433-4720-1

【収録資料】 一、新聞切抜 一九四〇年〜一九四二年 映画批評 日活系 二、新聞切抜 一九四一年〜一九四二年 映画批評 日活系 三、新聞切抜 一九四一年〜一九四二年 映画批評 松竹系 四、新聞切抜 一九四二年〜一九四三年 映画批評 松竹系 五、新聞切抜 一九四一年〜一九四二年 映画批評 東宝系 六、新聞切抜 一九四一年 映画批評 新興系 七、新聞切抜 一九四一年〜一九四二年 映画批評 大都系 八、新聞切抜 一九四〇年〜一九四一年 映画批評 洋画 九、新聞切抜 一九四一年 映画批評 東京発声・その他 一〇、新聞切抜 一九四二年〜一九四三年 映画批評 新興・大映系 一一、新聞切抜 一九四一年〜一九四二年 映画批評 ニュース映画・文化映画 一二、新聞切抜 一九四二年〜一九四三年 映画批評 文化映画 一三、新聞切抜 一九四三年一〇月〜一二月 映画批評 〔解説〕▼一、①一九四〇年一二月〜一九四二年三月 ②都新聞、東京日日新聞、国民新聞、等 ④愛の一家、江戸最後の日、将軍と参謀と兵、等/▼二、①一九四一年一二月〜一九四二年四月 ②東京朝日新聞、国民新聞、満洲日報、等 ④決戦奇兵隊、微笑の国、宮本武蔵一乗寺決闘、等/▼三、①一九四一年一月〜一九四二年三月 ②大阪日日新聞、東京日日新聞、中外商業新報、等 ④みかへりの塔、戸田家の兄妹、迎春花、等/▼四、①一九四二年四月〜一九四三年一二月 ②名古屋新聞、九州日日新聞、満洲日日新聞、等 ④父ありき、戦ひの街、サヨンの鐘、等/▼五、①一九四一年一月〜一九四二年五月 ②都新聞、東京日日新聞、中外商業新報、等 ④馬、上海の月、指導物語、等/▼六、①一九四一年一月〜一二月 ②報知新聞、やまと新聞、国民新聞、等 ④罪なき町、猛獣使ひの姉妹、花丸小鳥丸、等/▼七、①一九四一年一月〜一九四二年二月 ②大阪日日新聞、東京日日新聞、中外商業新報、等 ④拓榴一角、愛憎乱麻、決戦般若坂、等/▼八、①一九四〇年一二月〜一九四一年九月 ②都新聞、大阪毎日新聞、毎夕新聞、等 ④美の祭典、銀の靴、邂逅、等/▼九、①一九四一年二月〜一二月 ②東京朝日新聞、都新聞、報知新聞、等 ④男子有情、女学生日記、秀子の車掌さん、家なき天使、等/▼一〇、①一九四二年一月〜一九四三年一一月 ②京都日日新報、華北新報、満洲日報、等 ④海猫の港、二刀流開眼、マライの虎、等/▼一一、①一九四一年九月〜一九四二年七月 ④日本ニュース、新しき翼、望郷、等の題名が記載。記事自体は欠落/▼一二、①一九四二年五月〜一九四三年一二月 ②東京朝日新聞、産業経済新聞、読売報知、等 ④国技大相撲、税と生活、防空読本、等/▼一三、①一九四三年一〇月〜一二月 ②東京新聞、読売報知、東京日日新聞、等 ④富士に誓ふ、勝つために、若き姿、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第20巻 映画批評・映画記事(1941年〜1943年・1949年)

刊行年月 2015年05月 定価28,600円 (本体26,000円) ISBN978-4-8433-4721-8

【収録資料】 一、新聞切抜 一九四一年 新映画評 試写室各社評 二、新聞切抜 一九四一年 外画評 三、新聞切抜 一九四一年 シナリオ映画時評 四、新聞切抜 一九四二年〜一九四三年 映画批評 五、新聞切抜 一九四三年七月〜一〇月 映画批評及び記事 六、新聞切抜 一九四三年一〇月〜一一月 映画批評及び記事 七、新聞切抜 一九四三年九月〜一二月 映画批評及び記事 八、新聞切抜 一九四四年 映画批評及び記事 九、新聞切抜 一九四九年 映画批評 〔解説〕▼一、①一九四一年三月〜八月 ②満洲日日新聞、読売新聞、都新聞、等 ④愛憎乱麻、結婚の生態、闘魚、等/▼二、①一九四一年四月〜八月 ②都新聞、国民新聞、読売新聞、等 ④七つ擲る、白鳥の死、砂塵、等/▼三、①一九四一年四月〜八月 ②満洲日日新聞、都新聞、読売新聞、等 ④君と僕、簪、北極光、等 ⑤日夏英太郎、武蔵賛平、井伏鱒二、等/▼四、①一九四二年一一月〜一九四三年七月 ②東京朝日新聞、大阪朝日新聞、日本産業経済新聞、等 ④潜水艦西へ(ドイツ映画)、大陸新戦場、サヨンの鐘、等 ⑤新居格、稲垣浩、伊丹万作、等/▼五、①一九四三年七月〜一〇月 ②東京朝日新聞、京都日日新聞、上毛新聞、等 ③科学映画、映画雑誌統合、女性映写技士、等 ④我が家の風、歌ふ狸御殿、北の健兵、等 ⑤今日出海、筈見恒夫、今村太平、等/▼六、①一九四三年一〇月〜一一月 ②神戸新聞、中部日本新聞、東京朝日新聞、等 ③ジャワの映画界、中華映画界、日本映画出版株式会社、等 ④熱風、秘めたる覚悟、生きてゐる孫六、等 ⑤水町青磁、依田義賢、菊池寛、等/▼七、①一九四三年九月〜一二月 ②東京朝日新聞、読売報知、日本産業経済、等 ③社団法人大日本映画協会新発足、大日本芸能会、東宝株式会社発足、等 ④決戦の大空へ、石油のボルネオ、愉しき哉人生、等 ⑤南部圭之助、岸松雄、尾沢良三、等/▼八、①一九四四年一月〜二月 ②東京朝日新聞、やまと新聞、日本産業新聞、等 ④紅線伝(華北電影)、あの旗を撃て、轟沈、一番美しく、等 ⑤佐分利信、伊奈信男、猪熊弦一郎、等/▼九、①一九四九年一月〜八月 ②朝日新聞、読売新聞、等 ④大いなる幻影、青い山脈、恐るべき親たち、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第3回配本 全5巻

刊行年月 2015年09月 揃定価152,900円 (揃本体139,000円) ISBN978-4-8433-4710-2

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第21巻 映画論説記事(1936年〜1939年)

刊行年月 2015年09月 定価26,400円 (本体24,000円) ISBN978-4-8433-4722-5

【収録資料】 一、新聞切抜 一九三六年〜一九三九年 映画論説記事 二、新聞切抜 一九三七年〜一九三八年 映画論説記事 三、新聞切抜 一九三九年 映画論説記事 〔解説〕▼一、①一九三六年一一月〜一九三九年三月 ②東京朝日新聞、都新聞、中外商業新報、等 ⑤岡本一平、小林秀雄、藤田嗣治、萩原朔太郎、等/▼二、①一九三七年三月〜一九三八年八月 ②東京朝日新聞、都新聞、大阪毎日新聞、等 ⑤立花高四郎、佐々木能理男、権田保之助、岡本かの子、等/▼三、①一九三九年三月〜八月 ②東京朝日新聞、都新聞、大阪毎日新聞、等 ⑤小津安二郎、田坂具隆、村山知義、城戸四郎、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第22巻 映画記事(1933年〜1934年・1941年〜1943年)

刊行年月 2015年09月 定価30,800円 (本体28,000円) ISBN978-4-8433-4723-2

【収録資料】 一、新聞切抜 一九三三年〜一九三四年 映画記事 二、新聞切抜 一九四一年 外画ニュース 三、新聞切抜 一九四一年 随筆 四、新聞切抜 一九四一年 官評ニュース 五、新聞切抜 一九四一年〜一九四三年 映画記事 六、新聞切抜 一九四二年 映画記事 七、新聞切抜 敵アメリカの映画戦略(東京新聞連載) 八、新聞切抜 一九四三年〜一九四四年 ヨーロッパ・アメリカ・ソ連映画関係 九、新聞切抜 一九四三年一〇月〜一二月 映画記事 〔解説〕▼一、①一九三三年三月〜一九三四年一〇月 ②万朝報、証券週報、時事新報、等 ③映画国策、映画館争議、映画検閲、等 ⑤板垣鷹穂、横田永之助、武田麟太郎、等/▼二、①一九四一年五月〜八月 ②都新聞、満洲日日新聞、報知新聞、等 ③米国輸入絶望、映画配給統制、映写技士不足、等/▼三、①一九四一年四月〜五月 ②都新聞 ⑤兼常清佐、田中純一郎、中村武羅夫、等/▼四、①一九四一年四月〜八月 ②都新聞、読売新聞、報知新聞、等 ③映画奉公隊、映画統制、文部省推薦映画問題、等/▼五、①一九四一年五月〜一九四三年一月 ②都新聞、中外商業新報、東京朝日新聞、等 ③映画臨戦体制、仏印だより、映画宣伝謀略戦、等 ⑤山根正吉、市川彩、中島宝三、等/▼六、①一九四二年五月〜八月 ②同盟通信、都新聞、東京朝日新聞、等 ③満洲映画協会、仏印映画事情、朝鮮映画、等 ④支那の夜、むすめ七人、南から帰った人、等 ⑤島津保次郎、六車修、島耕二、等/▼七、①一九四四年五月二三日〜六月四日 ②東京新聞連載。日本映画社海外局が入手した資料からアメリカの反日、対日映画を紹介。付属資料「東映週報」「日本ニュース」ほか/▼八、①一九四三年六月〜一九四四年二月 ②東京新聞、神奈川新聞、やまと新聞、等 ③ドイツ映画界、ソ連の映画界、喘ぐ米芸能界、等。付属資料「同盟通信 映画・芸能版」/▼九、①一九四三年一〇月〜一二月 ②東京新聞、東京日日新聞、読売報知、等 ③日本映画の南方進出、ジャワの映画界、アメリカ映画の謀略、等 ⑤秦豊吉、森田信義、伊藤道郎、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第23巻 映画記事(1941年〜1944年)

刊行年月 2015年09月 定価33,000円 (本体30,000円) ISBN978-4-8433-4724-9

【収録資料】 一、新聞切抜 一九四三年一〇月〜一二月 情報局・大東亜映画人大会 二、新聞切抜 一九四三年七月〜一二月  満洲・華北 三、新聞切抜 一九四三年一一月〜一九四四年五月 満洲・華北 四、新聞切抜 一九四三年 南方新聞 劇場情報 五、新聞切抜 一九四三年 仏印新聞 映画批評 六、新聞切抜 一九四三年 南方映画工作 七、新聞切抜 一九四三年 映画記事 南方・中国・満洲 八、新聞切抜 一九四二年〜一九四三年 映画記事 南方映画工作・他 九、通信切抜 一九四一年 仏印 一〇、通信切抜 一九四三年〜一九四四年 同盟通信朝鮮版(検閲・製作・配給・興行) 一一、通信切抜 一九四三年 同盟通信朝鮮版(巡回映写・雑) 〔解説〕▼一、①一九四三年一〇月〜一二月 ②同盟通信、合同通信、満洲新聞、等 ③情報局各課分掌事項、大東亜映画人大会の提唱、大東亜文化の基礎、等/▼二、①一九四三年七月〜一二月 ②満洲新聞、東亜日報、大陸新報、等 ③華北電影、満映啓発映画、文化決戦における映画、等 ④狼火は上海に揚る、誓ひの合唱、開拓地の子供、等 ⑤河上徹太郎、麻生豊、甘粕正彦、等/▼三、①一九四三年一一月〜一九四四年五月 ②満洲新聞、東亜日報、大陸新報、等 ③満洲映画協会、華北電影、等 ④あの旗を撃て、逞しき仲間、等 ⑤辻久一、満映科学映画研究所長・木村荘十二、今堀誠二、等/▼四、①一九四三年五月〜六月 ②昭南日報、AZAD HIND(インドネシア新聞)、Berita Malai(MALAI SINBUN)、等 ③劇場情報を記載/▼五、①一九四三年五月〜六月 ②Impartial、Soir d'Asie、Nouvelles、 等のフランス語新聞 ④ハワイ・マレー沖海戦、萬世流芳、新雪、等/▼六、①一九四三年七月〜一二月 ②同盟通信、合同通信、神奈川新聞、等 ③映配スマトラ支社開設、日映クチン支局開設、ジャカルタ移動映写、等/▼七、①一九四三年三月〜九月 ②同盟通信、通信合同、東京朝日新聞、等 ③馬来で観た映画、ジャワから帰った松井翠声談、ビルマ映画工作、等/▼八、①一九四二年一二月〜一九四三年七月 ②東京朝日新聞、大阪毎日新聞、同盟新聞、等 ③日本映画学校開校、フィルム減配とその対策、『サヨンの鐘』台湾ロケ、等/▼九、①一九四一年一二月 ③南洋映画協会の拡大強化具体化、『田園交響楽』ハイフォンでの成功、等/▼一〇、①一九四三年七月〜一九四四年二月 ④若き姿、朝鮮海峡、巨鯨伝、等 ⑤朝鮮映画製作会社常務 中田晴康、朝鮮興行聯合会常務理事 成清竹松、等/▼一一、①一九四三年七月〜一二月 ⑤朝鮮総督府情報課映画係班長 面高武夫、大映京城出張所長 山村信三、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第24巻 映画記事 日本映画雑誌協会資料(1941年)

刊行年月 2015年09月 定価27,500円 (本体25,000円) ISBN978-4-8433-4725-6

【収録資料】 雑誌切抜 一九四一年 一般雑誌映画関係記事 〔解説〕①一九四一年二月〜一二月 ②新潮、文藝春秋、科学ペン、改造、中央公論、新文化、等 ⑤津村秀夫、沢村勉、飯島正、島木健作、中谷宇吉郎、滋野辰彦、板垣鷹穂、木村荘八、山根銀二、亀井文夫、尾坂力、友田純一郎、清水光、今村太平、溝口健二、権田保之助、森岩雄、不破祐俊、猪俣勝人、等

映画公社旧蔵 戦時統制下映画資料集<第Ⅱ期 統制下の映画記事・批評・広告>第25巻 映画広告(1942年〜1945年)/映画記事(1946年〜1947年)

刊行年月 2015年09月 定価35,200円 (本体32,000円) ISBN978-4-8433-4726-3

【収録資料】 一、新聞切抜 一九四二年〜一九四三年 映画広告(白系) 二、雑誌切抜 一九四三年 文化映画広告 三、新聞切抜 一九四四年 映画広告 四、新聞切抜 一九四四年〜一九四五年 映画広告 五、新聞切抜 一九四四年〜一九四五年 週間別映画広告 六、新聞切抜 一九四六年〜一九四七年 映画記事/戦時中の文化映画広告 七、新聞切抜 一九四六年〜一九四七年 映画記事 〔解説〕▼一、①一九四二年四月〜一九四三年五月 ②中外商業新報、報知新聞、東京新聞、等 ④父ありき、木蘭従軍、シンガポール総攻撃、等/▼二、①一九四三年一月〜一二月 ②科学朝日、映画評論、台湾芸術新報、等 ④逞しき草原、仔馬、田植競争、勝つために、等/▼三、①一九四四年一月〜七月 ②満洲日日新聞、東亜日報、帝国新報、等④菊池千本槍 シドニー特別攻撃隊、女性航路、還って来た男、等/▼四、①一九四四年四月〜一九四五年三月 ②東京新聞、毎日新聞、読売報知、等 ④国際密輸団、血の爪文字、姿なき敵、等/▼五、①一九四四年三月〜一九四五年四月 ②東京朝日新聞、東京新聞、京城日報、等 ③映画館別週間上映映画案内「芸能案内」、等/▼六、①一九四六年一月〜一九四七年三月 ②日本産業経済、毎日新聞、東京新聞、等 ④エイブ・リンカン、のんきな父さん、運命の饗宴、等(なお同冊子内に一九四四年一月〜七月までの文化映画新聞広告を添付。④国技大相撲、土に戦ふ、セレベス、等)/▼七、①一九四六年一月〜一九四七年三月 ②東京新聞、読売新聞、毎日新聞、等 ③入場税撤廃、GHQ映画検閲、小津安二郎帰還報告、等