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四親王家実録 第Ⅰ期 伏見宮実録 第8巻 貞清親王実録/邦尚親王実録/邦道親王実録/貞致親王実録

四親王家実録 第Ⅰ期 伏見宮実録 第8巻 貞清親王実録/邦尚親王実録/邦道親王実録/貞致親王実録

定価27,500円(本体25,000円) 
ISBN 978-4-8433-4642-6
刊行年月 2015年10月

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本書の内容

● 貞清親王〔さだきよ・しんのう〕慶長元年(一五九六)〜承応三年(一六五四)
邦房親王の王子。母は家女房。妃は前田利長の養女(宇喜多秀家の娘)。慶長四年(一五九九)、後陽成天皇の猶子となり、同一〇年に親王宣下。同一六年兵部卿。王子女に邦尚親王、邦道親王、顕子女王(徳川家綱室)、照子女王(徳川光貞室)など。
● 邦尚親王〔くになり・しんのう〕元和元年(一六一五)〜承応二年(一六五三)
貞清親王の王子。母は前田利長の養女(宇喜多秀家の娘)。後水尾天皇の猶子となり、寛永三年(一六二六)に親王宣下。嗣子がなく弟の邦道親王が伏見宮を継承する。
● 邦道親王〔くにみち・しんのう〕寛永一八年(一六四一)〜承応三年(一六五四)
邦尚親王の異母弟。母は家女房。後水尾天皇の猶子となり、慶安二年(一六四九)、親王宣下。同四年、大宰権帥に補せられる。兄邦尚親王の継嗣となるが翌年夭折。
●貞致親王〔さだゆき・しんのう〕寛永九年(一六三二)〜元禄七年(一六九四)
貞清親王の子、邦尚親王の異母弟とも。幼時に生母と家を出て鍛冶屋の徒弟になったといわれる(『忠利宿禰記』)。邦道親王の薨去により探し出され、京都所司代の吟味を経て伏見宮を継承。後水尾天皇の猶子となり、万治三年(一六六〇)に親王宣下。寛文七年(一六六七)式部卿。妃は関白近衛尚嗣の娘。義弟近衛基煕によれば「異風」の人であったという(『基煕公記』)。王子女に邦永親王、理子女王(徳川吉宗室)など。