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メディア史研究 VOL.54 特集=宗教とメディア
定価2,640円(本体2,400円)
ISBN 978-4-8433-6500-7 C3036
A5判並製
刊行年月 2023年08月
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本書の内容
特集=宗教とメディア
明治期日本における基督教救世軍・山室軍平の「メディア実践」の展開
町田祐一
明治後期における青年たちの日蓮鑽仰と活字メディア
―日蓮遺文・高山樗牛・雑誌に着目して― ブレニナ・ユリア
戦前期日本の「聖地」ツーリズム ―「聖地」の日本化に着目して― 平山 昇
ある宗教放送局設立の試み ―日本文化放送協会の誕生と挫折― 井川充雄
世俗化の力学はいかに「翻訳」されたのか
―宗教復興に至る中東メディアの水脈とその変化― 千葉悠志
――――――
戦間期日本の教化動員と禁酒運動 ―酒なし日の登場と変奏― 横山 尊
第一書房長谷川巳之吉による出版事業の一側面
―『土田杏村全集』の刊行をめぐって― 小糸咲月
日本のポスター史における《赤玉ポートワイン》という存在 田島奈都子
――――――
《研究ノート》満州事変をめぐる『大阪朝日新聞』社説の論調
―第二次若槻礼次郎内閣期において― 益子酵三
――――――
《書評》大尾侑子『地下出版のメディア史―エロ・グロ、珍書屋、教養主義』 新藤雄介
《書評》趙相宇『忘却された日韓関係 〈併合〉と〈分断〉の記念日報道』 田中則広
表紙図版 『新仏教』第三巻第五号所載の風刺画(一九〇二年五月一日発行)