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メディア史研究 VOL.51 特集=メディア史研究再訪②
定価2,640円(本体2,400円)
ISBN 978-4-8433-6283-9 C3034
A5判並製
刊行年月 2022年02月
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本書の内容
研究集会の記録
文化研究―メディアはどうやって思想をつくるのか 香内三郎『活字文化の誕生』
飯塚 浩一
〈精神構造〉の総体的把握と「情報網」への関心 ―神島二郎『近代日本の精神構造』―
山本 昭宏
宮武外骨編著『公私月報』に「女権」を掘り起こす
山口 順子
杉村楚人冠の新聞論『最近新聞紙学』と『新聞の話』―「営利事業時代」の新聞像と記者像―
古川 江里子
メディア以前の事 ―柳田國男『明治大正史 世相篇』から―
松永 智子
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尾佐竹猛『下等百科辞典』をめぐって ―都市下層社会を見つめるもう一つの「眼差し」―
町田 祐一
室伏高信「ラヂオ文明の原理」―テレビ文化への射程―
石田 あゆう
局外者のメディア論的思考 ―三木清「ジャーナリズム」について―
大澤 聡
「独立科学」としての新聞学の確立とその広がり ―小山栄三『新聞学』―吉田 則昭
西田長寿の仕事 ─史実への手がかりを残す基礎研究の価値─
河崎 吉紀
大宅壮一『ヂャーナリズム講話』 ―資料としての雑誌と「智的労働の集団化」―
阪本 博志
マス・メディアの発達史をめぐる研究視角の軌跡 ―山本文雄『日本マス・コミュニケーション史』をめぐって―
石川 徳幸
梅棹忠夫『情報の文明学』 ―フロンティーア・インテリゲンチャの論理―
赤上 裕幸
稲葉三千男とドレフュス事件研究
平 正人
表紙図版 明治新聞雑誌文庫にて着座する宮武外骨(綾川町教育委員会所蔵、フィルム提供:東京大学法学部附属明治新聞雑誌文庫)