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近代台湾都市案内集成 第19巻 澎湖を古今に渉りて/美濃庄要覧

シリーズ・近代アジアの都市と日本
近代台湾都市案内集成 第19巻 澎湖を古今に渉りて/美濃庄要覧

定価15,400円(本体14,000円) 
ISBN 978-4-8433-4770-6
刊行年月 2015年05月

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本書の内容

●澎湖を古今に渉りて 杉山靖憲(1925年・澎湖三十周年招魂大祭奉賛会)
澎湖諸島の領有30年を記念して作成された。前半では漢文史料に基づきながら、倭寇、鄭成功、日清戦争等にまつわる澎湖の事績を概述し、後半では1920年代の社会状況を紹介、巻末に媽祖廟やクールベー中将の墓等、史蹟の解説を附す。下関条約で台湾本島とともに割譲された澎湖諸島の歴史を知る上で有用である。  
●美濃庄要覧 美濃庄役場編刊(1938年)
現在、高雄市の一部となっている美濃庄(竹頭角)の1930年代の情況をまとめた公式資料。同類の資料に見られるように、行政や経済、教育についてのデータを掲載しているが、産業の中心は稲作と養豚であり、当時は一山村に過ぎなかったことを示す。観光地として有名な同地の過去の姿を知る上で貴重な資料である。