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社史で見る日本経済史 第5期 第3回 全5巻

社史で見る日本経済史 第5期 第3回 全5巻

揃定価88,000円(揃本体80,000円) 
ISBN 978-4-8433-4561-0
刊行年月 2014年04月

本書の内容

社史で見る日本経済史 第5期 第69巻 東横百貨店 開店満五周年記念出版 (小松徹三編、百貨店日日新聞社刊 1939年)

刊行年月 2014年04月 定価16,500円 (本体15,000円) IISBN978-4-8433-4562-7

[解説]末田智樹

東横百貨店は、東京横浜電鉄(現・東京急行電鉄)により、関東初のターミナルデパートとして渋谷駅に開業(昭和9年)。本書では開店5周年の概況、特に社員教育の充実が述べられる。後半は東横電鉄の関連事業が詳述され、同店が「大東横の偉大なる業相」の一環であり、利用者に対する宣伝部門を担っていたことが示される。

社史で見る日本経済史 第5期 第70巻 京浜デパート大観 開店満五周年記念 (小松徹三編、百貨店日日新聞社刊 1938年)

刊行年月 2014年04月 定価11,000円 (本体10,000円) IISBN978-4-8433-4563-4

[解説]末田智樹

京浜デパートは、老舗百貨店・白木屋の取引問屋と京浜電気鉄道(現・京浜急行電鉄)の出資により昭和8年に設立され、品川駅を皮切りに沿線に分店を展開した。「最小限度の資本金を以て第一頭の百貨店に匹敵」するとされた異色の経営手法や、開業以来同店を指揮した児島明の経歴などが綴られる。

社史で見る日本経済史 第5期 第71巻 イリス商会創業百年史(日独貿易史に対する一寄与) (イリス商会刊 1959年)

刊行年月 2014年04月 定価7,700円 (本体7,000円) IISBN978-4-8433-4564-1

[解説]佐藤哲彦

イリス商会は、安政6年(1859)、長崎に設立されたクニフラー商会を前身とし、維新後、ドイツ人経営者カール・イリスにより改称。陸海軍御用を務めるとともに、ドイツ企業の極東代理店として機械類の日本輸出を手がけ、明治政府の建設事業へ技術供与を行った。本書は、日本の近代化を側面から支えた企業の知られざる足跡を簡便にまとめている。

社史で見る日本経済史 第5期 第72巻 東海遠洋漁業株式会社三十年史 (東海遠洋漁業株式会社編・刊 1937年)

刊行年月 2014年04月 定価27,500円 (本体25,000円) IISBN978-4-8433-4565-8

[解説]小岩信竹

東海遠洋漁業株式会社は、明治40年、静岡県焼津市の漁業・片山七兵衛を中心に設立された。同社は市内外からの資本調達により、発動機付漁船を多数新造し南洋への出漁を実現。本書は、こうした技術発展にくわえ各年度の漁獲量・事故例、焼津漁業者の近世以来の伝統的組織を概観するなど、戦前期焼津の漁業実態を網羅した重要文献である。

社史で見る日本経済史 第5期 第73巻 紙業界五十年 創業四十周年記念 (濱田徳太郎編、博進社刊 1937年)

刊行年月 2014年04月 定価25,300円 (本体23,000円) IISBN978-4-8433-4566-5

[解説]ゆまに書房編集部

叔父大橋佐平の博文館第1号社員であった山本留次は、明治30年(1897)大橋の勧めで独立し、洋紙販売の博進堂を創業した。山本は欧米の紙業界を視察し、事業を拡大していく。創業40年を機にまとめたこの社史は、自社の歩みを明治以降の日本の紙業界の歩みとともに纏めた好著。