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シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第2巻 京都名勝一覧図会/開化絵入京都見物独案内/京都名所案内図会

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第2巻 京都名勝一覧図会/開化絵入京都見物独案内/京都名所案内図会

定価19,800円(本体18,000円) 
ISBN 978-4-8433-4345-6
刊行年月 2013年11月

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本書の内容

●京都名勝一覧図会 橋本澄月[編] 明治一三年 風月堂発行 
明治初期における京都の旅行案内書を代表する書物である。その内容は近世の『都名所図会』を継承するものであり、一覧されている名勝の多くは神社仏閣であるが、明治期の旅行案内書にふさわしく、勧業場や織工場、師範学校、銀行、郵便局などの近代的な名勝も挿絵とともに描かれている。また多色刷りの挿絵を数多く含んでいることも特徴的である。
● 開化絵入京都見物独案内 文字冨之助[編] 明治一三年 片岡賢三発行
三ツ切本とよばれる横帳の懐中本である。巻頭には三条大橋からの距離が記された名所の目次と、京都の全体地図が掲載されており、文字通り懐にいれて京都を見物するための実用的な旅行案内書である。その内容はやはり『都名所図会』を継承するものであるが、コンパクトな一冊本として編集されていることに特徴がある。
●京都名所案内図会 正・附録 石田旭山[編] 明治二〇年 正宝堂発行
本書は明治一四年(一八八一)に乾・坤二巻本で初版が刊行された同名の名所案内図会の改訂版である。豊富な銅版画が用いられた名所案内と、京都における名山、名桜の一覧や七福神巡り、文人、書家、そしてさまざまな職業人の名鑑が収められた附録からなる。地誌書・地方誌としての名所図会の特徴もよく表している。