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近代台湾都市案内集成 第11巻 台湾の旅/台湾旅行の栞/趣味の台湾

シリーズ・近代アジアの都市と日本
近代台湾都市案内集成 第11巻 台湾の旅/台湾旅行の栞/趣味の台湾

定価19,800円(本体18,000円) 
ISBN 978-4-8433-4243-5
刊行年月 2014年02月

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本書の内容

●台湾の旅 台湾教育会(1927年)
冒頭の例言で、昭和2年11月、台北で開かれた全国師範学校長会議の台湾視察の参考資料として編まれたことが記される。視察目的に即して綴られるが、一般にも相当役立つものを目指したとも書かれ、主要都市の地図も附す。役立つ工夫が凝らされた旅行ガイド。
●台湾旅行の栞  宮前嘉久蔵(1934年・東西旅行案内所)
「本書は台湾が如何に天恵に富み、久住の地として好個であるかと云ふ事を内地の人々に知らす事と台湾旅行者の便に供する目的で発刊した」と、はしがきで述べる。気候など基本的な説明から、「台湾一周日程」やそのモデルケースなどを明示する。昭和初期にはすでに日本本土からの台湾への観光コースが確立していたことが分かる。  
●趣味の台湾  宮川次郎(1941年・日本旅行協会台湾支部)
著者は台湾では著名なジャーナリストで趣味人としても知られる。序で、「本書は趣味より観たる台湾で、未だ曾て試みられなかった新形式の台湾紹介」であり、「趣味的角度より観る時は、如何に親しむ可く、如何に愛す可き郷土であるか」という。台湾の玩具、料理、文化等についての珍しいエッセイ。