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東アジア近代史 第29号
定価2,750円(本体2,500円)
ISBN 978-4-8433-6994-4 C3020
刊行年月 2025年06月
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本書の内容
《特集》近代東アジア空間の形成と台湾出兵
『東アジア近代史』第二九号(二〇二五・六)目次
《特集》近代東アジア空間の形成と台湾出兵
趣旨説明
松金公正
台湾出兵の歴史空間への西欧世界からの「参画者」
―ルジャンドル、ハウス、ボワソナードをめぐる試論―
春山明哲
一八七四年台湾出兵の概要
―国内の動向を中心として―
後藤新
各国的書、不能無相矛盾之処
―「牡丹社事件」交渉(一八七二-七四年)における日清の論拠についての検証―
望月直人
日本の台湾出兵に対するイギリス政府の反応
鈴木悠
一八七二(明治五)年、一八七三(明治六)年における日本政府内の「征韓論」と「征台論」
大島明子
琉球沖縄史の記述にみる「台湾事件」「台湾出兵」
大里知子
一八七三年総理衙門「化外」発言の再検討
羽根次郎
台湾の先住民族からみる日本の台湾出兵/〈牡丹社事件〉
宮岡真央子
《歴史資料セッション》
歴史資料としての音源
趣旨文とセッション概要
長谷川怜
オーラルヒストリーで伝えたい「思い」
―証言映像の収録を通して―
木龍克己
歴史資料としての音源
―活用への展望と課題―
長谷川怜
《独立論文》
第一次大戦期の北海道産の鉄道用枕木の対中国輸出について
―近代北海道と中国市場との関係―
須藤浩司
《研究ノート》
大日本帝国憲法における [the people] [SUBJECTS] [State]と国土・国民・地方制度の消滅
白木澤涼子
《書評》
吉井文美著『日本の中国占領地支配―イギリス権益との攻防と在来秩序』
矢野真太郎
《活動報告》
《予告》二〇二五年度第三〇回東アジア近代史学会研究大会