HUGたいそう
定価2,970円(本体2,700円)
ISBN 978-4-8433-6972-2 C0075
刊行年月 2025年06月(予定)
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本書の内容
HUGたいそうというスキンシップたいそうを通して、どんなじぶんでもOK!他の人と違ってもOK!ということを知ろう。
『HUGたいそう』は下記のような活動を行います。
・体の部位の名前を声に出し、確認する
・自分のさまざまな感情を認める
・「OK!」「やだー!」と大きな声を出して言う
・ほかの人の心臓の音を確認する
・ほかの人の体に触るときに同意を取ること
・自分を守るために、ハグを断ってもいいこと
・指、片手、両手、肩など段階的に、さまざまな
方法で触れ合う
『HUGたいそう』は、学校での学びの中では、特に、体育と性教育に深く関わっています。
小中高の保健体育科「体ほぐしの運動」の単元では,心と体の変化に気付き、みんなで関わり合うことが目標として掲げられています。
体を動かすと気持ちに変化があることや,身体を動かすと心臓の鼓動が早くなったりすることなどを学びます。
また、さまざまな方法で相手と触れ合うことで、人それぞれに身体の違いがあることを知り、違いを認め合い、仲よく協力したり助け合ったりして行う活動を実践します。
ユネスコ「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、8歳までの学習目標として「からだの権利」が掲
げられています。誰もが、自分の体について、誰が、どこに、どのような方法で触れることができるのかを
決める権利を持っているということを学びます。
「ハグしよう」と言われたときに、断ったり代案を出したりしてもいい、誰かとハグをしたいときは必ず同意を
とる、ということ実践をしながら学びます。
これらに加えて、『HUGたいそう』の参加者の写真と自己紹介文を通して、さまざまな家族の形があること、さまざまな友情があること、目に見えない障害や違いがあること、HIVはハグで感染しないことなどを学ぶことができます。
目次
収録内容
・準備体操(じぶんをさわろう、ドキドキを探そう)
・ポーズ(OK!、やだぁー!、うっふん)
・ひとりでハグ(キモちEハグ、もーそーハグ)
・2人でハグ(ハイタッチ、握手、ハートハグ…)
・大勢でハグ(サンドイッチハグ、地球ハグ…)
・クールダウン(もう一度じぶんをさわろう…)
・HUGたいそう体験者のコメント
・精神科医 椿佳那子先生による推薦文
・参加者のプロフィール
・おすすめ書籍 などなど盛りだくさん