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動物のことばがわかる本

動物のことばがわかる本

[作] ドクター・ニック・クランプトン [イラスト] エイドリアン・バーマン

定価3,520円(本体3,200円) 
ISBN 978-4-8433-6960-9 C0045
B5判変型/上製 カバー装/オールカラー/116頁
刊行年月 2025年04月(予定)

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本書の内容

役立つ表現をおぼえて動物たちの国へ冒険に出かけよう!

●ネコの鳴き声の意味を知りたいと思ったことはない?
●イルカ同士がなにを話しているのか、考えたことはない?
●カバの群れのおしゃべりは、気にならない?

この1冊があればだいじょうぶ! めちゃくちゃにたのしいこの本で、さまざまな動物たちのことばやコミュニケーションを理解する方法を、ドクター・ニック・クランプトンが教えてくれる。いろいろな動物たちの鳴き声、点滅する光、ポンポン、トントンとならす音、けたたましい騒ぎや、雷 のように響く声―この本を読めば、その意味がわかるよ。

目次

1.れい長類のことば
2.家ちくのことば
3.こん虫やクモのことば
4.水の動物のことば
5.野生動物のことば
6.空を飛ぶ動物のことば

動物はとてもおしゃべり
 きみの家にいるネコの鳴き声の意味を考えたことがあるかな? ホタルがぴかぴかしているのもなんの合図かと思うよね? そこで、ぼくがなぞ解きの手伝いをしようと思う……。
 ぼくは長いあいだ動物の研究をしてきて、ほんとうにおどろかされるコミュニケーションのかたちを知ることになった。この本には、キュッと音を出す毛虫からふがふがするヤギにゴロゴロいうネコまで、そんなぼくのお気に入りを集めてみた。
 動物たちがコミュニケーションをとる理由はさまざまだ。食べものがほしい、またはなかよくしたいというときもあれば、なわばりを守ったり結こんの相手を見つけたりするときもある。動物たちのことばの使い方はぼくたちとはちがっていて、音、動きやにおいで伝えようとすることがじつによくある。
 いっしょに動物たちの世界をめぐる旅に出かけよう。ニワトリとおしゃべりし、ゴリラとうわさ話をし、イヌと議論をかわす方法を学べるはずだ。どのページにも、ぼくがこれまでに出会った、動物たちの出すすてきな音をならべてみた。意味もいっしょにね。きみもその音を出してみてはどうだろう? きみの中にもある野性と出会うために。動物たちが音だけではなく、体を動かしたりゆすったりすることでコミュニケーションをとるときの意味もくわえた。何をいうかではなく、どのようにしていうかが重要なときがあるからね!

ドクター・ニック

●作者プロフィール 
ドクター・ニック・クランプトン

ロンドン出身の動物学者で、子どもむけの本も書いている。ケンブリッジ大学の博士課程のころ、最初の子どもむけの本を書いた後、BBCナチュラル・ヒストリー・ユニット(※イギリスの公共放送局であるBBCの一部門。世界最高レベルの自然関連番組を制作する)で研究者として働きながら、作家活動も続ける。現在は、ロンドン自然史博物館に勤務している。仲間の科学者たちや、ひっそりと保管されている貴重な標本から日々しげきをうけている。パートナーが飼っているコリー犬のアイラと遊ぶのが大好き。いまお気に入りの生きものはサメ(来週にはかわっているかもしれないけどね……)。