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シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第2回配本 鉄道旅行案内書の誕生 全7巻

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第2回配本 鉄道旅行案内書の誕生 全7巻

揃定価182,600円(揃本体166,000円) 
ISBN 978-4-8433-4554-2
刊行年月 2014年05月

本書の内容

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第5巻 大日本道中記大全 駅逓明鑑 旅行必携/大日本汽車名所 独案内/大日本汽車旅行名所図絵 姫路より東京間/山陽鉄道旅客案内 一名山陽道名所図絵

刊行年月 2014年05月 定価25,300円 (本体23,000円) IISBN978-4-8433-4555-9

●大日本道中記大全 駅逓明鑑 旅行必携 岡大次郎[編] 明治一六年 求古堂発行
江戸時代に数多く出版された道中記の形式を引き継ぐ「近代の道中記」である。本書には近世以来の街道と宿場に加えて、東京・横浜間、上野・熊谷間などの鉄道や、利根川蒸気船、東京馬車鉄道のような新しい時代の交通機関が記されている。近世の道中記から近代の鉄道旅行案内書へと移り変わる過渡期の旅行案内書として貴重な一冊である。
●大日本汽車名所 独案内 樋口正三郎[編] 明治二二年 忠雅堂発行
本書はわずか一六ページの小冊子であるが、日本における最初期の鉄道旅行案内書であると考えられる。明治二二年に開業した新橋・神戸間の官営の東海道線と,私鉄の山陽鉄道ならびに日本鉄道の沿線が描かれている。本書もまた近世の道中記の形式が引き継がれている。
●大日本汽車旅行名所図絵 姫路より東京間 木戸篤敬[編] 明治二三年 二書房発行
日本における最初期の鉄道旅行案内書であり、その内容はたいへん充実している。鉄道線と近世以来の街道が併記された全二〇〇ページ余りにわたる行程図と、数多くの挿絵が特徴的である。また本文中には大阪、京都、東京の三都市についての詳細な旅行案内も附されている。
●山陽鉄道旅客案内 一名山陽道名所図絵 山陽鉄道会社運輸課[編] 明治二四年 図書出版会社発行
本書は、私鉄の鉄道会社による自社沿線の旅行案内書である。山陽鉄道会社は明治二一年に兵庫・明石間の鉄道線を開業し、『山陽鉄道旅客案内』(明治二二年)を出版した。本書は、鉄道線が神戸・尾道間へと延長されたことに伴い、大幅に改訂され出版されたものである。

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第6巻 全国鉄道賃金名所旧跡案内

刊行年月 2014年05月 定価26,400円 (本体24,000円) IISBN978-4-8433-4556-6

●全国鉄道賃金名所旧跡案内 林荘太郎[編] 明治二七年 林荘太郎発行 
明治二〇年代後半になると、文字通り全国を網羅した鉄道旅行案内書が登場する。本書では、全国の鉄道沿線が広範囲にわたって一冊に収められており、官営の東海道線をはじめ、山陽鉄道、讃岐鉄道、九州鉄道、大阪鉄道、関西鉄道、日本鉄道などの私鉄鉄道線がとりあげられている。

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第7巻 全国鉄道名所案内 上・下

刊行年月 2014年05月 定価31,900円 (本体29,000円) IISBN978-4-8433-4557-3

●全国鉄道名所案内 上・下  野崎左文[著] 明治二八年 巌々堂発行 
『日本名勝地誌』の著者でもある野崎左文は、明治二五年に『東海東山 漫遊案内』を、翌明治二六年には『東海東山畿内山陽 漫遊案内』を著しており、本書はこれらを鉄道旅行案内書 として再編集したものである。上下二編からなる本書によって、日本全国の鉄道線がほぼ網羅されている。

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第8巻 鉄道作業局線路案内 東海道線北陸線及中央西線

刊行年月 2014年05月 定価30,800円 (本体28,000円) IISBN978-4-8433-4558-0

●鉄道作業局線路案内 東海道線北陸線及中央西線 鉄道作業局運輸部[編] 明治三八年 鉄道作業局運輸部発行
かつての日本国有鉄道(現在のJR各社)の前身となる官設鉄道によって刊行された最初の鉄道旅行案内書である。東海道線、横須賀線、中央西線、北陸線などの沿線旅行案内書として充実した内容を持っている。明治三〇年代以降になると旅行案内書にも写真が多用されるが、本書にも挿絵風の写真が数多く含まれている。

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第9巻 鉄道旅行案内(鉄道院編・大正7年)

刊行年月 2014年05月 定価26,400円 (本体24,000円) IISBN978-4-8433-4559-7

●鉄道旅行案内 鉄道院[編] 大正七年 鉄道院発行 
明治三九年の鉄道国有法によって多くの私鉄が官設鉄道に一元化され、鉄道院(明治四一年設置)からは全国の鉄道旅行案内書が刊行されはじめた。本書は、大正四年に刊行された『鉄道旅行案内』の改訂版で、多くの都市図に加えて美しい多色刷りの挿絵や彩色写真がちりばめられた完成度の高い鉄道旅行案内書である。

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第10巻 鉄道旅行案内(鉄道省編・大正13年)

刊行年月 2014年05月 定価17,600円 (本体16,000円) IISBN978-4-8433-4560-3

●鉄道旅行案内 鉄道省[編] 大正一三年 鉄道省発行
大正九年に鉄道院は鉄道省へと昇格し、『鉄道旅行案内』はその趣を大きく変えた。判型は横帳となり、吉田初三郎による多色刷りの沿線図と挿絵(第一一巻にオールカラーで一括収録)が多数盛り込まれたのである。名所図会や道中記の伝統が復活したようなユニークな旅行案内書である。本書は大正一〇年に刊行された『鉄道旅行案内』の改訂版である。

シリーズ 明治・大正の旅行 第1期 旅行案内書集成 第11巻 鉄道旅行案内 鳥瞰図(鉄道省編・大正13年)(カラー版)

刊行年月 2014年05月 定価24,200円 (本体22,000円) IISBN978-4-8433-4578-8

●鉄道旅行案内 鳥瞰図 鉄道省[編] 大正一三年 鉄道省発行 
吉田初三郎による多色刷りの沿線図と挿絵をオールカラーで一括収録。第一〇巻収録の本文との対照ができるよう工夫した。