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江戸尾張文人交流録 ―芭蕉・宣長・馬琴・北斎・一九―

ゆまに学芸選書ULULA 3
江戸尾張文人交流録 ―芭蕉・宣長・馬琴・北斎・一九―

[著] 青木健

定価1,980円(本体1,800円) 
ISBN 978-4-8433-3613-7 C1391
四六判/上製カバー装
刊行年月 2011年09月

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本書の内容

江戸時代の代表的文人たちは、尾張名古屋の歴史とどう関わりあったのか。東海地方と江戸の交流をたどる。「ゆまに学芸選書ULULA2 新・倭館 ―鎖国時代の日本人町― 」と同時刊行です。

百万都市江戸、四十万の大阪、二十数万といわれた京都に次いで、十万都市といわれた尾張名古屋は三都に次ぐ出版の盛んな土地であった。蔦屋重三郎と組んで江戸出店を果たした尾張名古屋の代表的本屋・永楽屋東四郎や、日本一といわれた貸本屋大惣を通して、東海における芭蕉、宣長、馬琴、北斎、一九たちの足跡、歴史を見る。

[著者]
 青木健  詩人・作家・愛知淑徳大学講師

目次

第一章 芭蕉の連衆から
      一、『冬の日』からの出発
      二、『笈の小文』の旅
      三、『更科紀行』と愛弟子・杜國の死
      四、終焉まで

第二章 尾洲本屋・永楽屋東四郎
      一、本居宣長『古事記伝』
      二、滝沢馬琴と貸本屋大惣
      三、北斎漫画
      四、『東海道中膝栗毛』

あとがき

 主要参考文献一覧