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近代日本のセクシュアリティ 第20巻

近代日本のセクシュアリティ 第20巻
異郷と性

定価19,800円(本体18,000円) 
ISBN 978-4-8433-2772-2 C3336
刊行年月 2007年12月

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本書の内容

奥野他見男は明治二二(一八八九)年、石川県生まれ。大正四(一九一五)年にデビューし一世を風靡したユーモア作家である。『ハルピン夜話』は「東洋の楽天地」ハルピンの歓楽をなまなましく伝える、「実体験レポート」であり、大ベストセラーとなった。好評を受けて発表された『支那街の一夜』はその前日譚。
 
『ハルピン夜話』大正十二年/潮文閣発行/奥野他見男[著]
【目次から】あゝハルピンよ/一夜千金の歓楽郷/カフエーの女/夜の公園/秘密室/深夜の享楽/夜の一時二時頃/二人の世界/快よき人々/床屋さん/美しき母娘/晩餐の招待/珍らしき話/純ロシアの家庭/恍惚たる美女/一代の豪華/日本の芸者/赤裸々の群れ/左様なら/附録

『支那街の一夜』/大正十二年/潮文閣発行/奥野他見男[著]
【目次から】あゝ驚奇の世界/カフエーで歌う支那娘/舟遊びの艶姿/物凄い泥棒街/支那の吉原見物/喇嘛寺の淫怪/美しい仙境/支那にあるロシア酒場/佳人に戯むるゝ一夜/悲しき栄華の跡よ/女学校参観/小鳥の如く震へる娘/アカシヤの誘惑/赤裸々の女を見るの記/手紙の主/湯崗子の一夜/馬賊に捕はれた人の話/美しき暁の悲劇/小さき訪づれ/歓迎会/名曲の奏でらるゝ所/万感に乱れて/船室の物語/波をゆくエピソード/総てよ、左様なら