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近代日本のセクシュアリティ 第6巻

近代日本のセクシュアリティ 第6巻
アンソロジー 明治期の性言説をめぐって

定価13,200円(本体12,000円) 
ISBN 978-4-8433-2148-5 C3336
刊行年月 2006年07月

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本書の内容

明治初年から明治末まで医学雑誌、一般誌に掲載されたセクシュアリティ関連記事論文(本編78編、補遺1編)を集成。造化機論系の言説の形成から、通俗性欲学的言説圏が「性雑誌」と呼ばれる一群を生む前提として、伝統的性欲観「色」「淫」から、ヨーロッパ的「科学的」性観念「性慾」「性」への変遷を跡付ける。8編を収録する鴎外の記事論文からは、明治期のセクシュアリティ全体の中における彼の位置が明らかになるだろう。

【主な収録内容】淫欲抑制剤トシテ「サリシリツク」酸ヲ用フル説/男子陰具の変形/男子生殖器ニ関係セル神経諸病ノ論/手淫ニ耽リタル一少年ノ奇説/■事病ニ沃土保爾母溶液ノ効アル説/処女膜ノ解剖説/■事病ニ於ル一種ノ治法/交媾力衰弱(腎虚)交媾力虚脱及ビ陰萎症ノ説/ほか69編