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坂口安吾論集2 安吾からの挑戦状
定価3,080円(本体2,800円)
ISBN 978-4-8433-1566-8 C0095
A5判
刊行年月 2004年11月
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本書の内容
今回は、「安吾とナショナリズム」「安吾とミステリー」という二つの軸を中心に展開。共同討議では、ゲストの推理作家・法月綸太郎氏が、『不連続殺人事件』を縦横無尽に論じる。 また、近年発見された安吾の、エッセイ、対談、アンケート、インタヴューなどの新資料十余篇を、精査な解題とともに収録。安吾ファン必見!
●収録内容●
■松本健一 坂口安吾とナショナリズム
■池田浩士 ナチズムの視線で読む『日本文化私観』
■成田龍一 一九四〇年代の歴史意識と坂口安吾
■〈共同討議〉 法月綸太郎
浅子逸男/押野武志/加藤達彦/武田信明
「坂口安吾とミステリ――法月綸太郎氏に聞く」
■押野武志 安吾と『荒地』派詩人たち
■宮澤隆義 ファルスの詩学―坂口安吾と観念の問題―
■新資料と解題
「現代仏蘭西音楽の話」(曾根博義)
〔『文芸冊子』アンケート〕(七北数人)
「座談会 東京千一夜」「三十分会見記坂口安吾氏の巻」(小林真二)
「貞操について」「名人戦を観て」
「日本野球はプロに非ず」「女優」
「わが待望する宗教(葉書回答)」
「小説と批評について 文学座談会」(時野谷ゆり)
「対談 エロ裁き」「福田恆存の芸術」(槍田良枝)
「伊香保で聞く安吾の自負」(原卓史)
■坂口安吾研究動向―2000年~2004年― 大原祐治
■坂口安吾研究文献目録 大原祐治・鬼頭七美