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近代日本アート・カタログ・コレクション 第7回配本 日本南画院、自由美術家協会/美術創作家協会 全6巻

近代日本アート・カタログ・コレクション 第7回配本 日本南画院、自由美術家協会/美術創作家協会 全6巻

揃定価115,500円(揃本体105,000円) 
ISBN 978-4-8433-1201-8 C3371
A5判/上製/函入
刊行年月 2004年05月

関連情報

本書の内容

■日本南画院(にほんなんがいん)
京都南画界の青年画家研究団体として水田竹圃・河野秋邨・三井飯山らにより、田近竹邨・山田介堂・池田桂仙の三元老を迎え、富岡鉄斎・長尾雨山・内藤湖南を顧問として、大正10年(1921)3月に結成される。まもなく矢野橋村(大阪)・小室翠雲(東京)も参加し、東京・京都・大阪の南画界の提携が成った。「形式格式に拘束されざる真の南画的芸術精神に立脚したる作品」を理想とし、毎年1回展覧会を開催することとした。同年10月に第1回展を京都で開催して以降、昭和11年(1936)の第15回展まで継続したが、同年9月新文展参加問題について分裂、解散を決定した。昭和35年再興、現在に至る。

■自由美術家協会/美術創作家協会(じゆうびじゅつかきょうかい/びじゅつそうさくかきょうかい)
昭和12年(1937)2月、長谷川三郎・浜口陽三・大津田正豊・津田正周・村井正誠・荒井龍男・瑛九、国画会会友を辞した矢橋六郎・山口薫を会員とし「純粋にして積極的なる美術家の大同団結により、各人の芸術の自由なる発展と時代の芸術精神の振興とを期す」ことを掲げ自由美術家協会を創立。第1回展を同年7月に日本美術協会で開催した。昭和15年、戦時色の深まりの中で自由の名が不適当とされ、美術創作家協会と改称、難波田龍起・小野里利信・森芳雄・中村眞等が加わった。戦後旧名に復して、昭和21年に第9回展を開く。昭和25年に抽象系の作家が退会してモダンアート協会を創立、39年麻生三郎ら十数名が退会するに伴い、自由美術協会と改称した。