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新・プロレタリア文学精選集 第19巻 藤森成吉『争ふ二つのもの』昭和8年 日本プロレタリア作家同盟出版部

新・プロレタリア文学精選集 第19巻 藤森成吉『争ふ二つのもの』昭和8年 日本プロレタリア作家同盟出版部

[監修] 浦西和彦 [解説] 黒古一夫

定価7,700円(本体7,000円) 
ISBN 978-4-8433-1198-1 C3393
A5判/上製/函入

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本書の内容

ドイツで活動する赤木は日本から派遣された秦をモスクワへ送り込むため奔走する。ドイツの同志と共に義憤に燃える赤木。ソヴィエトの躍進に目をみはる秦。労働者の現状と希望を活写する一大絵巻。

[著者紹介]
藤森成吉 ふじもり・せいきち 明治25(1892)・8・28~昭和52(1977)・5・26
小説家、劇作家。長野生れ。大正5年東大独法科卒。在学中に発表した『波』(のち『若き日の悩み』と改題)が鈴木三重吉らに認められる。社会主義に傾倒、戯曲に進出し「何が彼女をさうさせたか」(昭和2)は流行語となる。昭和3年ナップ初代委員長就任。戦後は社会運動に奔走。戯曲に「磔茂左衛門」(大正15)、小説に「渡辺崋山」(昭和10)など。