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新・プロレタリア文学精選集 第17巻 阪本勝『戯曲資本論』昭和6年 日本評論社
定価15,400円(本体14,000円)
ISBN 978-4-8433-1196-7 C3393
A5判/上製/函入
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本書の内容
機械が席巻するドイツの織物業。辛苦にもがくロンドンの労働者。資本はいかにして人民から搾取を続けてきたか。メタフィクション、劇中劇を駆使してマルクス『資本論』を戯曲化した特筆すべき奇書!
[著者紹介]
阪本勝 さかもと・まさる 明治32(1899)・10・15~昭和50(1975)・3・22
政治家、作家、評論家。兵庫生れ。大正12年東大経済学部卒。毎日新聞記者などを勤めた後、戯曲「洛陽飢ゆ」(昭和6)を発表。日本労農党より出馬し兵庫県議、衆議院議員となる。戦後は尼崎市長、兵庫県知事を歴任後、兵庫県立近代美術館長。著書に『流氷の記』(昭和44)、『佐伯祐三』(昭和45)、翻訳に林語堂『人生をいかに生きるか』(昭32)など。