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新・プロレタリア文学精選集 第13巻 明石鉄也『失業者の歌』昭和5年 先進社

新・プロレタリア文学精選集 第13巻 明石鉄也『失業者の歌』昭和5年 先進社

[監修] 浦西和彦 [解説] 堀部功夫

定価15,400円(本体14,000円) 
ISBN 978-4-8433-1192-9 C3393
A5判/上製/函入

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本書の内容

大震災の混乱の中、賃金切下げを断行した資本家と、社会への参画に目覚めた虚無主義者俊彦。争議に挑んだ若者達の青春群像「火花と体温表」と、失業者問題を表現主義的に戯曲化した表題作の2篇。

[著者紹介]
明石鉄也 あかし・てつや 明治38(1905)・1・10~昭和44(1969)・1・31
小説家。鳥取生れ。本名永井恭。東大仏文科中退。アナキズム運動に参加の後、左翼芸術同盟の機関誌『左翼芸術』に小説「起重機」「メーデーの歴史」(昭和3)を発表。労働運動に挺身する学生を描く「故郷」(昭和4)が『改造』の懸賞に入選、ナップ派作家として活躍。『鉄の規律』(昭和5)などを刊行後、大衆小説に転じた。他に『川上音二郎』(昭和18)。